ローラン ブルトゥロー / ブルゴーニュ ブラン スー ラ ロッシュ (フランス/ブルゴーニュ)

FRB0012119
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ローラン ブルトゥロー / ブルゴーニュ スー ラ ロッシュ 2019(白)

(FRB0012119)

ヴィンテージ:2019

生産国:フランス

生産地:ブルゴーニュ

葡萄品種:シャルドネ 90、ピノ ブラン 5、ピノ ブーロ 5

コメント【商品説明】:

※数量限定の為、お一人様二本までとさせて頂きます。

安くて美味しいブルゴーニュを追い求め、VIVITさんが向かった先はシャロネーズ。まだ日本に紹介されていない、こだわりのある生産者がいないかと狙ったエリアで出会った生産者がこちらです。その嗅覚たるやってとこですよね。

「小規模生産者って、手抜きをしないですよね」と語るVIVITさんが紹介してくれる「オーナー自身の目が届く範囲で丁寧に愛情込めて造られるワイン」は、とても素直な味わいです。

こちらのキュヴェは、3品種の混植混醸になります。畑の中に一緒に植えて、自然交配を促すスタイル。聞きなれないピノ ブーロという品種、ピノ グリをそう呼ぶのだそう。ミネラルにまっすぐなシャルドネに、隠し味程度にそれぞれの要素が垣間見えて、なんかもうそのバランス感覚がお洒落だなって。そう、お洒落な味のブルゴーニュ ブラン。発送がね、素敵ですよね。自由っていいですよね。しかもそれが行き過ぎて無くて。この造り手はワインが好きで、ブドウが大好きなんだなって感じるワイン。

リリース前から、アンテナ貼ってるソムリエさんたちがやっきになって奪い合いをしたブルゴーニュの日本デビューヴィンテージ。量が少ないので狭い範囲での話題となってますが、お手元に置いておいて損は無いかと。

 

以下、輸入元コメントです。

Laurent Bourtourault

ビオディナミでナチュルワインを手掛けるブルゴーニュのネオ・ヴィニュロン

共同組合の力が強くナチュラルワインの造り手が極端に少ないコート・シャロネーズにも新たなナチュラルワインの造り手が現れました。教師からヴィニュロンに転身して、ビュクシーの南西、キュル・レ・ロッシュ村にドメーヌを興したローラン・ブルトゥローです。父がリュショット・シャンベルタン、叔父がサントーバン プルミエ・クリュの、それぞれオーナーというワイン愛好家の家系に生まれたため、幼いころからワイン文化について教えられ自然とワインへの感性を育んでいきました。

ナチュールの先人達に師事し、満を持して独立

学業を修めた後は 20 年間教師として働いていましたが、この間にジュリアン・ギヨやセバスチャン・ボワソ、ディディエ・モンショヴェ、ギィ・ショーモン(クロ・サロモン)などに師事。様々なことを学び・経験し、2015 年に満を持して自分自身でナチュラルワイン造りに乗り出しました。既に英国、スイス、ベルギー、デンマークなどに輸出されています。私達も試飲をしましたが、ブルゴーニュとしてはとてもコストパフォーマンスの高いナチュールです。ご期待下さい!

ドメーヌについて

ドメーヌは、2015 年にビュクシーの南西 8 キロ、ちょうどコート・シャロネーズ南端とマコネー北端の境界 に位置する、Culles lesRoches キュル・レ・ロッシュ村にLaurent Bourtourault ローラン・ブルトゥローによって設立されました。

ローラン・ブルトゥローは 1970年生まれ。父がリュショット・シャンベルタンの 1 畝、叔父がサントーバン プルミエ・クリュの 1 畝の、それぞれオーナーというワイン愛好家の家系に生まれました。このため、幼いころから自然とワイン文化について教えられ、ワインに対する感性を育んでいきました。また、少年時代をフィサン村で過ごしていたため、フィサンのモノポールであるプルミエ・クリュ“クロ・ド・ラ・ペリエール”を所有するドメーヌでブドウ栽培と収穫、ワイン醸造を経験しました。

その後は、大学で法律と教育学を修め、2015 年までの 20 年間、教師として働いていました。しかし、この間も学業と教師の仕事と並行して、ジブリーのクロ・サロモンなどでブドウ栽培とワイン醸造の仕事を手伝っていました。2007 年にコート・シャロネーズのキュル・レ・ロッシュ村にシャルドネの区画を購入。ボーヌとダヴェイエの醸造学校で学び、近所のヴィニュロンを訪ねて交流したりして、ワイン造りの知見を深め、プライヴェートで醸造をしていました。そして、2015 年、45 歳の時に教師を辞めてヴィニュロンに転身して、本格的にナチュラルワイン造りを始めました。

ネオ・ヴィニュロンと言えるローランは、子供の頃から自然に対する畏怖の念を持っていました。環境への意識が高く、青年になると自然とエコロジーな活動をしていました。また、環境に対する自分の信念を教職時代にも生徒に伝えていました。そして、ヴィニュロンになった時、自分の信念を行動に移す時だと考えたのです。ローランにとっては、ヴィニュロンとは仕事ではなく、⾧年情熱を傾け続けてきた趣味でありました。

