フラ イ モンティ / センプレ イン ドゥエ (イタリア)

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フラ イ モンティ / センプレ イン ドゥエ 2020(白)

(ITB0000820)

ヴィンテージ:2020

生産国:イタリア

生産地:ラツィオ

葡萄品種:マトゥラーノ100

コメント【商品説明】:

オレンジ手前、マセラシオンの白は秋刀魚と是非。

※SO2無添加の為、チルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセル扱いとさせて頂きます。

人生初のマトゥラーノでした。ワインの色はもうオレンジですが、抽出は極浅く白ワインとしての表情が残ります。

これがもう美味しくてですね、やみつきです。試飲をしながらVIVITの方と「これ、秋刀魚ですね」と二人で頷いてしまったほど、秋刀魚にドンピシャ。いや、秋刀魚というか、果皮からのうっすらとしたタンニンが秋刀魚の塩焼きに添えられた大根おろしにまでイメージを膨らませます。しかもですね、醸しているからこその包容力で、秋刀魚の肝のえぐみともぴったりマッチ……。いや、試飲会場に秋刀魚の塩焼きは無かったのですが、丸ごと一匹平らげたぐらいの脳内完結。普通の白ワインではこうはいかないでしょう。

持論としては、秋刀魚や鰯に合わせるワインは熟成して薄くなるか、そもそも凝縮してないカベルネ ソーヴィニヨンか、ガメイが合うって思っていたんですが、軽々とそれを越えていきました。

そうそうこちらの造り手、薄いカベルネも造ってるんですよね。秋刀魚好きなのかな……。

秋刀魚の事しか書かなくて申し訳ないのですが、もちろん他のお料理とも。いや、でも香ばしく焼いた脂ののったお魚がやっぱりいいな。スダチとか絞ったらもう最高です。

数が少なく、お一人様二本までとさせて頂きます。お許しを。

 

以下、輸入元コメントです。

Fra I Monti

生物多様性に満ち溢れたラツィオのナチュラルワイナリー

フラ・イ・モンティは、ローマの南東約 75km にある人口 360 人の小さな村 Terelle テレッレに本拠を置くワイナリーです。造り手である RoccoToti ロッコ・トティは、畑の地主で、テレッレにほど近い町でナチュラワインショップとレストランを経営している友人フランチェスコとベネデットのレオーネ兄弟とパートナーシップを結び、2018年にフラ・イ・モンティを設立しました。

もともとソムリエをしていたロッコは、ワインはセラーではなくブドウ畑で造られるという考えに立ち返り、テロワールを再発見することを目的として、⾧年見捨てられていた、栗の木立に囲まれた古いブドウ畑を復興させてワイナリーを創設しました。畑には、絶滅しかけているラツィオの地場品種 Maturano マトゥラーノや、1800 年前後にナポレオンの兵によってフランスからこの地に持ち込まれたと言われるセミヨン、そしてフィアーノとメルローが栽培されています。栽培面積は 3ha で、表土は粘土とシルト、基盤岩が石灰岩です。畑では化学薬品は一切使用せず、ビオディナミの手法を取り入れたビオロジックで栽培が行われてい
ます。

イタリア語で「山の中」を意味する「フラ・イ・モンティ」の畑は、文字通り山の中にあり、生物多様性に満ち溢れています。ブドウ木の周りには灌木や花、梨の木、クルミ、栗、イチジク、リンゴ、プラム、背の高い草などが生い茂り、野生の自然の魅力と新鮮な空気が残っています。そして枝の間からは小さな山村の景色が見えます。畑には天然肥料とエンドウ豆とミックスハーブを使った緑肥が施され、畑と周辺環境との適切なバランスが維持されています。フラ・イ・モンティの畑は生物多様性に満ち溢れています。

実際、ワイナリーの畑があるラツィオ州のフロジノーネ県からアブルッツオ山脈にまで走るヴァッレ・デ ィ ・ ク ミ ヌ Valle di
Comino(クミヌ渓谷)は並外れた地域であり、全く農薬に汚染されていない場所が点在しています。フラ・イ・モンティのブドウ畑は標高 1669メートルの Monte Cairo カイロ山の東側の渓谷の南東向き斜面の標高 420 メートルの場所にあります。温暖化による気候の変化で、標高の高さはブドウ栽培の障害にはなっていません。造り手のロッコは「私たちは何も変える必要はありません。自然は私たちに果実を与えてくれます。私達はそれを受け取ればいいだけなのです。」と言っています。

フラ・イ・モンティの哲学は、現在の流行を追い求めることではなく、真にテロワールを表現するナチュラルワインを造ることです。それは、人工的な添加物は一切使わない、テロワールを 100%語ってくれるピュアな本物のワイン、全ての人にとって手頃で飲みやすく、複雑さを備えた、喜びを与えてくれるワインです。セラーでは、野生酵母のみによる自発的発酵、アンフォラを用いた熟成など、ビオディナミのアプローチによる醸造を行っています。2018 年が初めてのヴィンテージで、総生産量は僅か 7 千本。ニッチな生産量でありながら、優れた品質とキャッチーなプレゼンテーションで人気が爆発しました。2019 ヴィンテージからはアメリカへの輸出も始まりました。造り手であるロッコはオープンマインドで常に実験的挑戦を続けています。2020 ヴィンテージでは、カベルネ・ソーヴィニョンのキュヴェも醸造。また、標高 1000 メートルに位置する別の区画にピノ・ノワールを植樹しました。上手くいけば数年後にはイタリアで最も高い場所で栽培されるピノ・ノワールに由来するワインが造られます。

 

Sempre in due

ラツィオの地場品種マトゥラーノ 100%の白ワイン
ヴィーノ・ビアンコ
品種:マトゥラーノ 100%
ヴィンテージ:2020 年

醸造:手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。破砕した後、8 日間スキンコンタクト。その後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾して、アンフォラで野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的に発酵させます。SO2 やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵終了後も引き続きアンフォラで、温度管理を行わずに自発的なマロ発酵とシュール・リによる熟成。熟成期間 8 ヶ月。SO2 は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。

2020 ヴィンテージの SO2トータルは 2021 年 6 月時点で 25.6mg /l。アルコール度数は 12.0 度。

味わい:ミディアムの金色の色調。マルメロやリンゴ、洋梨、メロン、黄色い果物などの香り。フルーティで柔らかく、まろやかな口中。爽やかでフレッシュな酸に支えられたエレガントな余韻が心地良いミネラル感とともに⾧く残る。

ワイン名の「センプレ・イン・ドゥエ」とは、イタリア語「常に二人で」という意味です。テニスのタブルスの意味を掛け合わせています。エチケットのイラストは、ロッコとフランチェスコがワインについて議論しているライフシーンです。

エチケットに以下のようなコメントは書かれています。
「ワインは全ての人を喜ばせる必要はありません。しかし、ワインの起源は全ての人に伝えなければなりません。家族の柱である Nonna Civita ノンナ・チヴィタは、良いワインを飲みながら、風景や情熱、そして働く人々の犠牲によって作られた彼女の土地を感じなければならないことを教えてくれました。チヴィタはフラ・イ・モンティのあるテレッレで一生を過ごしました。毎日、土地の価値に思いをはせるために、エチケットのワイン名は彼女に手書きしてもらいました。」

 

輸入元:VIVIT

詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。

http://vivit2012.co.jp/cn7/fraimonti.html

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