ラファージュ / レ ザスプル キュヴェ レア 2021 (フランス/その他の地方)
ラファージュ / レ ザスプル キュヴェ レア 2021(赤)
VT:2019
生産国:フランス
生産地:ルーション
葡萄品種:グルナッシュ50、カリニャン30、シラー20
コメント【商品説明】:
ドメーヌのトップキュヴェ。
娘さんの名を冠したドメーヌのトップキュヴェ。人気生産者の渾身の作品がこの価格。
ご来店されたお客様が「濃い赤ありませんか?」という方であれば、このワインの在庫がある限り、僕がその方にお値段問わずお薦めする候補であり続ける事でしょう。美味しいワインも、お値段とのバランスは大切ですから。
ソムリエの駆け込み寺、ドメーヌ ラファージュ。
「この人、なんでこんなに美味しいワインをこんなに安く作れちゃうんだろう?」彼のワインを始めて飲んだソムリエが、まず最初に考えるのはそんな所。
ワインどんどん値上がりしていますね。いや、ワイン以外だってすべてのモノが値上がりしていますね。そんな時のソムリエの駆け込み寺がこちらです。僕も迷わずまっしぐら。
ワインリストにラファージュのワインが並んでいれば、そのワインリストが素晴らしいものだって事は疑う余地もございませんが、プライベートで訪れていたソムリエは、心の奥底で「良いんだけど、ラファージュ頼みはずるくない?」ってちょっと思っちゃったりもしてですね。
フランスでこの値段でこの濃さを出せる人、そうそういないんですよね。しかもこの品種の組み合わせでアルコール14.5%まで上がっちゃったりして。彼、アッサンブラーッジュの魔術師なんて呼ばれてはいますが、これはもう魔術というよりは、もはや錬金術の類なのではないかと。
このご時世では棚の充実の為にも背に腹は代えられず……ラファージュさん!よろしくお願いします!
以下、輸入元コメントです。
Jean Marc Lafage
ジャン・マルク・ラファージュ氏は、フランスのモンペリエ大学にて醸造学を専攻し、在学中に生涯の伴侶、エリアンヌ氏に出会いました。彼女もまたワインの醸造学を学んでおり、卒業後、二人は世界中の様々な場所で醸造に携わることになります。辛口評論家として知られるジャンシス・ロビンソン氏が高く評価した、「レイシス1」は彼の醸造コンサルタント時代に生み出されました。36歳でドメーヌを引き継いでからは、彼の醸造家としての第二の人生が始まります。コンサルタントをやめ、ルーションのテロワールを自ら表現するワインを造る仕事に専念。
Les Aspres Cuvee Lea
愛娘 レアの名前を冠したトップキュヴェの一つ。レ ザスプルと呼ばれる、ピレネー山脈に限りなく近い標高400mに位置するテロワールより、収穫されたブドウで造られます。土壌は大理石とシスト。細心の注意をはらい手摘みにて収穫。その収穫量は20hl/haです。14ヶ月間、フレンチオークにて樽熟成。
グルナッシュの完熟プラムに、カリニャンの力強さ、シラーのスパイスさが絶妙にバランスのとれた味わい。
輸入元:アズマコーポレーション
【吉澤ワイン商店のこだわり】
① 輸入状態の良いワインだけを販売します。
日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。
くわしくはこちらから。
② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。
当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。
③ 夏場は低温輸送でお届けします。
良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。
くわしくはこちらから。
④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。
細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。
【ワインの幸せだけを考える】
吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。
「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。
ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。
僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。
気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。
そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。
個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。
ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。
「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」
【自分に嘘をつけない様に】
土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。