栽培と醸造について

ドメーヌの栽培面積2.67 ヘクタールで、ピノ・ノワール、シャルドネ、アリゴテ、極僅かのピノ・ブランとピノ・ブーロを栽培しています。畑の90%がフェルマージュで、地主から借りている地所になります。全ての区画がキュル・レ・ロッシュ村にありますが、この村の地層は、石灰質に粘土や泥灰岩、泥土、小石、花崗岩など様々な土壌がモザイク状に入り混じっており、各区画は
それぞれ固有の特徴あるテロワールを備えています。このため、ドメーヌでは、それぞれのリュー・ディ毎にキュヴェを一つずつ造っています。

栽培は設立当初からビオロジック&ビオディナミで、エコサートの認証を受けています。収穫は手摘みで、小さなケースで醸造所まで運びます。ドメーヌの畑はすべて同じ村にあるため、ブドウを傷めることなく、素早く醸造所まで運び込むことができます。

白ワインは、シャンパーニュのように全房でゆっくりと時間をかけてダイレクト・プレスし、デブルバージュ(前清澄)を入念に 2 度行って繊細な澱を厳選してから、バリック(新樽は用いない)で野生酵母のみで自発的に発酵させます。その後、引き続きバリックでマロ発酵と熟成を行います。熟成期間は 10~12 ヶ月。この間に必要であればバトナージュを行います。その後、ごく
軽く清澄のみ行ってノンフィルターで瓶詰めします。

赤ワインは、ヴィンテージやキュヴェに応じて100~20%全房で、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵を行います。マセレーションは約 2 週間で、1 日 2~3 回のピジャージュを実施。最終段階で 1 日 2 回のルモンタージュを施します。マロ発酵と熟成はバリック(新樽は用いない)で行い、熟成期間は 10~12ヶ月で、無清澄・ノンフィルターで瓶詰めします。SO2 に関しては、ヴィンテージに応じて、ワインが酸化に対して脆弱であると判断した場合は、ボトリングのネガティヴな反応を避けるために、マロ発酵が終わった後、あるいはスーティラージュの際に必要最低限のみ添加します。瓶詰時は無添加です。

その他

ナチュラルワイン造りについて、ローランは次のように述べています。

「健全で良質なワインを造るためには、ブドウが育ったテロワールをリスペクトしなければなりません。添加物が使えば使うほど、テロワールを表現することが困難になってしまいます。ヴィニュロンの仕事は、健全なブドウを醸造所に運び、ブドウがテロワールを表現することを、ブドウに寄り添いながら見守ることです。

ビオやビオディナミを実践し、ナチュラルワインを造ることは、何よりも造り手の意志、そして恒常的な手入れや世話が必要
です。ドメーヌの畑はビオロジックとビオディナミによって抵抗力が高くなっています。それでも防除処置は必要になることはあります。しかし、畑を細かく観察することによって、硫黄と銅の使用を可能な限り減らすことができます。

また、醸造に失敗して 1 つのキュヴェを失ってしまうことがないようにするために、技術があります。私が言う技術とは現代的な醸造技術のことではありません。職人で言う『勘』、『コツ』のことです。ブドウが自発的に発酵してワインの構造が出来上がるように促した後は、毎日試飲をして、その状態を確かめ、ワインに寄り添って見守っていくことが必要です。」

ローランは、ジュリアン・ギヨやセバスチャン・ボワソなど、ドメーヌの近くに住むナチュラルワインの造り手達と頻繁に交流して、ナチュラルワインに対する知見を深めています。ビオについては、今は引退してしまいましたが、ジブリーのギィ・ショーモン(クロ・サロモン)から多くのことを学びました。また、ビオディナミについては、30 年前からの親友であるディディエ・モンショヴェから様々なことを教わりました。

ドメーヌのワインの販売先は、65~60%がフランス国内で、輸出は 35~40%。英国、スイス、ベルギー、デンマークなどに輸出されています。

 

Bourgogne « Sous la Roche »

3 つの品種が混植されたリュー・ディのブドウから造られる異色の白

AOC ブルゴーニュ・ブラン
品種:シャルドネ 90%、ピノ・ブラン 5%、ピノ・ブーロ 5%

リュー・ディ“スー・ラ・ロッシュ”のドメーヌの区画は栽培面積 0.30 ヘクタール。樹齢 6 年の南向
き。斜度 13 度。標高 285m。植樹比率 8500 本。泥岩や泥土が混じった石灰質土壌。

醸造:手摘みで収穫したブドウを、シャッパーニュのように全房でゆっくりと時間をかけてダイレクト・プレス。デブルバージュ(前清澄)を入念に 2 度行って繊細な澱を厳選してから、3 品種を一緒にバリック(新樽は用いない)で野生酵母のみで自発的に発酵。その後、引き続きバリックでマロ発酵と熟成。熟成期間は 10~12 ヶ月。この間に必要であればバトナージュを実施。その後、ごく軽く清澄のみ行ってノンフィルターで瓶詰め。SO2 に関しては、ヴィンテージに応じて、ワインが酸化に対して脆弱であると判断した場合は、ボトリングのネガティヴな反応を避けるために、マロ発酵が終わった後、あるいはスーティラージュの際に必要最低限のみ添加します。瓶詰時は無添加。

2019 ヴィンテージは 9/14 に収穫。総生産量 500 本。2021 年 1 月時点の SO2 トータルは 62mg/l

味わい:淡い黄色の色合い。瑞々しいレモンや黄色い果物の香り。桃やネクタリン、リンゴなどのフルーティでフレッシュな口中で、旨味がじんわりと広がる。余韻には心地良い塩味のニュアンスが感じられる。

 

輸入元:VIVIT

詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。

http://www.vivit2012.co.jp/cn7/laurentbourtourault.html

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