アンリ マニャン / ジュヴレイ シャンベルタン 1er キャトル キャラクテール 2021 (フランス/ブルゴーニュ)

FRR0048521
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¥35,200 ¥31,530(税別)

(税込¥34,683)

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アンリ マニャン / ジュヴレイ シャンベルタン 1er キャトル キャラクテール 2021(赤)

(FRR0048521)

VT:2021

生産国:フランス

生産地:ブルゴーニュ

葡萄品種:ピノ ノワール100

コメント【商品説明】:

※数量限定の為、ご購入はお一人様一本までとさせて頂きます。ご了承ください。

※3月から11月の間はチルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。

 

争奪戦に参加しました。

数量激減の2021年のブルゴーニュ。そもそも供給よりも需要の方が高いアンリ マニャン。上のキュヴェなんて一本も仕入れられないんじゃないかなって思いつつ、争奪戦に名乗りを上げた結果、全てのキュヴェを手に入れることに成功しました。ホントにいいんですかヌーヴェルさん?

以下、なんかツラツラ書いておきますが、狙ってるキュヴェの在庫があったなら、読んでなんかないでとりあえずカートの中に入れてご決済を。カートに入れただけでは在庫に反映されませんのでお気をつけて。

 

2021年のブルゴーニュについて。

霜と雹と病害のトリプルパンチで収量が激減。「もう、今年は自分のワインは造らなくていいいや」って事で、生き残ったわずかなブドウはネゴシアンに卸してしまったり、特級や一級の畑も格付け無しのワインとごちゃまぜにして醸してしまう生産者が出るくらい。後世に語り継がれる程、歴史的な収量の低い年って事になっています。

悲惨な状況のように聞こえますが、かといってそういう時のワインが美味しくないのかって話になるとそれはまた別の話で。

2018年から2020年まで続いた高い気温の流れが終わり、涼しい夏と8月9月の感想により、トリプルパンチの被害を受けなかったブドウは(以前の)ブルゴーニュらしい環境で生育することが可能でした。

温暖化の影響で、ブルゴーニュではそれに抗う対策が色々と始まっていますが、そういった心配は必要のない「ブルゴーニュワインが好きな人に飲んで頂きたい」年であり、「ブルゴーニュの本来(伝統的な?)味わいを体感できる」年が2021年という事になりそうです。

ただ、数がひたすら少ないんですよね。価格もどんどん上がってますし。でも、それでも飲む価値があるのが2021年のブルゴーニュワインです。

 

 

以下、輸入元コメントです。

Henri Magnien

前世紀末から今世紀初頭にかけてのおよそ10年間、当時のアメリカ市場の嗜好を主たる要因として、ブルゴーニュにおいてもとりわけ濃厚なパワーワインが造られたことは醸造史に記録されるでしょう。そしてこのことは、その後のアメリカ市場の失速と、世界各国のワインラヴァーがよりナチュラルで上品なワインへと里帰りしたことによって当該生産者のカーヴに築かれた山のような在庫の記憶とともに、若手の醸造家たちにとって良い反面教師となりました。

中でもヴォーヌ・ロマネ村と並んで大きな反動を経験したジュヴレ・シャンベルタン村では、新しい世代の造り手たちがとりわけ熱心に、一丸となって、ピノ・ノワールのあるべき姿を再探求する姿が見られます。

「超完璧主義者のドゥニが、格別に力強い深い色のジュヴレ=シャンベルタンを造っていたが、2006年に不時の他界。息子のアルノはもう少し優雅なものを求めている」(ヒュー・ジョンソン。「ドメーヌ・ドニ・モルテ」を評して)。

父の後を継いだこのアルノー・モルテがそのリーダー格で、彼を中心とした研究ネットワークから、品質を劇的に向上させた新世代が現れてきています。

その最たる造り手が「アンリ・マニャン」です。1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者は、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いていたために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子のシャルルが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を成し遂げました。

とても誠実な彼が畑仕事の合間を縫って一生懸命まとめてくれたレポートには、「結論」として次のように書かれています。

「ピノ・ノワールという品種ならではの、繊細で薫り高いワインづくりを目指しています。それは気品があり絹のようになめらかなタンニンを伴う、まろやかでバランスの良いワインです。私たちは、ワインの自然な風味を”修正する”ことができると考えられている(技術や添加物等の)あらゆる干渉を制限します。あらゆる「アグレッシブなもの」は歓迎しません。ピノ・ノワールは、肩の力を抜いて自然な悦びをもたらしてくれるもの、また、美味しい料理を引き立てるものであると考えています」。

 

4 carac’terres

「ワイン法とか市場性とかに関係なく、ただ純粋に、今の僕にできる最高品質のワインを造ること」を目的として生まれた特別限定作品です。所有する4つのプルミエ・クリュ(レ・シャンポー、レ・カズティエ、エストゥールネル・サン・ジャック、ラヴォー・サン・ジャック)の収穫時に、選果台のベルトコンベアーの速度をぎりぎりまで遅くした上で「完璧な房」のみを選びきり、除梗せずにこの作品専用の小型ステンレスタンクに入れます。ピジャージュもルモンタージュも行わずに3週間かけてアルコール発酵を行った後、職人技による微細な調整が可能な風船式プレス機で「これ以上は無理というほどゆっくりと」プレスします。24時間のデブルバージュで不純物を沈殿させた後、上澄みのワインを樽にゆっくりと注ぎます。樽は一樽のみで、名門カヴァン社のこの道何十年の職人が、フォンテーヌブローの森から厳選した最上の木を4年間天日干しにした(普通は1.5~2年間)、年産50樽限定の最高級品「アフロディット」の新樽を使用。とはいえ樽香をつけることが目的ではないので、「EP」(extra profonde、最も深い焼き方)を採用しています。マロラクティック発酵を経た後12ヵ月間、一度も澱引きをせずにシュール・リーで熟成させ、無清澄、ノンフィルターでビン詰め。長期熟成に耐えるよう、54mmの最長級コルクを使用(普通は42~49mm)し、蝋(ロウ)封をして完成させたものです。「シャンポーは柔らかさ、カズティエとエストゥールネルは力強さ、ラヴォーは香りと繊細さ、とよく言われますが、これらすべての個性が調和して複雑味を増し、他に類を見ない完成度に仕上がっていると思います」(シャルル・マニャン)。

 

輸入元:ヌーヴェル セレクション

詳しくはこちらの輸入元ホームページでもご確認頂けます。

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