バーリョクラトロアリーニ 1875 / パスオット（イタリア）

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バーリョクラトロアリーニ 1875 / パスオット 2016（赤）

(ITR0001916)

VT：2016

生産国：イタリア

生産地：シチリア

葡萄品種：ネロダヴォラ100

コメント【商品説明】：

シチリアのお宝。

日本でもシチリアの「安くて重くて美味しい」赤と言えばのネロダヴォラ種と言われるほどにポピュラーになりましたが、少し売れすぎてしまったのか、低価格帯では凝縮感のない大量生産型のワインが輸入されるようになり、その影を潜めている印象は否めません。

こちらのネロダヴォラ、収穫後にアパッシメントと呼ばれる陰干しの工程を挟み水分を抜き、品種の個性を高める努力を惜しみません。ゆえに、液量が減ってしまうので価格は上がってしまうのですが、どうせネロダヴォラを飲むのならこのピュアな果実味がないと始まらないよねって局地的な期待に応える事が出来るワインとなっております。

アルコールは14.5%。果実味は芳醇であるもののドロっとはしておらず、酸もちゃんと入ってくるところに「シチリア」ってのはやっぱり凄いなって思うのでした。

以下、輸入元コメントです。

BAGLIO CURATOLO ARINI 1875

バーリョ・クラトロ・アリーニは1875年創立のシチリアでは最も古い家族経営のマルサラの造り手です。現在は3代目であるロベルトと、その息子であるセルジオが中心となってワイナリーを運営しております。マルサラの造り手ですが、土着品種を使ったワインの生産にも力を入れており、「土着品種をモダンな味わいでしかも適正価格で世界に通用するワインを造る」という目標を掲げ、コンサルタントには天才醸造家アルベルト・アントニーニを採用しております。アルベルト・アントニーニはアンティノリやフレスコバルディ“カリフォルニア・ワインの父”とも呼ばれるロバート・モンダヴィなど数多くのワイナリーで活躍し現在は醸造コンサルタントとして世界各国を飛び回ります。

ワインアドヴォケイト＃154でも、『マルサラの生産者だが、ネロ・ダヴォラの生産にも努力をしており名前を覚えておく価値のある生産者である。』当ワイナリーのワインメーカーはトスカーナのアルベルト・アントニーニであり、彼の卓越した才能をワインの中に感じることが出来る。と評されております。

畑はマルサラを中心に大まかに分けて5ヶ所を所有。インツォリア、カタラット、グリッロの畑はDOCマルサラのエリア内、ジビッボはシチリアの西側、カンポレアーレより収穫されます。ネロ・ダヴォラの畑は中央シチリアのカルタニセッタとクザティーノに位置します。

バーリョ・クラトロ・アリーニでは上級ラインの「クラトロ・アリーニ」、スタンダードラインの「パッカモーラ」、カジュアルラインの「ボルゴ・セレーネ」と、顧客のニーズに合わせた3つの価格帯のワインを生産しております。