グートルブ ブイヨ / レトロ スペクティヴ (/シャンパーニュ)

FRS0004014
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グートルブ ブイヨ / レトロ スペクティヴ 2000-2014(泡)

(FRS0004014)

ヴィンテージ:表記無し(2000年から2014年まで継ぎ足したソレラ)

生産国:フランス

生産地:シャンパーニュ

葡萄品種:シャルドネ100

コメント【商品説明】:

こちらはブラン ド ブランのソレラ。

余韻がですね、とても長いんです。ソレラと言えど、温度管理されたステンレスタンク貯蔵と言えばそれまでなので、やろうとすればフレッシュでピチピチの状態を維持する事だって出来なくはないと思うんです。でも、こちらのキュヴェは時間の経過が丁度良い塩梅のヒネとして表現されておりますので、内包されたそのロマンスをより感じやすいシャンパンとなっているのではないでしょうか。

シャルドネを絞って醸して飲むと言う時、スティルもスパークリングもひっくるめたとしても、究極の選択肢はここにあるのではないかと思わせるような圧倒的な満足感。いや、そんな事を書きつつも、隣にどこぞのモンラッシェが置いてあって「どっちか選べ」と言われれば選択に時間がかかってしまうかもとは思いもしますが、いやいや待てよと。比べている二つのワインのお値段考えたら、これはもう結論出ちゃってると言っても…なんて。ああ楽しい。独り言です。

既に、数が少なすぎて希望の数は入荷されない状態ですが、何かで話題になってしまう前にお手元に是非。いや、すぐに飲んでも抜群に美味しいのでお口元に是非是非。

 

以下、輸入元コメントです。

GOUTORBE-BOUILLOT

1980 年から続くソレラによるシャンパーニュ

マルヌのダムリーに本拠を置くグローワー、グートルブ・ブイヨ最大の特徴は 1980 年から現在まで毎年継ぎ足されているソレラです。ドメーヌのスタンダード・レンジのキュヴェには全てこのソレラがブレンドされています。ソレラはドメーヌのラシーヌ(ルーツ)と呼べる大切な存在であるため、一度に大量に使うことはできません。しかし、ドメーヌでは 2020 年からこの稀少なソレラでストックしたパーペチュアル・リザーヴを 100%使った特別なキュヴェを仕込み、世界のインポーターに向けて、2 キュヴェ、各約 970 本のみの限定で発売しています。

樹齢80 年のクロから生まれレア・シャンパーニュ

グートルブ・ブイヨは稀少なクロの畑も所有しています。現在シャンパーニュには31 のクロの畑が存在していますが、そのうちの 15 は NM の所有、16 がグローワーの所有するクロとなっています。グローワーが所有するクロは1960~70 年代に植樹された畑が多いのですが、グートルブ・ブイヨのクロ・デ・モネの区画は 1930 年植樹で、2011 年の時点で樹齢 81 年という超古木です。世代交代のタイミングと重なったこともあり、ドメーヌでは 2010 ヴィンテージで初めてクロのシャンパーニュを仕込み、ドメーヌにポートフォリオに加えました。

ドメーヌの歴史と概要

グートルブ・ブイヨは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのダムリーに本拠を置くグローワーです。ダムリーは、南向き斜面の畑が広がるマルヌ河右岸に位置し、ちょうどキュミエールの西隣に当ります。

ドメーヌの起源は 1750 年に遡り、代々家族経営で継承されてきました。1911 年から元詰めを始め、1980 年代からはドミニック・パプルー夫妻によって運営されていました。2010 年に息子のバスティアンがドメーヌに参画して世代交代し、急速に進化をしているところです。

バスティアンは大学卒業後、著名なシャンパーニュのメゾンで研鑽。また、パリのクリュッグ、そしてロンドンのワインショップで高級シャンパーニュの販売とマーケティングに携わり、グローバル・マーケットにおける幅広いスキルを身に着けて、新時代の意欲的で野心的なシャンパーニュ造りを行っています。

