フォンテーヌ ガニャール / ブルゴーニュ 2015 (フランス/ブルゴーニュ)

FRR0007015
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フォンテーヌ ガニャール / ブルゴーニュ 2015(赤)

(FRR0007015)

VT:2015

生産国:フランス

生産地:ブルゴーニュ

葡萄品種:ピノ ノワール100

コメント【商品説明】:

お気づきの方も多いかと思いますが、最近ACブルゴーニュを集めています。2018年の5月で吉澤ワイン商店はひっそりと1周年を迎えておりまして、商品構成にも動きが出てきたといったところです。ソムリエ希望者がソムリエに成り、ワインに触れる時、概ね手元にあるワインと本に載っている様なワインから順番に頭に詰め込みます。そしてしばらく経った後、それだけではワインリストが作れない事に気づくのです。フランスの国家資格としてのソムリエ試験は、ワインリストの作成なんかも試験範囲なのですが、残念ながら日本でソムリエの免許を取っても即戦力とは言えません。レストランなどの飲食店などは、市場価格よりも高い値段でワインを販売しますので、より安く、より美味しいワインを探すことが至上命題。特に、コレクターの方の多いブルゴーニュワインに関しては、お客様がとても深く知識を持たれていますから、選定には神経を使います。ところがですね、ブルゴーニュワインのコレクターの方は、結構高額なワインを集めている事がほとんどで、いわゆる「ACブルゴーニュ」と呼ばれる広域ブルゴーニュとして格付けされる、お値段控えめなピノ ノワールはとても有名な作り手のもの以外はあまり飲まれていない事もしばしば。そこでですね、僕はひたすらACブルゴーニュを飲むぞと決めたのです。名前で飲むのではなく、ワインをまっすぐに向き合い、品質だけでなく価格にも価値のあるACブルゴーニュを探し続けました。見つけたキラ星のごとく輝くワインは、僕の宝物です。これから、皆さんになるべくたくさんご紹介できたらと思っております。

前置きが長くなりました。フォンテーヌ ガニャールさんのワインのご紹介です。ACブルゴーニュとしては手の出しにくい価格帯。こういったワインはよっぽど理由がないと買えません。

①作り手が良いこと

②畑が良いこと

③技術が高いこと

④その年の気候が良いこと

⑤輸入など輸送と保管の状態が良いこと

⑤言葉に出来ない色々なこと

全てが揃っているからこそ、おすすめしたいと思うのです。

シャサーニュ モンラッシェに本拠地を置く作り手です。プラムの様なニュアンスが出てきます。2015年の良いところをまっすぐに楽しめる良いワインです。

 

フィネスさんのワインについて。

ワインって、生産者は概ね「美味しい」状態で出荷するものです。これは、お値段に対してどうかというお話しでは無く、状態としてと言いますか、飲み物としてと言いますか。目玉の飛び出る様なお値段のワインでも、お水よりもお求めやすいワインでも、造り手はその価値には関わらず消費者に「美味しいワイン」を楽しんでもらえたらと想ってワインを造っているはずです。そんなワイン生産地で飲むような、完璧に健全な状態のワインが日本でも楽しめるのが現在の日本のワイン市場。個人的に、その中でも群を抜いて安心感があるのがフィネスさんが輸入したワインです。

例えばですが、現地で同じお値段のワインをフィネスさんと、フィネスさん以外が輸入したワインを比べると、フィネスさんが輸入したワインの方が若干高くなります。その要因として話題になるのが、現地の保管庫から港まで輸送するトラックが定温便かどうかという所。所謂「リーファーコンテナ輸送」とラベルが貼ってあっても、陸路の保証はないんです。もっと言えば、トップページにも書いたように、そもそも論でリーファーコンテナと書いてあっても完全には品質は保証されません。

ヨーロッパで生産されたワインを日本に船で運ぶ時、炎天下の赤道を必ず通ります。その際のコンテナ内の温度変化が大きいと、ワインのポテンシャルの維持は不可能です。美味しかったはずのワインが「美味しくない事もないけど、こんなもんかな」ってなっている時、それは感じられないくらいの微細な劣化の可能性があるのです。

で、結局の所海上で健全に輸送されたかという確認は「飲んでみるしかない」って事になるのですが、フィネスさんは入荷時はもちろん、プレミアムワインにおいても経年変化のテイスティングを徹底し、その品質は業界からも評価されています。

そんなこんなで他の輸入元のワインよりも輸送や検査にコストがかかるので、多少は割高になるのですが、日本でヨーロッパの繊細なワインを楽しもうと思った時に、こんなに心強い存在はありません。フィネスさんの取り扱う生産者が、希少性の高い生産者ばかりであるのもそういった背景があってこそ。

もちろん、フィネスさん以外にも優秀な輸入元はたくさんありますし、吉澤ワイン商店で扱うワインはそういった努力を怠らない皆様から少しずつ分けて頂いているものです。ワインが良質だからこそ、それぞれの輸入元の傾向ですとか、バイヤーさんの好みなどが感じて頂けるのだと思います。そういった目線でワインを味わってみるのも面白いのではないでしょうか。各輸入元のワインは、右にあるサイドバーの「輸入元から探す」からお探しいただけますので、お気に入りのワインに出会ったらぜひチェックしてみてくださいませ。

フィネスさんのワインはこちらのボタンでも。

その他色々ございます

 

 

以下、輸入元コメントです。

DOMAINE FONTAINE-GAGNARD

このドメーヌは1985年に設立され、当主のリシャールフォンテーヌ氏はシャサーニュモンラッシェ村の名家であるガニャールドラグランジュ、ブランガニャールを一族に持ちます。所有する畑はシャサーニュ、ポマール、ヴォルネイ村に約12haで、コクがあり力強くてトロみのある白と、色調が濃く肉厚な赤を造っています。畑の土壌は基本的には粘土石灰質ですが、区画によって様々な特徴があり、それがワインのキャラクターに個性を与えています。葡萄の木の仕立てはギュイヨ式で、1株につき6~8房に制限します。

収穫は全て手摘みで除梗は100%、醗酵前に低温浸漬を行います。アルコール醗酵は白の場合は228ℓの樫樽で、赤はコンクリートタンクで行います。温度調節には冷却パネルを使用し、白は最高15~26℃、赤は15~32℃で醗酵させます。ピジャージュ、ルモンタージュは1日2~3回でアルコール醗酵終盤はルモンタージュのみ行います。熟成は白は約12ヵ月、赤は約18ヵ月でいずれも228ℓの樫樽で行います。このドメーヌではフランス中央のCHERという地方の樫の木を自ら購入し、庭で2年間乾燥させてから樽業者に製造してもらっています。新樽率はブルゴーニュとヴィラージュが20%、1級と特級が30%になります。

 

BOURGOGNE ROUGE

ピノノワール種100%。葡萄の木の樹齢は約50年で所有畑の面積は約0.9ha、白亜粘土質と泥灰質土壌が混じり合い、ヴォルネー村の「LesLongbois(レロンボワ)」とシャサーニュモンラッシェ村の「LaPlatière(ラプラティエール)」に畑があります。色合いはとても淡いですが、素晴らしい果実味がありストラクチャーがしっかりしていてワインの色とのギャップに驚かされます。

(参照:輸入元フィネス「生産者資料」より)

 

輸入元:フィネス

詳しくは輸入元HPをご覧ください。

フォンテーヌ ガニャール / ブルゴーニュ

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい