ベルナール エ ドミニク マルタン / ペール デ ロシェット (/ロワールフランス)
ベルナール エ ドミニク マルタン / ペール デ ロシェット NV(泡)
- VT:NV
生産国:フランス
生産地:ロワール
葡萄品種:グロ プラン(フォル ブランシュ)70、シャルドネ30
コメント【商品説明】:
酸を楽しむスパークリングです。
ロワールの西の果て「ナント」に根付くグロ プラン。又の名をフォル ブランシュ。酸がかなり強い品種です。
同じ造り手のグロ プラン単一のワインが個人的に大好きで、在庫が少なくなって来たので追加しようと思ったらまさかの品切れ。夏だから、みなさんさっぱりしたのが飲みたいって事でしょうか。
もう少し早く注文しておくんだったと悔しさで視線を落としたその先で見つけ新商品がこちらです。
ミュスカデの聖地として名高いナントでグロ プランのワインを造っているだけでもそこそこ希少なのですが、なんとグロ プラン主体の泡まで造っていたなんて。しかも瓶内二次発酵。瓶内二次発酵させるブドウは、前段の発酵で低いアルコールのワインにしないといけないので、冷涼な地で酸の効いたブドウの収穫が求められますが、その辺の解釈で言うと、確かにグロ プラン間違ってないけど、ホントにそれ造っちゃうんだってのいうのが、最初に目にした時に感じた正直な気持ち。だって、蒸留してコニャックになっても酸が消えない品種ですから。
このワインを見つけて、日本で一番盛り上がっているのが自分なんだろうなと思いつつ、試しに購入した一本の栓を抜きました。
グロ プランの強烈な酸、泡になっても健在。さすがと言うか、お見事と言うか。
それがイコール美味しいって事にはならないのはわかっているんです。でも、この強烈な個性は、一緒に頂くお食事次第では、抜群のフードペアリングを生むことが出来るリーサルウエポンみたいなもので。
脂がポイントになるお料理でしたら、口にのこる油分をワインの酸と、それがもたらす自分の唾液の分解酵素がお口の中をリフレッシュしてくれるでしょうから、ほんとにもう夏バテ知らず。
【レモンの代わりにグロ プラン】時々そんな事吼えてますが、定着する事も無いんだろうなとも思ってます。
ちょっといつもとちがった泡が欲しい時、とっても面白いと思います。
以下、輸入元コメントです。
Bernard et Dominique Martin
パリの南西、ロワール川河口にある都市ナントから車で東に約30分。サンフィアクル・シュル・メーヌ(SAINT-FIACRE SUR MAINE)村にあるドメーヌです。サンフィアクル・シュル・メーヌは家々が集まっている3か所のコミューンからなり、その内の1つにドメーヌがあります。ここはセーヴル川とメーヌ川の間に位置しています。初代は葡萄を売って生計を立てていましたが、1952年にドメーヌを設立しました。現在は3代目のドミニク・マルタンがワイン造りを行っています。彼の父親であるベルナールも、現役で共にワイン造りから販売まで行っています。所有面積は35ha。(グロプランが2ha 、ミュスカデが33ha)土壌は片麻岩がメインです。ミュスカデは1932年~1974年前後に植樹され、3分の1ほどは伝統的な製法のマルコタージュ(取り木)で株を増やしています。マルタンでは古木や病気などで葡萄がダメになった際、その株ごとを新しい苗木を植えるのではなく、約3aごとに改植を行っています。植え替えの際、ミュスカデVV用の区画では植樹から3年で収穫・醸造が可能ですが、モニエール・サンフィアクルの区画では植樹から7年を要します。
Methode Traditionnelle Perles des Rochettes
メトード・トラディショナル(瓶内二次発酵)で造られたグロ・プラン主体のヴァンムスー
ナント地方独自のローカル品種、グロ・プラン種を主体に造られるヴァンムスー。 収量を抑えて手摘みで収穫。メトード・トラディショナル(瓶内二次発酵)で造られ、地下セラーで少なくとも9か月熟成されます。このエリアにはAOPクレマンがないため表記はヴァンムスーになります。グロ・プラン種のフレッシュさと力強い酸にピュアな果実味。きめ細やかな泡と共に長い余韻が続きます。 ドサージュは12gr /リットル、圧力は約7 bar(6.7?7.2)です。