ジャン マリー ブズロー / ブルゴーニュ コート ドール (フランス/ブルゴーニュ)

FRR0017017
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ジャン マリー ブズロー / ブルゴーニュ コート ドール 2017 (赤)

(FRR0017017)

VT:2017

生産国:フランス

生産地:ブルゴーニュ

葡萄品種:ピノ ノワール100

コメント【商品説明】:

2017年から呼称スタートの新AOC。

ついに始まりました、ブルゴーニュの新しいAOC「ブルゴーニュ コート ドール」。

様は、これまでの「AOC ブルゴーニュ」と中身は変わらないのですが、シャロネーズなどのワインも「AOC ブルゴーニュ」を名乗る事が出来るので、その差別化といった所でしょうか。

でも、コート ドール(黄金の丘)と書いてあるラベルを見ながらグラスを傾けると、不思議とあの丘の情景が浮かんでくるのはなぜでしょう。

こちらの生産者、ジャン マリー ブズローはフィネスさんが新しく取り扱いを始めた、ムルソーを本拠地とした歴史あるヴィニュロンであり、ドメーヌです。こちらのキュヴェはヴォルネイの村名外の区画、すなわちコート ドールであり、プティ ヴォルネイといった所。土地は平坦ではあるものの、無茶な抽出は行わず、素直なピノとして瓶詰めまで優しく仕上げられます。

 

2017年、特に良いです。

ブルゴーニュの生産者たちが口をそろえて2017年の出来の良さを語ります。「良い年」という価値感は人それぞれ。生産者が「ブルゴーニュらしくなった」と笑顔を見せる理由は、飲めばわかるはず。

芽吹きの健全さ、順調な発育、久しぶりの豊作による収量増、わくわくする果汁の数値、順調な発酵、狙った通り、イメージ通りの仕上がり、風味の厚みを抑えながらも内に秘めた芯の強さ、早い段階から自身の香りが溢れるのを抑えきれない極上の液体に仕上がりました。

だれの評価を気にするでもなく、造りたいものが造れた満足感。それが、笑顔から溢れているのです。良い仕上がりに向かいつつ、霜による収量減に泣いた2016年。その経験を元にリカバリーした達成感もあるでしょう。

でも、造り手は知っています。もっと果実味が出た方が評価する方もいる事を。でも、それは口にしないのがお約束。

 

フィネスさんのワインについて。

ワインって、生産者は概ね「美味しい」状態で出荷するものです。これは、お値段に対してどうかというお話しでは無く、状態としてと言いますか、飲み物としてと言いますか。目玉の飛び出る様なお値段のワインでも、お水よりもお求めやすいワインでも、造り手はその価値には関わらず消費者に「美味しいワイン」を楽しんでもらえたらと想ってワインを造っているはずです。そんなワイン生産地で飲むような、完璧に健全な状態のワインが日本でも楽しめるのが現在の日本のワイン市場。個人的に、その中でも群を抜いて安心感があるのがフィネスさんが輸入したワインです。

例えばですが、現地で同じお値段のワインをフィネスさんと、フィネスさん以外が輸入したワインを比べると、フィネスさんが輸入したワインの方が若干高くなります。その要因として話題になるのが、現地の保管庫から港まで輸送するトラックが定温便かどうかという所。所謂「リーファーコンテナ輸送」とラベルが貼ってあっても、陸路の保証はないんです。もっと言えば、トップページにも書いたように、そもそも論でリーファーコンテナと書いてあっても完全には品質は保証されません。

ヨーロッパで生産されたワインを日本に船で運ぶ時、炎天下の赤道を必ず通ります。その際のコンテナ内の温度変化が大きいと、ワインのポテンシャルの維持は不可能です。美味しかったはずのワインが「美味しくない事もないけど、こんなもんかな」ってなっている時、それは感じられないくらいの微細な劣化の可能性があるのです。

で、結局の所海上で健全に輸送されたかという確認は「飲んでみるしかない」って事になるのですが、フィネスさんは入荷時はもちろん、プレミアムワインにおいても経年変化のテイスティングを徹底し、その品質は業界からも評価されています。

そんなこんなで他の輸入元のワインよりも輸送や検査にコストがかかるので、多少は割高になるのですが、日本でヨーロッパの繊細なワインを楽しもうと思った時に、こんなに心強い存在はありません。フィネスさんの取り扱う生産者が、希少性の高い生産者ばかりであるのもそういった背景があってこそ。

もちろん、フィネスさん以外にも優秀な輸入元はたくさんありますし、吉澤ワイン商店で扱うワインはそういった努力を怠らない皆様から少しずつ分けて頂いているものです。ワインが良質だからこそ、それぞれの輸入元の傾向ですとか、バイヤーさんの好みなどが感じて頂けるのだと思います。そういった目線でワインを味わってみるのも面白いのではないでしょうか。各輸入元のワインは、右にあるサイドバーの「輸入元から探す」からお探しいただけますので、お気に入りのワインに出会ったらぜひチェックしてみてくださいませ。

フィネスさんのワインはこちらのボタンでも。

その他色々ございます

 

以下、輸入元コメントです。

16世紀からムルソーに住んでいるブズロー家は元々は石や樽を作っていてフランス革命後に畑を開墾。10世代以上の長きに渡って葡萄栽培を続けている生産者です。現当主ジャンマリー氏はボーヌの醸造学校を卒業後、アメリカとオーストラリアのワイナリーで研修を行って経験と見識を積み、1994年にドメーヌに参入しました。彼の2人の祖父はそれぞれムルソーとヴォルネーの葡萄栽培家だったので、その畑を引き継いでヴォルネー、ポマール、ボーヌの赤ワインを、ムルソー、ピュリニーの白ワインを造っており、現在は9haの畑を所有しています。
畑は自然環境を尊重して出来るだけ農薬を使わないリュットレゾネ農法。シャルドネは手摘みで収穫後すぐに圧搾してから24時間掛けて低温で澱引き。その後、228ℓの樫樽に移して21℃で数週間アルコール醗酵をし、12ヵ月以上熟成させて軽くフィルターに掛けてから瓶詰します。ピノノワールは手摘み収穫後、選別をしてから100%除梗。琺瑯タンクで低温浸漬して色やアロマを出し、櫂入れをしながらアルコール醗酵を10~14日間行います。熟成は228ℓの樫樽で16~18ヵ月間行い、ノンフィルターで瓶詰します。酵母は白も赤も自然酵母を使用しています。

BOURGOGNE CÔTE D’OR
ピノノワール種100%。ヴォルネー村に位置する「LesLombois(レロンボワ)」の区画の葡萄を使用。葡萄は1990年に植樹されたものが中心で手摘み収穫後、畑と醸造所の選果台で選別してから100%除梗。琺瑯タンクで低温浸漬及びアルコール醗酵を櫂入れをしながら10~14日間行い、旧樽のみの樫樽で16~18ヵ月間熟成しています。ラズベリーのような華やかな赤い果実の香り、色調は淡くフルーティでミネラル豊か。タンニンも繊細で若いうちから飲みやすく、赤身肉、ハムやソーセージ、チーズと共に楽しめます。

(参照:輸入元フィネス「生産者資料」より)

 

※詳しい情報は輸入元のHPをご覧ください。

輸入元:フィネス

http://www.finesse-wine.co.jp/domal/bourgogne/510.html

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい