シャンソン / サントネイ 1er ボールガール 2013 (フランス/ブルゴーニュ)
シャンソン / サントネイ 1er ボールガール 2013(赤)
VT:2013
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:ピノ ノワール100
コメント【商品説明】:
復活を遂げた名門のバックヴィンテージ。
もう何年前だったでしょうか、「シャンソンが変わりました」というご案内を頂いて、アルカンさんのセミナーに参加したのは。
アクサミレジムと聞くと、自動車保険の更新ハガキを思い浮かべる方も少なくは無いかと思いますが、ワイン関係者にとってはワインに情熱を注ぎ込む会社として認知されています。
シャンパーニュでしたらボランジェやアヤラ、ボルドーではピション バロン、ポートのキンタ ド ノヴァルなんかを所有します。で、そんなアクサミレジムが1999年から資本注入を行ったのがこちらのドメーヌ シャンソン。
ボーヌに古くから根付くドメーヌで、ネゴシアンとしても結構な生産量を誇っていましたが、品質という観点ではあまり話題にはならなくなっていた時代もありました。
そこに目を付けたのがアクサミレジム。そこってどこかと言うと、ドメーヌが所有したり、ネゴシアンとして所有する優良なブドウ畑、過去の栄光を感じさせる大きな醸造設備、大量にワインを熟成させることが出来る広大な保管庫などなど。つまりはハード面の充実具合。
問題となるソフト面は、大規模な資本注入とノウハウの共有によって改善されるまでにそこまで時間はかかりませんでした。
そもそもポテンシャルの高いブドウから造られていますから、当時から既に美味しいワインではありましたが、こうして質の高い蔵出しバックヴィンテージが市場に流れて来ると、計画は順調に進んでいるんだなぁと実感します。
ちなみに、ラベルの背景に建物がうっすら書いてあるのは「自社畑」の証。シャンソンは多くのワインが「ネゴシアン」と呼ばれる買いブドウを醸造して瓶詰めしたワインですが、一部のワインは自社畑のブドウで造られていて、ラベルのデザインがちょこっと違います。品質に大きな影響は無いと感じますが、そこはまあ気持ちの問題で。
もう、十分に熟成した良い生産者のピノ ノワールが、このお値段で楽しめるって凄いですよね。
この度、アルカンさんが取り扱い終了という事で、次にどこに行くのかを含めて注目です。
以下、輸入元コメントです。
Domaine Chanson
ブルゴーニュで産出されるワインをフランス国内やヨーロッパに販売していたシモン・ヴェリーが、1750年に設立した「シャンソン 」は、ボーヌでも1,2位を争う歴史あるメゾンとされています。
1999年、ボランジェ・グループがこのメゾンを買収し、畑やカーヴに大きな投資が行われています。
自社畑で収穫されるブドウから産み出される「ドメーヌ・ワイン」と、シャンソンが求めるクオリティー水準に達するブドウを厳選した 栽培農家から買取り、それぞれのテロワールをあますことなく表現した幅広いアペラシオンのワインを生産しています。
Santenay 1er Cru Beauregard
輝きのあるルビーカラー。赤い果実の濃厚な香りにチョコレートやデリケートなバニラの香。
芳醇でエレガント。輪郭のはっきりしたワインです。