シャトー ブリエット / ムーリ ザン メドック 2004 (フランス/ボルドー)
シャトー ブリエット / ムーリ ザン メドック 2004(赤)
VT:2004
生産国:フランス
生産地:ボルドー
葡萄品種:メルロ54、カベルネ・ソーヴィニョン35、カベルネ フラン7、プティ・ヴェルド4
コメント【商品説明】:
20年ものの、そこそこのムーリ。
近年のムーリと言えば、シャス スプリーンの独壇場の様な雰囲気になってはいますが、隠れた銘醸を探すってのも、ここいらの地域のワインの楽しみ方だと思ってます。
なかなかこの年代のムーリも見かけないですよね。
このヴィンテージでこのお値段ですし、そもそものお値段として、そこまで高級感のあるワインを作っていた訳ではなかったでしょうから、そこまで過剰に期待はなさいませんように。
ただ、20年の時を経て、たとえばようやく一緒にワインを飲めるようになった方と一緒に飲むのには十分な魅力を兼ね備えているのですよね。
アストルさんのボルドーワイン。
吉澤ワイン商店で取り扱うボルドーワインのほとんどは、ボルドー専門インポーターの「アストル」さんから仕入れています。
アストルさんで働く皆さんは根っからのボルドー好き。それもそのはず、ボルドーに住み、ボルドーで学んでいた仲間が、ボルドーの魅力を伝える為に立ち上げた会社です。なので、ボルドーワインに対する愛の深さは、お仕事でワインを取り扱う商社の方とはちょっと異なりますし、何しろ日本に引っ張ってくるワインのセレクトが素敵で尚且つ美味しい。
現地で深く掘り下げた人脈は、生産者だけでなくボルドーワインの取扱いに於ける最重要ファクターのネゴス(仲買いのネゴシアン)にまで及び、星の数以上のボルドーワインの中から一際輝くきら星をセレクトされています。
ボルドー市内の「レクスキ」という日本人シェフのレストラン(https://www.restaurantlexquisbordeaux.fr/ja/)と、神保町で「レピック」というボルドーワインバー(http://www.lepique.jp/)もやっています。私がボルドーにいった時も名だたるシャトーにヴィジットのアポイントを取って頂き、公私ともに大変お世話になっています。もう、アストルさんのワインは全部仕入れちゃいたいくらいなのですが、セラーの容量をお財布の都合で我慢我慢。
数が多すぎ、ラベルで内容が分かりにくい、安いものにはハズレがある、輸入経路によっては劣化している、同じシャトーで同じヴィンテージなのに値段がまちまちなど、市場の需要が高くクラシックであるが故に購入時に二の足を踏んでしまう要素が多いボルドーワインですが、「アストルさんの輸入しているものから選ぶ」って事が取り急ぎの道しるべになるって事は、自信を持ってお伝えできます。アストルさんの手を離れた後、ワインショップさんの保管状態が良くなかった場合を除いては。
Specialiste en Vins de Bordeaux
ボルドーの魅力、それは王道であること
↑毎月届くアストルさんのカタログのタイトルが大好きです。アストルさんの進む道が王道になる日は、そう遠くないのかもしれません。
Château Brillette
シャトー・ブリエットは1889年の万国博覧会で金賞を受賞するなど古くから高い評価を得ていたシャトーで、1874年のワインガイド本エディション・フェレでもムーリスを代表する最高の生産者の一つと称され、1932年にはクリュ・ブルジョワ・シュペリウールに格付けされています。
ムーリスの台地の上部に位置するシャトー・ブリエットの畑は、周囲の牧草地や森林とともに管理されており、自然のサイクルが成り立つよう環境を重視したブドウ栽培が行われております。
砂利質土壌にはメルロ種とカベルネ・ソーヴィニョン種を中心に栽培されており、最新技術を取り入れながらもボルドーの伝統製法を遵守したブドウ造りが行われています。細かく管理された区画ごとに醸造、熟成は新樽比率約30%のバリックで12ヵ月熟成されます。
銘醸地ムーリスの伝統と歴史のあるシャトー・ブリエットのエレガントな風味と果実のバランスの整った深みある味わいのまもなく20年を迎える長期熟成2004年です。
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