ドメーヌ デュ ポッシブル / コート ド ルーション ダンス アンコール (フランス/その他の地方)

FRB0011218
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ドメーヌ デュ ポッシブル / コート ド ルーション ダンス アンコール 2018(白)

(FRB0011218)

VT:2018

生産国:フランス

生産地:ルーション

葡萄品種:グルナッシュ ブラン、マカブー

コメント【商品説明】:

苦味こそグルナッシュの真骨頂。

店主、ソムリエになる前にはビールのテイスターをやっておりました。25年くらい前、今の様にクラフトビールがお洒落な飲み物として認知される前のお話し。

ビールとワインのテイスティングの仕方は若干異なりまして、ビールのテイスティングの仕様でグルナッシュをテイスティングするとふんわりと苦味を感知します。赤も白も。渋いんじゃなくて苦いです。ホップに比べたら弱く、気にしなければそのまま喉を通り過ぎるくらい。

ワインのテイスティング コメントで「苦い」と言うのはネガティヴな表現になるので、基本的にはスルーします。ワインの教本にもそこを掘り下げるものはありません。

しかしこの、渋み(タンニン)とはまた少し異なる「気にしなければ感じない程度に苦い」という個性は、グルナッシュから造られるワインにとっては最も重要な要素だと個人的には考えます。

「ワインも好きだけどビールも飲むよ」という方ならば、あの喉元を通り過ぎた時の爽快感を良くご存じのはず。ただ、グルナッシュの苦味はそんなに強くは有りませんから【なんとなく爽やか】程度なんですけどね。

で、この苦味と言うのはポップで言うと保存の為の抗酸化要素として添加され、結果的にそれが心地よいのど越しと共に、万能なペアリングを可能にする決め手のファクターとなります。例えば、それを強調しているIPAというスタイルが人気ですが、あれは昔々にイギリス人がインドまで船でビールを送る際に、高温の環境下でも品質を維持できるように通常よりもホップを効かせた結果の延長線。

さて、前置きが長くなりましたがお話をこちらのワインに戻します。

苦いです。しかしそれがとてもポジティヴ。いやじゃないくらい。丁度良く、ブドウのポテンシャルを高めた結果、個性が前面に押し出されている印象です。白だけど、どんなお食事にも合う万能タイプ。白だったらそもそも何にでもあうでしょ?って思いますよね、そこは確かにおっしゃる通り、それを否定までするものではありませんが「食べ合わせとして悪くない」という意味では無くて「組み合わせとして良く合うな」って意味で言えば、意外とそれは限定されるものかもしれません。

そこにブレンドされたマカブーが、とても良いアクセントをつけてくれています。これもこのワインにとって大きな品質決定要因ですが、マガブーについてはマカブー推しのインポーターさんのワインが入荷してますので、そちらのご紹介の時にでも。

エキス的な密度が上がり、複雑さを兼ね備えた上質なワインは、ワインの余韻とお食事の余韻でのマリアージュを可能にします。何か食べて、白ワインで流し込むっていう機能的なマリアージュではなく、それは本質的でおしどり夫婦的なマリアージュ。

 

語れば長く、何も考えなければただただリラックスして飲める、飲んでいてなんとなく美味しいワイン。こういうワインが私は最高に好きです。

 

 

 

以下、輸入元コメントです。

Domaine du Possible

フランスとスペインの境界ルーション地方にあるランサックの町にドメーヌ・デュ・ポッシブルの醸造所はあります。オーナーであるルイック・ルール氏はアルザスのブルノ・シュレールで経験を積みました。

長い間ブドウ園を探していたある日、この土地の山道を彷徨っていたら、青や赤、ラメ入りなどの様々な色をした石が道端に落ちていたそうです。そして顔を上げた瞬間、綺麗に並んでいたカリニャンの畑に一目惚れをしてしまったのです。

ここでワインを造りたいという気持ちが強くなり、彼はすぐに樹齢100年以上のカリニャンの区画を購入したのです。自分の畑を手に入れたものの、ルイックには醸造が出来るカーブもなければ住む家も無い状況でした。仕方なく車内で睡眠を取り、アグリ川で体を洗う生活を送っていました。一刻も早く住む場所を見つけなくてはと焦ったルイックは、ちょうど空き家になっていた協同組合の醸造所を見つけました。

そして2003年、同じ町で自然派ワインを醸造しているドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのエドワード・ラフィット氏と共にこのカーブを購入し、標高400mの山々に広がるぶどう畑で本格的に活動を開始したのです。

同時期に独立したラングロールのエリックと協力してREMISE試飲会組織を立ち上げ、若手生産者たちとの交流も行っています。2.5Haの畑は、片麻岩、複雑に入り組んだシスト、花崗岩など多様な土壌特性を持っており、その複雑さをワインに生かすような「ビオロジック」栽培を行っています。

『僕はナチュラルにブドウを育てています。除草剤や殺虫剤は一切使用しないし、もし何かを撒くとすれば、植物で造った煎じ薬、もしくはボルドー液くらいです。手摘みで収穫を行った後、ブドウを冷蔵室に保管して、ブドウが傷まないように、ポンプは一切使わず、重力でタンクに流します。そして自然酵母でアルコール発酵が始まります。シラー以外は房丸ごと発酵樽に入れます。その方が濃厚な味に仕上がるのです。そしてワインの美味しい成分が逃げてしまわぬようにフィルトラシオンもコラージュもしません。』

蔵元の名前「Possible」とはフランス語で「可能なこと、できるだけ」という意味。
自分の目指すワインに向けて可能な限り突き進むんだ、そうすればできるんだ、という気持ちのあり方を示しています。

 

Danse encore Cotes du Roussillon

ブドウ品種:グルナッシュ・ブラン、マカブー
土壌:泥灰土シスト土壌
醸造:手摘み収穫後、一緒に圧搾、天然酵母、混醸。
熟成:一部をステンレスタンク、一部を樽でアルコール発酵後、そのまま8か月熟成。スーティラージュ4回
濾過・清澄せず。瓶詰め前にSO2を7mg/L添加。フランス語で『もっと踊れ』の意味。
*2018年を最後に2019年からはドメーヌ物としてリリース予定です。

 

ネゴシアン・レンジとなる白ワインで2016年が初リリース。

出会いを大事にするロイックならではのキュヴェ、友人のビオ環境での上質なブドウから造られます。

ルーションの中でも標高が高く厳しい環境となる彼の畑は2006年、2007年、2008年と

三年連続で、ほとんど雨が降らない干ばつの年となってしまい、葡萄がほとんど収穫出来ませんでした。

そのため、ネゴシアン名はEn Attendant la Pluie(雨を待ちながら)と命名されました。

樽を使わずにタンクで果実そのものの表現したような味わい。

香ばしい還元と酸化の同居した香りに乗せて白桃やプリンスメロン、ハチミツ。

粘性を伴わずに液体が水面に波紋を描くように広がり、香りが追いかけてきます。

時間差で現れる果実、花が重なり時間の感覚を見失うような錯覚。

若さ由来のわずかな苦みが余韻の戻り香を引き立てます。

抜けの良い清々しい余韻で今から楽しめるバランス。

酸化熟成に由来する抜栓後の伸びやかさ、果実の生命力は見事で、グラスワインにも非常に使い勝手の良いワインです。

 

輸入元:オルヴォー

http://www.orveaux.co.jp/maker/possible.html

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい