ダイヤモンド酒造 / シャンテY,A Huit (ユイッ、又は結ひ) (日本)

JPR00001215
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ダイヤモンド酒造 / シャンテY,A Huit 2017(赤)

(JPR00001215)

※限定的な商品です。他の方への転売目的でのご購入とお見受けする場合、販売をお断りさせて頂くこともございます。ご了承ください。

※お一人様4本までの限定販売とさせて頂きます。

VT:2017

生産国:日本

生産地:山梨

葡萄品種:マスカット ベーリーA

コメント【商品説明】:

2017年、リリースです。

ひとまず、在庫数量を回復します。

キュヴェK2017も入荷しています。

⇒https://chaiyoshizawa.com/jpr00001315/

 

以降、2015年のリリース時の内容です。

ダイヤモンド酒造の樽熟マスカットベーリーAの8番目のキュヴェ。限定醸造の「Ycarre cuveeK」の遅摘み(2015年10月14日収穫)の葡萄を使用した、ダイヤモンド酒造のプレミアム キュヴェ。

450リットルの樽で24ヶ月熟成。生産本数は1146本。キュヴェKヴリーユ同様に話題が全国に広がる前に売り切れになるのは時間の問題かと。

 

雨宮吉男さん曰く「自分でもこの様にエレガントなワインが造れるとは思ってもいませんでしたし、目標とするワイン像に近づけたと感じさせてくれるワインに成りました。」

常日頃、他の誰にも作れない様な美味しいワインを送ってくれる雨宮さんは、どちらかと言うと謙遜する方のイメージでした。ご本人からこんなコメントが出たのは、個人的には衝撃です。誰かが何かを超越する瞬間に立ち会える喜び。マスカットベーリーAの…と、言うよりも「日本のワインの歴史を変える」ワインが生まれるプロローグ。ご一緒に体感しませんか?

 

【テイスティングしました】

2018年1月14日22:15

INAOのテイスティンググラスとロブマイヤーのバレリーナⅢで。

今までの樽熟MBAシリーズとは一線を画すアタックを感じました。畑とセニエで濃縮し、樽でキャンディをマスキングするスタイルが雨宮さんのMBAの真骨頂。他の誰にもなし得ない、経験と技術に裏打ちされたバランス感覚がファンを魅了し続けている理由のひとつだと思います。ボトルを開け、グラスに注いだワインの香りを嗅いだとき「結ひ」のそれは、また少し違ったアプローチをしてきました。

MBAのキャンディが香りのトップに来ています。ロブマイヤーの方は特にその表情が明確に。しかし、これが不思議と心地良いのです。葡萄の果実味は凝縮しているものの、くどくなくしなやか。キャンディの密度のある香りは嫌味無くアクセントとなり複雑さとして楽しめます。その双方をまとめあげる内に秘めた酸。勝沼よりも標高が高く冷涼な穂坂地区だからこそ、10月14日という時期まで収穫を延ばしても酸と、酸がもたらすミネラルが豊富に詰まった仕上がりになったのでしょう。このワイン、すぐに飲んでもそのポテンシャルで楽しめますが、熟成を経て酸が旨みに変わってゆく過程で、どんなワインに育つのか。今から楽しみで仕方ありません。

オフフレーヴァーだとされてきたキャンディ香を隠すことなくバランスを取って楽しめるワイン。MBAが表現する究極のエレガンス。僕は今までこんなワインに出会ったことはありません。この出会いと感動を、お客様のお手元まで繋げるのが僕の役目。

【再度テイスティングしました】

2018年1月18日23:15

前回のテイスティング後、2/3をボトルに残しコルクで打栓、ワインセラーにて保管。

5日後に開封しリーデルのボルドーグラスでテイスティング。

香りを取るまでも無く、コルクを外したら溢れてくるアロマ。前回のキャンディのそれではなく、しっとしとした赤い小粒の果実。ヴィティス ラブルスカのキャンディって酸化で取れるんでしたっけ?と自問自答。

雨宮さんの樽熟MBAシリーズは、通常230リットルの小樽で熟成されます。樽に負けない濃密な果実味に樽をかける事で、品種特有の水あめの様な香りを消していくタイプですが、今回のキュヴェは450リットルの大きな樽。樽の影響が少ない環境で24ヵ月の長い熟成。ベースとなる葡萄は遅摘みでしっかりとした果実味で、キャンディ的な特有な表情も強く出ますが、穂坂という寒暖差の有る高地が故に完熟まで育てても酸がしっかりと残ります。これらの要素ひとつひとつに加えて、僕などには計り知れない秘密のエッセンスでこのワインはできています

抜栓5日でこのワインに潜むポテンシャルをより一層楽しむことができました。これは、このワインが長い熟成に向くものだという事を示しています。そんなマスカット ベーリーAが今まであったでしょうか。いや、実際雨宮さんのとこには既にあったんですが、今までのタイプとはまた少し違うので、これは日本におけるマスカット ベーリーAの新しい時代の幕開けと言っても過言ではありません。人も土地も限られた環境でのワインですから、しばらくの間は独壇場かもしれないですが。

 

 

↓以下、雨宮さんからの命名についてのコメントです。

「Huit(ユイッ)はフランス語で「8」を意味します。
8番目のMBA樽熟成キュヴェです。
また、MBA嫌いの先輩が試飲した時、
発した「おっと(otto:イタリア語で8)」も掛かっています。

そして最重要な意味合いは「結ひ」と名付けたかった事にあります。
「結ひ」とは「①結ぶこと。また、結んだもの。②田植えや刈り入れなどのとき、手伝い合うこと。また、その人々。」と辞書に書かれています。
時間・空間を超え、畑、農家、醸造家、小売・業務店、消費者がワインという形で繋がれたらと思っています。」

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい