フラ イ モンティ / ウナ アル ジョルノ 2022 (イタリア)

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フラ イ モンティ / ウナ アル ジョルノ 2022(赤)

(ITR0003822)

ヴィンテージ:2022

生産国:イタリア

生産地:ラツィオ

葡萄品種:メルロー100

コメント【商品説明】:

自分たちが飲みたいワインって事ですかね。

※SO2無添加の為、チルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセル扱いとさせて頂きます。

衝撃的に美味しい白ワインキュヴェの名前にもなっている、93歳のおばあちゃんも現役でワイン造りに参加している彼らが造るワインを飲むと、共通して感じられる要素がありまして、それが自分だったらこういうワインが飲みたいなって事なんですね。

彼らの地元の方の言う、健康のために一日一本ワインを飲もうってのは、個人差(人種差?)もある問題なので必ずしもそれが健康につながるとは思えませんが、彼らのワインには1本飲みたくなる、もしくは1本位なら気が付いたらいつの間にか空いてしまう程スルスルと飲めてしまう程素直な味のワインであることは間違いありません。

ワイン用のブドウの中でも、特にボリュームを出す事が得意なメルローをピュアに仕上げる。

ちゃちゃっと仕上げて、深みが出ていないメルローってのは世の中にたくさんある訳ですが、そうではなくて、丁寧に丁寧に造って、だけど表現したいのはボリュームじゃないんだよねってメルローがこれで、その違いはワインの分析数値としてはあまり変わらない可能性はあるのですが、官能的な要素としては雲泥の違いがあって、そこを感じいようとしなければこのワインはきっと「なにこれ?」ってなってしまうワインなのでしょう。

これ、誰が求めるとかではなく、自分が求めなければ生まれてこないワインなのだと思うんですよね。誰需要とか、そういう事を考えてたら造れないですよね。そんな彼らの表現にご興味ある方、未体験の価値観のワインに「へえ、面白い」と感じていただける方にお楽しみいただけましたら何よりです。

 

以下、輸入元コメントです。

Fra I Monti

生物多様性に満ち溢れたラツィオのナチュラルワイナリー

フラ・イ・モンティは、ローマの南東約 75km にある人口 360 人の小さな村 Terelle テレッレに本拠を置くワイナリーです。造り手である RoccoToti ロッコ・トティは、畑の地主で、テレッレにほど近い町でナチュラワインショップとレストランを経営している友人フランチェスコとベネデットのレオーネ兄弟とパートナーシップを結び、2018年にフラ・イ・モンティを設立しました。

もともとソムリエをしていたロッコは、ワインはセラーではなくブドウ畑で造られるという考えに立ち返り、テロワールを再発見することを目的として、⾧年見捨てられていた、栗の木立に囲まれた古いブドウ畑を復興させてワイナリーを創設しました。畑には、絶滅しかけているラツィオの地場品種 Maturano マトゥラーノや、1800 年前後にナポレオンの兵によってフランスからこの地に持ち込まれたと言われるセミヨン、そしてフィアーノとメルローが栽培されています。栽培面積は 3ha で、表土は粘土とシルト、基盤岩が石灰岩です。畑では化学薬品は一切使用せず、ビオディナミの手法を取り入れたビオロジックで栽培が行われてい
ます。

イタリア語で「山の中」を意味する「フラ・イ・モンティ」の畑は、文字通り山の中にあり、生物多様性に満ち溢れています。ブドウ木の周りには灌木や花、梨の木、クルミ、栗、イチジク、リンゴ、プラム、背の高い草などが生い茂り、野生の自然の魅力と新鮮な空気が残っています。そして枝の間からは小さな山村の景色が見えます。畑には天然肥料とエンドウ豆とミックスハーブを使った緑肥が施され、畑と周辺環境との適切なバランスが維持されています。フラ・イ・モンティの畑は生物多様性に満ち溢れています。

実際、ワイナリーの畑があるラツィオ州のフロジノーネ県からアブルッツオ山脈にまで走るヴァッレ・デ ィ ・ ク ミ ヌ Valle di
Comino(クミヌ渓谷)は並外れた地域であり、全く農薬に汚染されていない場所が点在しています。フラ・イ・モンティのブドウ畑は標高 1669メートルの Monte Cairo カイロ山の東側の渓谷の南東向き斜面の標高 420 メートルの場所にあります。温暖化による気候の変化で、標高の高さはブドウ栽培の障害にはなっていません。造り手のロッコは「私たちは何も変える必要はありません。自然は私たちに果実を与えてくれます。私達はそれを受け取ればいいだけなのです。」と言っています。

フラ・イ・モンティの哲学は、現在の流行を追い求めることではなく、真にテロワールを表現するナチュラルワインを造ることです。それは、人工的な添加物は一切使わない、テロワールを 100%語ってくれるピュアな本物のワイン、全ての人にとって手頃で飲みやすく、複雑さを備えた、喜びを与えてくれるワインです。セラーでは、野生酵母のみによる自発的発酵、アンフォラを用いた熟成など、ビオディナミのアプローチによる醸造を行っています。2018 年が初めてのヴィンテージで、総生産量は僅か 7 千本。ニッチな生産量でありながら、優れた品質とキャッチーなプレゼンテーションで人気が爆発しました。2019 ヴィンテージからはアメリカへの輸出も始まりました。造り手であるロッコはオープンマインドで常に実験的挑戦を続けています。2020 ヴィンテージでは、カベルネ・ソーヴィニョンのキュヴェも醸造。また、標高 1000 メートルに位置する別の区画にピノ・ノワールを植樹しました。上手くいけば数年後にはイタリアで最も高い場所で栽培されるピノ・ノワールに由来するワインが造られます。

 

Una al giorno

エレガントでフレッシュな味わいのメルローのキュヴェ
ヴィーノ・ロッソ
品種:メルロー100%
ヴィンテージ:2021 年

醸造:手摘みで収穫したブドウを一房一房手作業で除梗。20%は全房のまま、オープントップの発酵層で野生酵母のみで温度管理を行わずに自発的にマセラシオン・カルボニック。タンクは開放式のオープントップで、二酸化炭素の注入は行わず、自重で潰れたブドウから出てきた二酸化炭素を利用する。SO2 やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。発酵終了後、手動の小さなバスケットプレスで圧搾。フリーランワインのみをグラスファイバーのタンクに移し、マロ発酵と熟成。SO2 は醸造中も瓶詰め時も無添加。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。

2022 ヴィンテージの SO2 トータルは 2023 年 9 月時点で 28.8mg /l。アルコール度数は 13.5 度。

フラ・イ・モンティでは、ボルドーやボルゲリのような、抽出されていて、暖かく、樽の風味の強いメルローではなく、ピュアなフルーティさのあるメルローを造りたくてこのキュヴェを手掛けたそうです。しかし、可能な限りベジタルな風味が出ないように収穫と醸造を行ったそうです。

ワイン名の Una al giorno ウナ・アル・ジョルノとは、『一日に一本』という意味です。昔から地元の年⾧者達は「一日一本ワインを飲むことは、心と体にとって良いことじゃ。」と言っていました。美味しいワインは私達を幸せにしてくれます。このメルローは、村の年⾧者が言うように「一日一本」飲みたくなるほど、美味しいのでこの名前を付けました。そして、エチケットはユーモアを込めて薬の処方箋のデザインにしました。そこに「一日に一本」と書かれているわけです。

 

輸入元:VIVIT

詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。

http://vivit2012.co.jp/cn7/fraimonti.html

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