シャトー フォンレオー / リストラック メドック (フランス/ボルドー)
シャトー フォンレオー / リストラック メドック 1999(赤)
VT:1999
生産国:フランス
生産地:ボルドー
葡萄品種:カベルネソーヴィニョン52、メルロー45、プティヴェルド3
コメント【商品説明】:
エチケットが金色に輝いていた頃のフォンレオーが入荷です。掘り出し物が多いリストラックの中でも、特に熟成時の香りの膨らみに定評のあるシャトーです。
ラベルが張り替えられていないので、当時の瓶詰めのボトルだと思われますが、液面は非常に高く状態は良いです。先日お客様とお話していましたが、この手のこの価格帯のワインはリコルクされてて中身が残念なことも有るので慎重に選びましょう。
十分に熟成されています。もうそろそろ飲んであげたい頃合いです。しかし、ここがゴールかと言えばそれはいささか違うという所。
まだ、結構タンニン残っていますし、あと数年でしたら今しばらく熟成させても面白いのかと。
アストルさんのボルドーワイン。
吉澤ワイン商店で取り扱うボルドーワインのほとんどは、ボルドー専門インポーターの「アストル」さんから仕入れています。
アストルさんで働く皆さんは根っからのボルドー好き。それもそのはず、ボルドーに住み、ボルドーで学んでいた仲間が、ボルドーの魅力を伝える為に立ち上げた会社です。なので、ボルドーワインに対する愛の深さは、お仕事でワインを取り扱う商社の方とはちょっと異なりますし、何しろ日本に引っ張ってくるワインのセレクトが素敵で尚且つ美味しい。
現地で深く掘り下げた人脈は、生産者だけでなくボルドーワインの取扱いに於ける最重要ファクターのネゴス(仲買いのネゴシアン)にまで及び、星の数以上のボルドーワインの中から一際輝くきら星をセレクトされています。
ボルドー市内の「レクスキ」という日本人シェフのレストラン(https://www.restaurantlexquisbordeaux.fr/ja/)と、神保町で「レピック」というボルドーワインバー(http://www.lepique.jp/)もやっています。私がボルドーにいった時も名だたるシャトーにヴィジットのアポイントを取って頂き、公私ともに大変お世話になっています。もう、アストルさんのワインは全部仕入れちゃいたいくらいなのですが、セラーの容量をお財布の都合で我慢我慢。
数が多すぎ、ラベルで内容が分かりにくい、安いものにはハズレがある、輸入経路によっては劣化している、同じシャトーで同じヴィンテージなのに値段がまちまちなど、市場の需要が高くクラシックであるが故に購入時に二の足を踏んでしまう要素が多いボルドーワインですが、「アストルさんの輸入しているものから選ぶ」って事が取り急ぎの道しるべになるって事は、自信を持ってお伝えできます。アストルさんの手を離れた後、ワインショップさんの保管状態が良くなかった場合を除いては。
Specialiste en Vins de Bordeaux
ボルドーの魅力、それは王道であること
↑毎月届くアストルさんのカタログのタイトルが大好きです。アストルさんの進む道が王道になる日は、そう遠くないのかもしれません。
Château Fonréaud
左岸地区の中でも標高が高く「メドックの屋根」とも呼ばれるリストラック地区を代表するシャトー・フォンレオー。
フォンレオーは元々は「Font-réaud」と呼ばれており、「王の泉」を意味していました。その泉は12世紀にイギリス王ヘンリー2世が庭園にある泉でのどの渇きを癒したと伝えられています。
1962年から現在のシャンフロー家が所有。フォンレオーの他、リストラックやムーリスにいくつかのシャトーを持つ名家です。
温度調節機能付きの小型タンクで醸造し、パーセル毎の特徴を際立たせながら造ります。新樽1/3で12ヵ月熟成、エレガントなスタイルがフォンレオーの伝統です。
落ち着きのある深い味わいが心地よい、熟成ボルドーの魅力が存分に発揮された1999年ヴィンテージです。
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