クリスチャン ビネール / シ ローズ 2019-2022 (/アルザスフランス)
クリスチャン ビネール / シ ローズ 2019-2022(オレンジ)
VT:2019 & 2020&2021&2022
生産国:フランス
生産地:アルザス
葡萄品種:ゲヴュルツトラミネール65 ピノ グリ35
コメント【商品説明】:
至極のオレンジワイン。
※限定的な商品の為、お一人様1本までとさせて頂きます。
※SO2無添加の為、3月から11月の間はチルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。
力強い葡萄の旨み。アルザスのクリスチャン ビネールの希少キュヴェ【シ ローズ】が入荷しています。
ビオディナミとか、自然派とか、言い方は色々あるかと思いますが、最終的に瓶に詰められて、輸送されて、テーブルの上のグラスに注がれたときに美味しいかどうかって事が重要なんだと思います。その辺を後に回して「自然派だから」「亜硫酸無添加だから」という事がワインの評価に直結してしまっている事は、ワインのお仕事をしている身からすると少し悲しい事です。目の前の絵画が、その作品としてではなく、絵の具の種類や額の素材で評価が決まってしまっているように感じてしまって。
そんな中で、どのワインを選んでいくか。まずは「伝道師」的な人のワインを飲んでみるのはいかがでしょう。流行に左右されず、美味しくなければ評価されないマーケットで長い時間求められ続けているワインにこそ価値があるはずです。
もうひとつ、自然派ワインって飲むタイミングがとても難しい飲み物です。ワインのご機嫌で数年寝かせないと美味しくいただけないものなんかも多いです。その辺を理解して、仕入れていても「まだお勧めできないから寝かせよう」「美味しくなったからそろそろ売ろう」なんて悠長な事をやっている人は少数派。大量に買って、その中から何度かテイスティングしないと販売時期が定まりませんし、何よりコストがかかります。下北沢にそんな事をやってる飲食店もあったりしますが、ご家庭でそれをやるのは至難の業です。
前置きが長くなりましたが、自然派ど真ん中だけど、すぐ飲んでも放置しても美味しく飲める。そんなワインがこちらです。
ヴァン グリと呼ばれる、白ワイン用の葡萄の皮を数十日程度一緒に醸して作るロゼ ワインが有りますが、こちらは更に長く皮と醸したオレンジ ワイン。8ヵ月間醸したワインに、翌年のフレッシュなワインをブレンドし、飲み口もいわゆるオレンジ ワインよりも優しい仕上がり。醸しの期間で赤ワインの様に皮からタンニンの抽出があるので渋みは有りますが、ゲヴェルツもピノ グリもそういったアクセントとは相性の良い葡萄です。洋梨や桃、ネクターあたりまで高まる果実感+タニックで、ピーチ ティの様なニュアンスが楽しめます。
数量は少な目です。すぐに売れてしまったらすいません。なかなか売れなかったら、それはそれである意味ラッキー。
以下、輸入元コメントです。
Christian Binner
アルザスの名門、トップオブビオの神髄
脈々と250年、筋金入りのビオディナミ農家
忘れることが出来ない印象的な香りと厚みとエレガンス
アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaineBinnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。
醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用しておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。
まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCaveの地図で管理されているのです。歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが…)。
Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。看板商品です。アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りました。こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。
Si Rose 19&20&21&22
香りから連想するバラのような=Si Roseと肝硬変=Cirrhoseの発音が似ているためラベルに肝臓も描かれています。ゲヴュルツトラミネールとピノグリを8日間醸した22年を65%、8 ヶ月醸した21年を25%、19年と20年のシローズ10%をアッサンブラージュし熟成しました。オレンジピンク色、マンダリンオレンジやさくらんぼの香り、コクのあるアフターの長い味わいです。
65%は8ヶ月間醸した2022年のシローズ
25%は8ヶ月間醸した2021年のシローズ
10%は2020年と2019年のシローズ
をアッサンブラージュし、フードルで熟成
無濾過・無清澄/瓶詰め:2023年3月
SO2 無添加 トータル:0mg/L