クロス デ ロス シエテ / ウコ ヴァレー (アルゼンチン)
クロス デ ロス シエテ / ウコ ヴァレー 2016(赤)
VT:2016
生産国:アルゼンチン
生産地:メンドーサ
葡萄品種:マルベック58、メルロー23、カベルネ ソーヴィニヨン10、シラー8、プティ ヴェルド1
コメント【商品説明】:
初めて出会ったのはもうだいぶ前。アルゼンチンのワインが日本で注目を集め始めた頃でした。
当時、新樽率200%という謎の比率に衝撃を受けた方もおられるのではないでしょうか。ミシェル ロランがコンサルを担当していたワインは、突き抜けた個性故に賛否両論がありましたが、濃厚なワインが好きな方からは歓迎されていたので日本にも数多く輸入されていました。
僕はと言えば、その頃に扱っていたのがフランス中心だったので、どちらかと言えば避けて通るタイプのワインでしたが、アルゼンチンのこちらのワインを飲んだ時、アルゼンチン固有の特徴をとても良く引き伸ばしている美味しいワインだなぁと感じたことを今でも強く記憶しています。
今回久しぶりに試飲したのですが、その凝縮感は当時のままで、畳み掛ける様に表れる複雑な風味はやはり価値のあるものだなと再確認したのでした。それでいて、ギスギスしてはいなのですから、これはとても良いワインだなと。
普段、もっと濃ゆいプレミアムワインを愉しまれている方には、日常のワインといった所だと思いますが、日頃そこまで濃いワインを飲まない僕にとってはこの辺が舌が対応できる濃さのピークな気がします。
こういうのを、ジビエのお肉のソース代わりにするのが個人的には好きです。
以下、輸入元コメントです。
CLOS DE LOS SIETE
~世界トップのワイン・コンサルタント自らが造るプレミアム・アルゼンチン・ワイン~
・創業は1988年
• 「クロス・デ・ロス・シ エ テ 」は 7人のぶどう畑を意味する
• 著名なワインコンサルタント ミシェル・ロラン 氏と彼に賛同したボルドーの醸造家6名が、メンドーサの近くアンデス山脈の麓ウコ・ヴァレーに、広さ850haの畑を所有。これはポムロルのAOC全体の面積と同じ広さ
• 畑のある土壌は小石、粘土、砂がメイン。標高1,200m、安定した気候で畑は南南西向き
• アンデスからの雪解け水が通常は標高の低い所でしか手に入らないのだが、この場所だけ小川の様に流れ込んでおり、そのお陰で、井戸を掘れば水の貯蓄も出来るので、本当に自然に愛された場所であると言える
• 4つあるボ デ ガスのワインをミシェル 氏 自身がブレンドし醸 造 するエステートワイン• ファーストヴィンテージは2002年• ボルドー のグランヴァンのように醸造することを哲学に、フルボディの味わいながら、ミシェル・ロランの天才的なブレンドによって、繊細な複雑性のあるバランスのとれたワインに仕上がっている
• 今では世界50カ国 以上に輸出され、世界のワイン専門誌でも高く評価されている
■ミシェル・ロランの仕事の質の高さが造る、同ワインの洗練されたマルベックの特徴
一般的なメンドーサ・マルベックの印象は、やや野生的で、タンニンの表現力がしっかりしているものが多い中、クロス・デ・ロス・シエテはタンニンのきめ細かさが特徴とも言える。ワイン造りにおいて、収穫後の葡萄を1度の冷蔵庫に入れることで、果梗から酸味を果実に移行させ たり、全 てがグ ラ ヴ ィティ・シ ス テ ム によって管理されていることで余分な酸素接触もない。完 璧な温 度コントロールをすることで、バランスよくタンニンを抽 出して仕 上げている。
タンニンのクオリティ・コントロールは 、栽 培 から醸 造に渡るまでの 人による仕事に依存するところが 大きい 。タンニンのキメの 細 かさは 、自然の恩恵による葡萄の質の高さと、ミシェル・ロランの醸造手腕とブレンド技術の高さがそのままワインに現 れてると言える。
◆2016年
エルニーニョの影響で湿度が高く800mmの多雨だった年。ブラックベリー、タイム、ローズマリーにヴァニラのニュアンス。豊富な香りだが抑制されたフレッシュな印象をもたらすアロマ。程よい凝縮感とデリケートで馴染んだタンニン。酸味も優しくややソフトなミッドパレットだが、控えめなオークとの果実感のバランスは良く、ミディアム・ボディでリコリスの風味を持つストラクチャーの明確なフィニッシュ。
輸入元:JALUX
※詳しくは資料ご覧ください。
⇒https://www.jalux.com/documents/division/retail_winelist_2021.pdf