ベルナール プリュドン / サン トーバン ル バン 2022 (フランス/ブルゴーニュ)
ベルナール プリュドン / サン トーバン ル バン 2022(赤)
VT:2022
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:ピノ ノワール100
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コート ドールの最後の希望となる可能性もあったりして。
ずっと前からサン トーバン大好きなんですけど!って方には怒られてしまかも知れませんが、お値段は手が出ないほど高騰し、そもそもお金を出しても手に入らないものすらたくさんたくさんになってしまったブルゴーニュ。
一時期、ブルゴーニュで困ったらみんなが駆け込んでいたヌーヴェルさんの新しい流れとして、これまでそこまで注目されてこなかった(価格高騰のレベルが比較的穏やかな)エリアの開拓が進んでいます。
そんなヌーヴェルさんの新規生産者「ベルナール プリュドン」はコート ドールの南側、コート ド ボーヌのサン トーバンの生産者です。
確かに、南のシャルドネ御三家とも言えるムルソー、ピュリニー モンラッシェ、シャサーニュ モンラッシェに隣接していながら、お隣さんの名前が目立ちすぎていて、そこまで注目されてこなかったAOCナンバーワンかも知れません。(サントーバン好きな方、すみません)
お隣のサントネイは御三家とはシャサーニュにしか隣接していないですから、地図上ぱっと見のアドバンテージかなり大きいですよね。いやでも、サントネイが劣るって事は無いので、そういう意味ではサントネイも狙い目ですよね。
サン トーバンもサントネイも村名畑と一級畑が明確に区分けされていますし、ある意味で、飲み手がラベルから品質を読み解くのが容易な、消費者にとってとても優しい存在なのかも知れません。
土地と共に生きる名家の流れ。その土地の名門で研鑽を積んだ6代目当主が、伝統的製法で造るクラシックブルゴーニュ。
「他に手が出ないからサン トーバン」ではなくて、敢えてのサン トーバンとしてお楽しみ頂きたいなと思っております。是非是非。
以下、輸入元コメントです。
Bernard Prudhon
サン・トーバン村に1860年より続く名門のぶどう栽培家で、1976年に5代目ベルナールが継承して自社ビン詰めを開始しました。早2000年には実質ビオロジックのリュット・レゾネ栽培を開始し、サン・トーバンにおける自然派生産者の草分けとなりました。2000年代後半より、同村の「ドメーヌ・マルク・コラン」等での修行を終えた娘のエロディーが参画。長らくお父さんと一緒にワインを造ってきましたが、2023年に正式に継承し、一族初の女性醸造家となりました。
「6世代にわたってこの村を愛し、ぶどう栽培の素晴らしさを受け継いできました。名手として知られた父から教わったことは、ぶどうを完熟させて果実の成分を満開にすることと、土中のミネラルを最大限にぶどうに取り込むことに尽きます。そのためには、長きにわたって無農薬・減農薬栽培が実施されてきたヴィエイユ・ヴィーニュであることが絶対条件となります。9ヘクタールもの古樹畑を遺してくれた先祖と父に深く感謝しつつ、私自身が飲んで心から美味しいと思えるサン・トーバンを造っていきます」。
「ブルゴーニュワインには独自の歴史と文化があります。ブルゴーニュワインの究極の姿は、飲んだ方の頭の中にこの地のぶどう畑の情景が広がるようなワインだと考えています。醸造においても長い年月の中で先人たちが培ってきた本質的・原理的手法を全うし、次の世代にも伝えていきたいと思います。木製開放発酵槽は熱が全体に伝わりやすく、天然酵母による発酵がとても自然に展開されます。また新樽に特有の樽香は、この地のテロワールの明瞭化の妨げになると考えています」。
花束の芳香と深淵なるミネラルの世界。ブルゴーニュ本流を極めた女性醸造家が今に問う、ザ・サン・トーバンです。
Saint-Aubin Le Ban Rouge
0.44ha。粘土石灰質土壌。平均樹齢40年のVV。収量は45hl/ha。木製開放発酵槽でアルコール発酵後、228リットルの樽でマロラクティック発酵&11ヶ月間熟成。
※詳しい情報は輸入元のHPをご覧ください。