カッチャネミチ / エミリア ロッソ オロス 2021 (イタリア)
カッチャネミチ / エミリア ロッソ オロス 2021(赤)
ヴィンテージ:2021
生産国:イタリア
生産地:エミリア ロマーニャ
葡萄品種:カベルネ ソーヴィニヨン60、カルメネール40
コメント【商品説明】:
【3月から10月はチルド便必須】期間中、常温便でご購入の方には、追加でチルド料金(660円)を計上させていただくか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。ご了承ください。
お一人様2本までの限定です。
抜群の安定感のサン スフルのヴァン ド ソワフ。
重たくは有りません。
ミディアムと言うよりは優しい感じ。カベルネとカルメネールのヴァン ド ソワフ。
これでもかって位に衛生的。これ、なんででしょうねって話したら、
以下、輸入元コメントです。
CACCIANEMICI
ボローニャの食と文化を愛する 3 人の友人によるナチュラルワイン
CACCIANEMICI カッチャネミチは、ボローニャ生まれのボローニャ育ちの 3 人の友人の夢から生まれたナチュラルワインナリーです。レストラン業界や農業食品関連の会社で働き、その後、養蜂家として旅をして、自然なブドウ栽培に情熱を持つようになった Antono アントニオは、エミリア・ロマーニャやプーリアで活躍している友人で醸造家の Walter ワルター、そして同じく友人で人材雇用会社の役員である Giovannij ジョヴァンニとの 3 人で、Sasso Marconi サッソ・マルコーニにある畑とセラーを借りて 2020 年 1 月にカッチャネミチを設立しました。3 人とも植物や動物と密接に繋がった田舎の環境で家族と一緒に暮らし、自然と農業への深い愛情を持っていました。必然的に地元ボローニャで自然に栽培したブドウから自然な方法で造ったボローニャのナチュラルワイン造ること。そして、持続可能な農業を行うためにビオディナミでブドウを栽培することに決めました。カッチャネミチはサッソ・マルコーニのコムーネに本拠を置いています。栽培面積は 3.3 ヘクタールで、グレケット・ジェンティーレ、ピノ・グリージョ、ピコリット、ランブルスコ・グラスパロッサ、バルベーラ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニョン、カルメネールなどを栽培しています。
コッリ・ボロニェージについて
ワイナリーの畑が広がるコッリ・ボロニェージ(ボローニャの丘)には豊かな歴史と伝統、精神が詰まっています。そもそも、昔からこの場所はボローニャの貴族に人気の保養地で、アルベルガティ家、マラスピナ家、カヴァッツァ家 イゾラニ家、カッチャネミチ家などの貴族が休暇を過ごしていました。CACCIANEMICI カッチャネミチとは中世のボローニャで何代にも亘って浮き沈みを繰り返してきた貴族の家名です。このカッチャネミチ家のシンボルがクマでした。
クマはダンテの『神曲』の地獄編にも登場するボローニャを象徴する動物でもあります。ボローニャでは、中世の名門貴族の物語が歴史に刻み込まれているように、カッチャネミチのワインも、それを味わう全ての人々に感情的な印象を残すように、ワイナリーの名前をカッチャネミチ、そしてクマの足跡をイメージしたデザインをワインリーのロゴにしました。
コッリ・ボロニェージは、穏やかな起伏のある丘から険しい岩の多い峡谷まで、対照的な地形が点在し、地元の動物に自然の生息地を提供し、緑豊かな森と太陽が降り注ぐ畑やブドウ畑が数多く混在しています。カッチャネミチでは、情熱とビオディナミによる生物多様性への尊重によって、自然な味わいというオーセンティックで純粋な特徴を備えた、地元ボローニャの土地の物語を語ってくれる表現力豊かなナチュラルワインを造っています。
畑と栽培、醸造について
