カシーナ イ カルピーニ / コッリ トルトネージ バルベーラ (イタリア)
カシーナ イ カルピーニ / コッリ トルトネージ バルベーラ 2019(赤)
VT:2019
生産国:イタリア
生産地:ピエモンテ
葡萄品種:バルベーラ100
コメント【商品説明】:
高樹齢、高高度のバルベーラ。
樹齢がそろそろ100年を迎えようかと言うバルベーラ。ブドウって生き物は、毎年もっと美味しい実をつけようって頑張っているそうです。それを人間様が途中で収穫してワインにしてしまうものだから、来年こそはもっと美味しい実を付けようって頑張った結果、結局次の年も美味しい果実はワインになってしまって……なんて考えるとちょっとブドウがかわいそうにもなってきますが。
でも、例えばブドウが「最高の実が出来た!」って自己満足をしてしまうと、繁殖に対する達成感からなのかブドウは自分から枯れて行ってしまうそうです。なんだか、ちょっと切ないですよね。
どっちがブドウにとって幸せなのかは、ブドウの声を聞くことが出来ないのでわかりませんが、ワインを飲む者にとってはなるべく長く生きて、なるべく美味しい実をつけてくれた方がって思ってしまいますよね。そんでもって、長生きしてくれるのならば尚の事。
ここのワイナリーのご主人も、ブドウへの愛がパナいタイプの方の様なので、きっとブドウと一緒にお話ししながら美味しい果実から美味しいワインを造ってらっしゃるんだなあと。
以下、輸入元コメントです。
Cascina I Carpini
~トルトーナの丘~ DOC Colli Tortonesi
ピエモンテ州東部の町 トルトーナ。昔からミラノとジェノバ、トリノとボローニャを結ぶ街道の要所にあたり、ピエモンテ、ロンバルディア、エミリアロマーニャ、リグーリア4つの州の異なった文化の影響があります。
■生産者
1998年にパオロ ギスランディ氏がトルトーナの東、Pozzol Groppo ポツォール グロッポの丘にある、手付かずの自然を自力で開いたワイナリー。元大手企業のディレクターだったパオロ曰く「ワイン生産者になることは夢以上に 渇望に近いものだった」 そうで、現在は物質的な充足から決別し、大自然の真っただ中で家族と共にナチュラルワイン造りに没頭しています。
所有面積は10ha。畑の標高は約400m。地質は粘土石灰質。密植度は5,000~6,000本/ha。 畑では生態系と生物の多様性の維持、土壌の微生物の状況把握に常に気を配り、硫黄と銅以外は畑に撒くことはありません。パオロ氏曰く、一般的なオーガニック栽培以上に自然な農法とのこと。地下15mに温泉水が流れています。そのせいでとても水はけが良く、土が湿度を低く保てるのでベト、ウドンコ病のリスクが数なく、一方で干ばつなどでも根に必要な水分は保持でき、ユニークなミネラルバランスを土壌に与えるそうです。
Colli Tortonesi Barbera DOC
1926年植樹の老木のバルベーラを野生酵母で仕込みました。
1926年に植えられた標高320mのSan Lorenzo区画に育つ老木のバルベーラを野生酵母で仕込みました。 発酵、熟成は共にステンレスタンクで行います。 輝きのあるルビー色でタンニンは細かくスムース。明るい果実がキレイによどみなく詰まった飽きのこない仕上がりです。年間生産量 3,500本