レ パゴデ ド コス / サン テステフ 2013 (フランス/ボルドー)
レ パゴデ ド コス / サン テステフ 2013(赤)
VT:2013
生産国:フランス
生産地:ボルドー
葡萄品種:メルロー58、カベルネ・ソーヴィニヨン40、カベルネ フラン2
コメント【商品説明】:
敷地の前の坂道でビー玉転がしたくなるシャトー、ナンバーワン。
二級格付の勇、コス デストゥルネル。の、セカンド。
各一級ワインが軒並み(価格的に)雲の上に行ってしまう中、あの手この手でぎりぎりのラインで踏みとどまってくれている二級格付の皆さんの姿はボルドーの良心と呼ばずして……とかいう大袈裟な声がどこからか聞こえて来そうなくらい、価格に開きが出てますよね。
実際のところ、二級格付同士の比は飲み手の好みの問題的な所がありますから一概には言えないのですが、ここと二級を受け入れないラスカーズを贔屓にしている方が多い印象を受けているのは僕だけでしょうか。
優しさが魅力の2013年。変化の幅が楽しさとなるコス デストゥルネルにとっては、その真骨頂がいち早く楽しめるという観点に限って言えばポジティヴにもなり得るのではないでしょうか。しかも、チヤホヤされていないので比較的価格面も穏やかです。
とはいえ、そんなに急いでも仕方ありませんし、まあのんびりと行きましょう。
アストルさんのボルドーワイン。
吉澤ワイン商店で取り扱うボルドーワインのほとんどは、ボルドー専門インポーターの「アストル」さんから仕入れています。
アストルさんで働く皆さんは根っからのボルドー好き。それもそのはず、ボルドーに住み、ボルドーで学んでいた仲間が、ボルドーの魅力を伝える為に立ち上げた会社です。なので、ボルドーワインに対する愛の深さは、お仕事でワインを取り扱う商社の方とはちょっと異なりますし、何しろ日本に引っ張ってくるワインのセレクトが素敵で尚且つ美味しい。
現地で深く掘り下げた人脈は、生産者だけでなくボルドーワインの取扱いに於ける最重要ファクターのネゴス(仲買いのネゴシアン)にまで及び、星の数以上のボルドーワインの中から一際輝くきら星をセレクトされています。
ボルドー市内の「レクスキ」という日本人シェフのレストラン(https://www.restaurantlexquisbordeaux.fr/ja/)と、神保町で「レピック」というボルドーワインバー(http://www.lepique.jp/)もやっています。私がボルドーにいった時も名だたるシャトーにヴィジットのアポイントを取って頂き、公私ともに大変お世話になっています。もう、アストルさんのワインは全部仕入れちゃいたいくらいなのですが、セラーの容量をお財布の都合で我慢我慢。
数が多すぎ、ラベルで内容が分かりにくい、安いものにはハズレがある、輸入経路によっては劣化している、同じシャトーで同じヴィンテージなのに値段がまちまちなど、市場の需要が高くクラシックであるが故に購入時に二の足を踏んでしまう要素が多いボルドーワインですが、「アストルさんの輸入しているものから選ぶ」って事が取り急ぎの道しるべになるって事は、自信を持ってお伝えできます。アストルさんの手を離れた後、ワインショップさんの保管状態が良くなかった場合を除いては。
Specialiste en Vins de Bordeaux
ボルドーの魅力、それは王道であること
↑毎月届くアストルさんのカタログのタイトルが大好きです。アストルさんの進む道が王道になる日は、そう遠くないのかもしれません。
Les Pagodes de Cos
個性的な外観の城館と濃厚で力強い贅沢な造りでボルドーワイン好きの心を掴むサンテステフ格付け2級シャトー・コス・デス・トゥルネル。サンテステフ南端のポイヤックとの境界の丘の上に、シャトー・ラフィットを見下ろす場所に位置し、限りなく1級格付けの5大シャトーに近い存在と言われています。
レ・パゴデ・ド・コスはシャトー・コス・デス・トゥルネルのセカンドワインで、その名にあるパゴダは、シャトーの個性的な外観に見られる東洋建築の仏塔を表しています。
シャトー・コス・デス・トゥルネルの若樹から造られたレ・パゴデ・ド・コスは、ファーストラベル同様サンテステフの毅然とした骨格を持ちながらも、ブドウ果実らしさを引き出した造り。
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