ドメーヌの栽培面積は現在 8 ヘクタール。栽培品種は、ピノ・ムニエ 40%、ピノ・ノワール25%、シャルドネ 35%。植樹比率は 1 ヘクタール当たり 9000 本。平均樹齢は 30~35 年で、5 年毎に 0.40 ヘクタールの区画で植え替えを行い、ブドウの平均樹齢が一定に保たれるように管理しています。畑の地質は表土が粘土石灰質で、心土はチョークとマールで構成されています。

ドメーヌの醸造哲学

ドメーヌの最大の特徴は 1980年から毎年継ぎ足され続けているソレラです。

ドメーヌではこれを『パーペチュアル・リザーヴ(永遠のリザーヴ)』と呼んでいます。約 40 年に亘り丹念に継ぎ足されてきたソレラのリザーヴワインは、ドメーヌの歴史と深く密接に繋がっています。

ドメーヌのスタンダード・レンジのシャンパーニュには全てこのソレラのリザーヴワインがブレンドされています。このため、そのスタイルは、「熟成感」と「フレッシュ感」との絶妙なバランスにあります。「極
端に若すぎず、また極端に古過ぎない」、この卓越したバランスが最大の個性と言えます。

ソレラは、若いヴィンテージがフレッシュ感を、そして古酒のバックヴィンテージが永遠とも呼べる⾧い口中の余韻を付与してくれます。この二つの効果が互いにバランスを取り合って味わいの可能性が無限大に広がります。つまり、ソレラはドメーヌのスタイルの継続性を保証するラシーヌ(ルーツ)と言えるのです。

2021 年現在、ドメーヌでは、ルフレ・ド・リヴィエールのキュヴェの 1980 年から 2020 年までのソレラのリザーヴワインが 1 本。そしてシャルドネの 2000 年から 2020 年までのソレラが 1本。さらにピノ・ノワールの 2000 年から 2020 年までのソレラが 1 本あります。一般的に 5~10 年程度のソレラは見かけますが、これだけのバックヴィンテージに遡るソレラシステムを備えている造り手はシャンパーニュでは極めて稀です。

 

Rétrospective 00-14

2000 年から 2014 までの 15 ヴィンテージをソレラでストックしたパーペチュアル・リザーヴの原酒 100%で醸造したスペシャル・キュヴェ

品種:シャルドネ 100%

2000 年から 2014 年までの 15 ヴィンテージをソレラでストックしたパーペチュアル・リザーヴの原酒 100%で醸造。ノン・マロで、無清澄・無濾過で 2016 年 3 月にティラージュ。2021 年 2月 17 日にデゴルジュマン。マチュラション・シュール・リーの期間は 59 ヵ月。ドザージュは 1 リットル当たり 2 グラム(エクストラ・ブリュット)。アルコール度数 12.5 度。総生産量 974 本。

味わい:花、青リンゴや洋ナシなどの果物の心地良い香り。微かに白胡椒やタバコのニュアンスが広がる。アタックはしなやかで豊満な口中。じんわりと旨味が広がる味わいにまろやかな酸が乗り、程良いフレッシュ感が残っている。バランスが取れたフィニッシュには、ミネラルに支えられた心地良い苦みが広がる。

マリアージュ:サーモンやマグロのカルパッチョ。スズキのタルタル、ジュレを添えた牡蠣などに
良くマッチするでしょう。

*レトロスペクティヴとはフランス語で「回顧」や「過去を振り返る」という意味があります。作家の没後の展覧会などで良く使われる言葉です。ドメーヌの「古い原酒ライブラリー」であるソレラの真髄をこのキュヴェで体感して欲しいとの想いから今回初めて造られました。

ソレラ 100%のシャンパーニュは規模の大きなメゾンでは造られていますが、小規模なレコルタンではなかなか見かけません。ソレラのキュヴェがあってもブレンド比率は 30%というところが殆どです。有名なジャック・セロスのシュブスタンスもソレラのブレンド比率は約 80%。ですから、100%はとても稀少と言えます。

輸入元:VIVIT

詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。

http://www.vivit2012.co.jp/cn7/GOUTORBE-BOUILLOT.html

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