ヨハネス ツィリンガー / ヌーメン ミュスカテラー 2020 (オーストリア)

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(税込¥5,918)

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ヨハネス ツィリンガー / ヌーメン ミュスカテラー 2020(白)

(ORB0000920)

VT:2020

生産国:オーストリア

生産地:フェルム ゴッツェンドルフ

葡萄品種:ゲルバー ミュスカテラー100

コメント【商品説明】:

※限定品の為、お一人様二本までとさせていただきます。

【3月から11月はチルド便必須】常温便でご購入の方には、追加でチルド料金を計上させていただくか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。ご了承ください。

なにこれ、美味しいんですけど。

って、言ってほしくてご紹介です。

僕の一番好きな白ワイン用のブドウ品種はシュナン ブランなんですけど、心のどこかでマスカットがぐいぐい来てるのは感じているんですよね。このところマスカットとかミュスカとかミュスカテラーって文字が視界に入ると、ついつい発注してしまう自分がいるもので。ここで言うマスカットは、甘口の少しとろっとした美味しいやつではなくて、すっきりとして芳醇な香りを爆発させる辛口のマスカット。

で、それがいつから始まったかってのは明確で、2019年のここのミュスカテラーを飲んでからに他なりません。僕のワインショップの棚の構成比に相当に大きな影響を与えた、とても大好きなマスカット。ご紹介した方に美味しかったとコメント頂く事がとても多かったのが印象的です。通販のワインショップって、なかなかご感想をお伺いする機会もございませんから、それって凄い事だなって思うんです。

桃。ストレートに白桃のアタック。でも、オレンジワインなんかで出て来る果実感とは全く別で、ちょうど良く熟れた、傷のついていない贈答用の白桃の皮を剥いた時、一発目に香るあの感じです。で、その後はめくるめく香りが変化します。「あぁ、なんて優しい香りだろう」と、目を瞑っているうちに「あれ…桃どこいった?びわ?」なんて感じで。そこから始まる香りの変化で何を感じるのかってのは、もう個人差でしか無くて、でもそれがたまらなく楽しいんですよね。

何回飲んでも、もう一度飲みたいと思えるワインです。惜しむらくは、何回も買えるほど数が無いって事でして。是非是非。

 

※シールキャップではなく蝋止めになってます。開栓時お気を付け下さい。

 

以下、輸入元コメントです。

BIOWEINGUT JOHANNES ZILLINGER Velm-Gotzendorf,Weinviertel,Osterreich

オーガニック栽培された葡萄によるワインは、重要視され需要も高まってきています。ヨハネス・ツィリンガーは家族経営のビオヴァイングートで、フェルム=ゲッツェンドルフ最大の功労者です。ヨハネスの父ハンスは1980年代に既にオーガニック栽培に回帰しており、オーストリアにおけるナチュラルなワイン造りの先駆者のひとりです。畑と葡萄は30年以上、健全な状態で活力を与えられています。
2013年、ヨハネス・ツィリンガーはワインにより葡萄の生命力と香りの力を反映させるため、新たな畑を開墾しました。設備は一新され、ワインはこれまで以上に自由な熟成を経ることとなりました。ツィリンガーでは新旧合わせた手法を採用しています。彼のワインはすべてが特別な個性を持ち、魅惑的で飲みやすさを備えています。350年の歴史にまた新たな1ページが加わりました。

歴史
ヴァインフィアテル東部のこの地域は、イリュリア人とケルト人が葡萄を栽培してワインを造ったのが始まりとされています。フェルム=ゲッツェンドルフは、時のバイエルン州パッサウの修道院によって設立されました。
この地域で最も古い葡萄畑Steinthal(シュタインタール)は、1520年の文献でその名を見ることが出来ます。
現在、ツィリンガー家が管理しているKellerberg(ケラーベアグ)の地下ケラーは、戦時中には防空壕として使われていました。
1673年、ダヴィッド・ツィリンガーがヴァイングートを創始。1980年代までは多くの家族同様に葡萄栽培は副業であり、当時は養豚に力を入れていました。1984年にすべてを有機栽培へと転換し、1994年には純粋なワイナリーとなったのです。

哲学
ハンス・ツィリンガーは、オーストリアにおけるオーガニック栽培の先駆者の一人です。彼は当時すでに、古代の葡萄品種やクローンを探していました。
オーガニック栽培の手法は養豚経験の結果から生まれました。
ハンス 『私たちの豚は、非常に過保護に育てられていましたが、しばしば病気がちでした。抗生物質を用いた治療を試みたりしたのですが、治すことが出来ず、何度か豚達を屠殺せざるを得なくなりました。1980年代、子豚たちが瘢痕から来る病気に苦しんでいた時のこと、従来の治療法は効果がありませんでした。私の父は、その昔は酢を塗付して治療したことを私に教えてくれました。そして、解決したのです。これが私の転機となりました。私はドイツの有機栽培農園を訪れ、見聞を広めました。1984年に、有機農法に転換しました。養豚を含め、様々な農業のすべてに有機栽培を実行することは不可能だったので、事業は自然と絞り込まれ、1994年にはワイン醸造を開始しました』。
彼をワイン造りに導いた決定的事項はSteinthal(シュタインタール)に植わる樹齢100年のSt.Laurent(ザンクト・ラウレント)でした。
『年を問わず、この畑は常に健全で熟した葡萄を育んでくれます。この葡萄は房は少ないものの、とても上質な葡萄です。無農薬栽培に取り組んだ契機であり、知名度の低い品種であっても同様に手間をかけます。』
今日では、30年に渡って有機で栽培された畑はヨハネスに引き継がれています。生命力を引き出された葡萄は、ヨハネスの哲学、セラーでの最低限の干渉によって、長い生命力と多彩な魅力を持ったワインへと昇華します。2013年からは葡萄の購入を止め、すべて自社栽培の葡萄によるワインとなりました。
畑のコンポスト治療のために、畑には50種類ものハーブが植えられています。
『除草と殺虫の効果を持つタイムだけでなくペパーグラスやシトラス・タイムが必要です。畑の緑化だけでなく植物の保護にも繋がります。』

 

NUMEN Muskateller

葡萄:ムスカテラー 樹齢:35年 栽培:35年間有機無農薬、5年間ビオディナミ
畑・土壌:フェルム=ゲッツェンドルフ、様々なハーブが共生、常にハーブが薫る。
Steinthal丘陵最上部、Hohes Eck北向き斜面。石灰砂岩質。
醸造・熟成:アンフォラで短期間果皮浸漬発酵、ゆっくりと優しく圧搾。発酵後半に10%フレッシュなブドウを加える。
600リットルのオーク樽で人為的介入なく12か月間熟成。
味わい:黄色い果実、ライム、花、複雑で豊か、全方位外交的な味わい。

 

輸入元:オルヴォー

詳しくはこちらから輸入元ホームページでご確認ください。

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