ドメーヌ トラペ / シャンベルタン グラン クリュ (フランス/ブルゴーニュ)

FRR0025418
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ドメーヌ トラペ / シャンベルタン グラン クリュ 2018(赤)

(FRR0025418)

VT:2018

生産国:フランス

生産地:ブルゴーニュ

葡萄品種:ピノ ノワール100

コメント【商品説明】:

「本物」の品格。

ビオディナミだとか、伝統だとか、色っぽい情報がたくさんある中で、信じるべきは自分の鼻と舌と目。なぜその格が色あせないかは飲めばわかるというもので。

ビオだからトラペのワインが好きだって人は日本にはそんなにいないと思うんですよね。いや、会ったことが無いだけでいるのかな。そもそもビオディナミってワインの調味料なんかじゃなくて、過程と言うか思想と言うか。

ミルクも卵も油もビオですよって生活は日本では不可能ですし、それより大きなポイントはワインのビオとそれ以外のビオはちょっと違っていますよね。

本当に人間だったのかな?って存在のルドルフ シュタイナーの提唱した哲学が……いや、そんな話をしてもワインが美味しくなるはずもないんでやめましょう。そんな事は全てドコカニ置いといて。

何も考えずに飲むほど安いワインでもありませんから、めいいっぱいの期待を込めてグラスを傾けましょう。それでもきっと、トラペ夫妻のワインは裏切りません。

無責任で申し訳ありませんが、コロナ禍でと試飲会に行く事も出来ず私は飲めておりません。数が限られるワインなので我慢しております。下の方にオフィシャルのコメントが出ておりますので、是非そちらもご参考に。

※ご購入はお一人様一本までとさせて頂きます。ご了承ください。

 

フィネスさんのワインについて。

ワインって、生産者は概ね「美味しい」状態で出荷するものです。これは、お値段に対してどうかというお話しでは無く、状態としてと言いますか、飲み物としてと言いますか。目玉の飛び出る様なお値段のワインでも、お水よりもお求めやすいワインでも、造り手はその価値には関わらず消費者に「美味しいワイン」を楽しんでもらえたらと想ってワインを造っているはずです。そんなワイン生産地で飲むような、完璧に健全な状態のワインが日本でも楽しめるのが現在の日本のワイン市場。個人的に、その中でも群を抜いて安心感があるのがフィネスさんが輸入したワインです。

例えばですが、現地で同じお値段のワインをフィネスさんと、フィネスさん以外が輸入したワインを比べると、フィネスさんが輸入したワインの方が若干高くなります。その要因として話題になるのが、現地の保管庫から港まで輸送するトラックが定温便かどうかという所。所謂「リーファーコンテナ輸送」とラベルが貼ってあっても、陸路の保証はないんです。もっと言えば、トップページにも書いたように、そもそも論でリーファーコンテナと書いてあっても完全には品質は保証されません。

ヨーロッパで生産されたワインを日本に船で運ぶ時、炎天下の赤道を必ず通ります。その際のコンテナ内の温度変化が大きいと、ワインのポテンシャルの維持は不可能です。美味しかったはずのワインが「美味しくない事もないけど、こんなもんかな」ってなっている時、それは感じられないくらいの微細な劣化の可能性があるのです。

で、結局の所海上で健全に輸送されたかという確認は「飲んでみるしかない」って事になるのですが、フィネスさんは入荷時はもちろん、プレミアムワインにおいても経年変化のテイスティングを徹底し、その品質は業界からも評価されています。

そんなこんなで他の輸入元のワインよりも輸送や検査にコストがかかるので、多少は割高になるのですが、日本でヨーロッパの繊細なワインを楽しもうと思った時に、こんなに心強い存在はありません。フィネスさんの取り扱う生産者が、希少性の高い生産者ばかりであるのもそういった背景があってこそ。

