オリヴィエ ピトン / ライス コート カタラン (フランス/その他の地方)
オリヴィエ ピトン / ライス コート カタラン 2018(白)
VT:2019
生産国:フランス
生産地:ルーション
葡萄品種:マカブー50、グルナッシュ グリ25、グルナッシュ ブラン25
コメント【商品説明】:
グルナッシュにマカブーをなぜブレンドするかと言うと、グルナッシュには果実味と苦味があって、既にそれだけで複雑さ(&爽やかさ)としてはある程度満足のいくレベルとなるのですが、そこにマカブーが入ると酸味が足されて、三次元でのバランスが構築されます。
と、複雑に言えばそんなところで、それを求めて混ぜるワイナリーが多いのですが、根本的にはブドウが求める気候が似ているから、昔から近くに植わってますって事のようです。(昨日効いた話)
で、こちらのワイン、そのブレンドのワインのなかでは抜群にマカブー比率が高いんです。それを見てワクワクしてしまったあなた。そのワクワクは吉澤ワイン商店でワインを買っている方以外には伝わらないかもしれないので注意です。
セパージュさんのワインは楽しさが隠し味。
ソムリエ時代にお世話になったフランス人のワイン商がセパージュさんに移籍した時に「セラーが広くなったら始めるね」と約束したままなかなか手が付けられないでいた時に、私のワインの好みを一番理解してくれている某輸入元の担当さんがセパージュさんに移籍したって事でお取り扱いを始めました。
セパージュさんは、チョロチョロ見かける「ワインが大好きなフランス人が安くて美味しい南仏のワインを集める」といったスタイルのインポーターさんの内のひとつ。ワインに対して熱を入れる場所が違うのか、ワインに求めているポイントが違うのか、セレクトしているワインはどれもみな個性的でありながらお食事の邪魔をしないものばかり。何より、働いている人たちがみんな楽しそうなんですよね、そこってすごく重要ですよね。
「ワインを美味しいと感じるかどうかは、何と飲むかも大事だけど【誰と飲むか】が意外と大事」って言ってるソムリエさんがいました。なるほどなるほどとその時は思ったのですが、セパージュさんのワインを飲んでいると【誰から買うか】ってのも結構大切だよなって思うので、吉澤ワイン商店ももっともっと頑張らなくっちゃなって。
セパージュさんのワインはこちらのボタンでも。
以下、輸入元コメントです。
Domaine Olivier Pithon
Olivier Pithon(オリヴィエ・ピトン)の祖父はAnjouでワインを栽培していました。Olivierは小さな頃からワイン造りに親しみ、また彼の兄もCoteau de Layonでワインを造っています。研鑽を積み、ボルドーでの数年間では「楽しみ、バランス、明るさに対する感性」を学び、職人としての腕を磨いた後、2001年にペルピニャン近くのCalce(カルス)に定住しました。CalceではGerard Gauby(ジェラール・ゴビー)氏に出会い、大きな刺激を受けました。
ブドウの性質と自然をうまくバランスをとるワイン造り、土地の持つ可能性を最大限に引き出しながら、将来的にも、健康な土地を残すといった環境に配慮したワイン造りを行うことに成功したのです。またバイオダイナミック農法に精通しており、最小限の介入に努めています。土づくりから瓶詰めまで、大切にしている唯一のルールは、『出来る限りシンプルに、そして環境を尊重するということ』。いかなる化学肥料も使用しないということだけではなく、環境もできるだけ、自然に任せるという方針から牛や蜂の助けを借り、畑の種蒔きまで循環しています。Olivier Pithonのワインは直接的で、非常に表現力豊かです。
Calce(カルス)というテロワール:地中海地方のピレネーとコルビエールの間、標高300メートルに位置する特色ある村で、土壌は石灰質と結晶片岩です。
Laïs Blanc
輸入元:セパージュ
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