シャトー ラ ローズ ベルヴュー / ブライ コート ド ボルドー (フランス)
シャトー ラ ローズ ベルヴュー / ブライ コート ド ボルドー 2016(赤)
VT:2016
生産国:フランス
生産地:ボルドー
葡萄品種:メルロー75、カベルネ ソーヴィニヨン25
コメント【商品説明】:
僕にボルドーワインを教えてくれた先生が良く言ってました「安いボルドーには気をつけろ」と。言いたいことは、ボルドーって書いてあったら作りは適当でもそこそこ売れてしまうんですよってお話です。なので、低価格帯のボルドーの仕入れは今でもとても慎重になります。安いワインには安い理由が、高いワインには高い理由があると思うんですが、こちらのワインの作り手さん、とっても真面目です。お求めやすい価格でありながら、とても似つかわしくないこだわりが見え隠れ。こういうワインが「良いワイン」って事なんだなと思います。一口飲んで、頭に浮かぶのは「お、普通だな」ですが、この値段帯で普通に楽しめるボルドーワインは意外と無いものです。
また、ボルドーは今、急速的に環境問題の改善が進んでいます。将来的には環境認証が取れないシャトーはAOPを名乗ることが出来なくなる所まで制限を設け、地域全体で取り組んでいます。広がりを見せる減農薬や無農薬の流れの中で、いくつかの高級ワインが既に転換を終えているのですが、こちらのローズ ベルヴューの様なカジュアル ラインのワインを産出するシャトーでは、最先端の取り組みとなっています。環境と品質と価格という新しいバランスにチャレンジにするシャトーは、現地でも注目を集めています。
合わせたい料理:肩肘張らないワインですから、お料理も気軽なものを。お勧めは豚汁。豚と味噌の旨みを吸ったゴボウや人参といった根菜類。びっくりするほど良く合います。スモークチーズですとか、香りが良くて軽いおつまみなんかも良さそうです。
アストルさんのボルドーワイン。
吉澤ワイン商店で取り扱うボルドーワインのほとんどは、ボルドー専門インポーターの「アストル」さんから仕入れています。
アストルさんで働く皆さんは根っからのボルドー好き。それもそのはず、ボルドーに住み、ボルドーで学んでいた仲間が、ボルドーの魅力を伝える為に立ち上げた会社です。なので、ボルドーワインに対する愛の深さは、お仕事でワインを取り扱う商社の方とはちょっと異なりますし、何しろ日本に引っ張ってくるワインのセレクトが素敵で尚且つ美味しい。
現地で深く掘り下げた人脈は、生産者だけでなくボルドーワインの取扱いに於ける最重要ファクターのネゴス(仲買いのネゴシアン)にまで及び、星の数以上のボルドーワインの中から一際輝くきら星をセレクトされています。
ボルドー市内の「レクスキ」という日本人シェフのレストラン(https://www.restaurantlexquisbordeaux.fr/ja/)と、神保町で「レピック」というボルドーワインバー(http://www.lepique.jp/)もやっています。私がボルドーにいった時も名だたるシャトーにヴィジットのアポイントを取って頂き、公私ともに大変お世話になっています。もう、アストルさんのワインは全部仕入れちゃいたいくらいなのですが、セラーの容量をお財布の都合で我慢我慢。
数が多すぎ、ラベルで内容が分かりにくい、安いものにはハズレがある、輸入経路によっては劣化している、同じシャトーで同じヴィンテージなのに値段がまちまちなど、市場の需要が高くクラシックであるが故に購入時に二の足を踏んでしまう要素が多いボルドーワインですが、「アストルさんの輸入しているものから選ぶ」って事が取り急ぎの道しるべになるって事は、自信を持ってお伝えできます。アストルさんの手を離れた後、ワインショップさんの保管状態が良くなかった場合を除いては。
Specialiste en Vins de Bordeaux
ボルドーの魅力、それは王道であること
↑毎月届くアストルさんのカタログのタイトルが大好きです。アストルさんの進む道が王道になる日は、そう遠くないのかもしれません。
アストルさん輸入のワインはこちらのボタンでも。
以下、輸入元コメントです。
【ARTISAN BORDEAUX:アルティザン・ボルドー】 とは
「貴族・大規模生産」のイメージや「格付・銘柄」に傾倒しがちなボルドーにあって、『オーナー自ら畑を耕し、ワイン造りを行い、真摯にテロワールを表現するこだわりの小規模生産者』を、アストルスタッフが体感して表現した標語です。弊社ではこうした小規模生産者達にスポットを当て、”クリュ・アルティザン” への加盟の有無を問わず、独自の視点でボルドー各地の優良生産者を発掘しご紹介して参ります。
Château La Rose Bellevue Rouge
ブライの北サン・パレのコミューンにあるシャトー・ラ・ローズ・ベルヴューは4世代続くエイマス家のジェロームとヴァレリーの夫妻で運営しています。
オーストラリアやシャンパーニュ、ローヌ地方で研鑽を積んできたジェローム氏は、代々受け継いだボルドーの伝統に新しい風を吹き込み、近年、評価本「ギ・ド・アシェット」でも掲載の常連になっており、ブライの中でも注目されるシャトーになっています。
シャトー・ラ・ローズ・ベルヴュ・ルージュはメルロ種をメインに使ったスタンダードキュヴェの赤ワインです。
リュット・レゾネを実践した畑から収穫されたブドウは厳しい選果をし、ドライアイスを使用するなど一貫して酸化を防ぐ努力をしています。
甘味と酸味の感じられるピュアな果実の風味とほのかなスパイス香が心地良い、和食なども含め日常の料理に合わせやすいボルドールージュです。