もちろん、フィネスさん以外にも優秀な輸入元はたくさんありますし、吉澤ワイン商店で扱うワインはそういった努力を怠らない皆様から少しずつ分けて頂いているものです。ワインが良質だからこそ、それぞれの輸入元の傾向ですとか、バイヤーさんの好みなどが感じて頂けるのだと思います。そういった目線でワインを味わってみるのも面白いのではないでしょうか。各輸入元のワインは、右にあるサイドバーの「輸入元から探す」からお探しいただけますので、お気に入りのワインに出会ったらぜひチェックしてみてくださいませ。

フィネスさんのワインはこちらのボタンでも。

その他色々ございます

 

以下、輸入元コメントです。

DOMAINE TRAPET PÈRE ET FILS

1868年から6世代にわたってジュヴレシャンベルタンでワイン造りを続けているこのドメーヌは、代々少しずつ畑を増やしていき、現在では13haの畑を所有しています。現当主のジャンルイ氏は物腰柔らかく穏やかな人物ですが、畑の事を語る時は非常に情熱的な一面も見せてくれます。1996年からビオディナミを導入して自然を最大限に尊重したワイン造りを行っています。

畑の手入れはビオディナミで化学肥料や除草剤は一切使用していません。ジャンルイ氏の「ビオディナミにおいて、人間の役割は葡萄が安定して育つように支えてあげることが大事で、畑仕事と選別をしっかりやれば、あとは葡萄が勝手に良いワインになるように働いてくれる。」という言葉の通り、クォーツ(水晶)の粉末を定期的に畑に撒くことで土壌の活性化を促し、植物のエネルギーを引き出して病気に負けない木を育てることを目指しています。葡萄の木の仕立ては片翼式ギュイヨ、コルドンロワイヤルで春に厳しい摘芽を行い、凝縮した葡萄のみ収穫しています。樹齢も高いものが多く、植え付けも1ha当たり約12000株以下にし、収量を抑えることによって品質のレベルを高める努力をしています。

収穫は全て手摘みで行い、畑と醸造所でそれぞれ選別し、醸造所では除梗前の房の状態と除梗後の粒の状態での2度に渡る選別が15人で行われます。除梗率はヴィンテージやアペラシオンによって変わりますが約50%、ステンレスタンクで2~3日間低温浸漬を行い、3~4週間かけてゆっくりアルコール醗酵をさせ、序盤は櫂入れを行って後半は液循環のみに切り替えていきます。空圧式圧搾機でプレスした後にワインは樽へ移され、樫樽で15~18ヵ月熟成されます。新樽率はヴィンテージにもよりますがヴィラージュ物以下は20~30%、1級クラスは40%、特級クラスは50%となっています。

2018年について(生産者コメント)

2018年はとても早熟な年で近年では2003年、もっと過去では8月25日から収穫を始めた1893年などがある。2017年の収穫以降しばらくは良い天気が続いていたが、11月中旬ごろから徐々に雲が増え始め、翌年の3月末までは2日に1回のペースで雨が降っていた。4月を過ぎると急速に天候は回復し、葡萄の成長も早まっていった。5月末に少し雨が降ってベト病も発生したが大した被害にはならず、6月以降は収穫まで暑く乾燥した日が続いた。乾燥による水不足も心配されたが春先に降った雨が地中に十分確保されていたので大きな問題にはならず、9月初旬には種や梗も良く熟した素晴らしい葡萄を収穫することが出来た。シャンベルタンなど一部のワインは全房醗酵にし、梗のおかげで小さな葡萄の粒が潰れてしまわないようにしてきめ細やかなストラクチャーと気品をワインに与えるようにした。

CHAMBERTIN GRAND CRU

ピノ ノワール種100%。所有面積は約2haでそのうち約1haを馬で耕作しています。1957~64年に植えた区画と1912年に植えられた1番古い木のある区画、その他に1945年、1985年、1992年に植えられた区画が3つに分かれており、土壌は泥灰土や粘土石灰質です。太陽のようなシャペル シャンベルタンと大地のようなラトリシエール シャンベルタンの両方の要素を持っており、骨格がしっかりしていて様々な要素が凝縮していますが、10年以上経たないとその真価を見ることは出来ません。

 

 

(参照:輸入元フィネス「生産者資料」より)

 

輸入元:フィネス 

詳しくはこちらから輸入元HPでご確認いただけます。

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