カッチャネミチのブドウ畑は、アペニン山脈から流れるレノ川、セッタ川、ラヴィーノ川が織りなす峡谷の斜面にあります。標高は 400 メートルで、地質は鮮新世(約 500 万年前から約 258 万年前までの期間)の砂岩土壌です。畑は大きく 4 つの区画に分かれています。3 つの区画は Scopeto と呼ばれる集落にあり、もう 1 つの区画は少し離れたTurrone の集落にあります。Scopeto の 3 つの区画では、伝統と歴史への敬意からグレケット・ジェンティーレ、ピノ・グリージョ、ピコリット、ランブルスコ・グラスパロッサ、バルベーラなどの地場品種を栽培しています。Turrone の区画では実験的精神から、そして未来への挑戦からシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニョン、カルメネールなどの品種を栽培しています。
カッチャネミチではビオディナミによる栽培を行っています。自然界では無駄になるものは何もありません。全てが刻々と変化し、新しい生命を生み出します。カッチャネミチの哲学は自然のサイクルに沿った畑の耕作と、ブドウ畑の注意深い管理を通じて、高品質のビオディナミ農法によるナチュラルワインを消費者に届けるということです。ワイナリーでは全ての畑をビオロジックにすることから始め、植物の成⾧を促進するためにビオディナミを導入しました。
土壌とブドウの木が調和をするためには、動物を成育し、緑肥を行って、自然界の組成を改善することが大切だと考えています。カッチャネミチが遵守する唯一のルールは、全ては自然のサイクルによって決定されるということです。テロワールを理解するには、その必要性とリズム、変容とともに、自然界のバランスを変えないように努めなければなりません。これには忍耐と汗と労力が必要です。常に注意深く畑と周りの自然環境を観察することによって、
将来を見通すために必要なヴィジョンを得ることができます。
それぞれの畑、それぞれのブドウ、それぞれのワイン、それ自体が物語であり、常に何かの発見であるのです。
21 世紀は、地球と植物、果物と人間の間にある繋がりが、今まで以上に率直に明確に理解できるようになった時代ではないでしょうか。アントニオとワルター、ジョヴァンニの 3 人にとってナチュラルワインを造ることは極めて自然なことでした。カッチャネミチでは、植物と動物と微生物の生命を尊重し、生かすために、ブドウ畑でも醸造所でも一切の化学物質は使用しません。手摘みで収穫したブドウを小さな箱で細心の注意を払って醸造所に運び、醸造はブドウに付着している野生酵母で自然に発酵さ、添加物は一切加えず、清澄、濾過も行わず、亜硫酸無添加の完全なナチュラルワインを生産しています。
OLOS
IGT Emilia Rosso エミリア・ロッソ 赤
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 60%、カルメネール 40%
醸造:手摘みで収穫したブドウをステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵させる。全房比率は 15%。発酵の段階から 2 品種をブレンドして醸造。醸造添加物は一切加えずに醸造する。発酵終了後、引き続きステンレスタンクで熟成させ、無清澄・無濾過で瓶
詰め。亜硫酸は瓶詰め時に限り必要最低限のみ添加。
2021 ヴィンテージの収穫日はカルメネールが 9/14、カベルネ・ソーヴィニョンが 9/15 総生産量 4,000 本。2022 年 11 月時点の SO2 トータルは 36mg /l。アルコール度数は 13 度。
味わい:淡いルビーレッド。仁丹、ハッカ、ミント、クランベリーなどの香り。フレッシュで瑞々しい酸がある口中にはブラッドオレンジのニュアンスが感じられる。フィニッシュには甘酸っぱいラズベリーのような旨味が広がる。
OLOS オロスとは哲学用語の『全体論(ホーリズム)』を味する言葉です。ホーリズムとは、あるもの全体は、それの部分の算術的総和以上のものである、とする考えのことです。全体を部分や要素に還元することはできない、すなわち、部分部分をバラバラに理解していても全体を理解することはできない、という考え方です。ビオディナミやブドウ栽培にも同じことが言えるため、このように命名されました。
輸入元:VIVIT
詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。