ヴァイングート ヴァインライヒ / ロゼ ()
ヴァイングート ヴァインライヒ / ロゼ 2019(ロゼ)
VT:2019
生産国:ドイツ
生産地:ラインヘッセン
葡萄品種:ピノ・ノワール40、ポルトギーザー40、ムニエ20
コメント【商品説明】:
ドイツで躍動するニューウェーブ。
職人達の惜しみない努力によって、ワイン用ブドウのポテンシャルを極限まで高める事が可能な国、ドイツ。
日本にいると、とてもクラシックなワイン産地というイメージから離れにくいのですが、世界中で引っ張りだこで日本にはほとんど入って来ないGGとかにもある様に、文化の革新は着実に進んでいます。
若い生産者達は、自由な発想でワインを造ることに躊躇いはなく、対自分への挑戦を続ける中で、自身のスタイルを確立し、ワインとしてそれを表現します。
ラインヘッセンのヴァインライヒ兄弟はその渦中にありながら、2つのスタイルのワインを造ります。
ひとつはナチュルリッヒ ヴァインライヒと呼ばれる、複雑さが持ち味の創造性の高いシリーズ。しかし、今回ご紹介するのはそちらでは無く、安定感が有り、日常のワインとして抜群のパフォーマンスを発揮するエントリーキュヴェ。
ものすごく安いと言うほど安くも無く、高いと言うほど高くもない。中途半端な価格設定のワインって、購入するのにそれなりの理由が必要になるかと思うのですが、それって結局美味しいかどうかって事が結論になってしまいがち。
そうすると、ワインが美味しいと感じるかどうかってのは、個人的な主観や価値観で決まってしまうので、さらに需要がぼやけます。
「ご家庭の食事に合わせやすい」という抽象的な個性、どっちつかずの価格設定、わかりやすく品種の個性で訴求しないにも関わらず、単純に美味しいからリピートしたいという理由で、人気が高まって来ております。SNS等でもよく見かける様になりました。
気合を入れたメニューでもないけど、ワインを飲むなら美味しい方がいい。そんなリラックスした日の食卓には、この手のワインが1番手の候補となるはずです。
お料理ではなく、飲み手の気分とのマリアージュってのがあっても良いのではないかと。
以下、輸入元コメントです
Weingut Weinreich
ヴァインライヒ醸造所はドイツのラインヘッセン地方、ベヒトハイム(ベライヒ・ヴォンネガウ)にあります。2009年から、ヤン・ヴァインライヒ、マルク・ヴァインライヒ兄弟で醸造所を運営しています。所有するブドウ畑はトータルで20ヘクタール、単一畑は、ガイアースベルク(Geyersberg)、ハーゼンシュプルング(Hasensprung)、ローゼンガルテン(Rosengarten)、シュタイン(Stein)を所有しています。いずれもベヒトハイムの畑です。栽培している品種はリースリングが30%を占め、ほかに白ブドウはヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)、グラウブルグンダー(ピノ・グリ)、シャルドネ、ジルヴァーナー、バフース(バッカス)、ケルナーを、黒ブドウではシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、ドルンフェルダー、シュヴァルツリースリング(ピノ・ムニエ)を栽培しています。
現在では管理する畑の98%でオーガニックを実践しています。醸造においても大部分がぶどう畑由来の酵母を生かした自然発酵です。セラーでは小型のタンクを活用し、個々の畑の特徴を生かした醸造を行っています。瓶内二次発酵によるゼクトも生産しています。年間生産本数は約15万本。醸造家団体「Generation Riesling(ジェネレーション・リースリング)」と「Maxime Herkunft(マキシーメ・ヘアクンフト)」に所属しています。
WEINREICH ROSE
アルコール度数:11.5% 品種:ピノ・ノワール40%、ポルトギーザー40%、ムニエ20%
土壌:レスローム、石灰岩 栽培:ビオロジック
残糖度6.8g/L 酸度:6.0g/L
アメリカンチェリー、桃、グアバ、アセロラ、太陽を想起させる赤系果実。
溌溂とした酸味を中心に軽快に果実が重なる。
わずかな残糖はシンプルな果実を潔く引き立て、フルーツポンチのように様々な果実が生き生きと輝く。
余韻にかけてドライに引き締まり伸びる。
シンプルながらこけおどしの無い余韻が心地良い。
飲みごたえと軽快さの両立したバランスを持つ希少なロゼ。