ヨハネス ツィリンガー / パルセレール ブラン &’ ソーヴィニヨン 2020 (オーストリア)

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(税込¥3,949)

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ヨハネス ツィリンガー / パルセレール ブラン &’ ソーヴィニヨン 2020(白)

(ORB0001820)

VT:2020

生産国:オーストリア

生産地:フェルム ゴッツェンドルフ

葡萄品種:ピノ・ブラン62%、ソーヴィニヨン・ブラン38% 樹齢:35年

畑・土壌:北東向き斜面、森林に近い丘陵上部。石灰質砂岩

醸造・熟成:全房のピノ・ブランをアンフォラで発酵、圧搾後500リットルの木樽で熟成。ソーヴィニヨン・ブランは全房のままNumenの古樽で発酵、そのままフロール(産膜酵母)と共に8か月熟成。瓶詰めの1か月前にブレンド。

コメント【商品説明】:

黄金比インスパイア系産膜酵母併用白ワイン。

とか言ってると、もうそれってワインなんですか?ってなっちゃいますよね。でも、天才がそれをワインにすると、これが不思議と絶妙な心地よさになってしまうので不思議です。

1 : 1.618……という黄金比率に基づいて造られたヨハネスさんの新しいキュヴェ。輸入元の担当さんと一緒に試して「ああ、なんかこれはもう天才ですね」と。美味しいとか何の香りかとか、そういうのを適当に「天才」という一言でまとめちゃっても違和感ない位、とっても自然なバランスでした。

2019年のパーセレールシリーズのデビュー作はヴェルシュ リースリングとシャルドネのブレンドでしたが、こちらばピノ ブランとソーヴィニヨン ブランのブレンド。役回りとしては、淡白なシャルドネの代わりに淡白なピノ ブラン、どちらかと言うと発展する可能性の有るヴェルシュ リースリングの代わりにアロマ系のソーヴィニヨン ブランって事かなって感じなんですけど、ブレンドの比率が逆になっています。

(以下、ちょっとややこしい話です)

ソービニヨン ブランって不思議なブドウで、醸造で手をかけない方がアロマが強く出て来ます。例えばシャルドネなんかはベースがニュートラルだから、樽をかけたりすると新たな個性が生まれるのですが、ソーヴィニヨン ブランはステンレス発酵でブドウと酵母の要素以外を入れない方が品種としての個性は際立ちます。そこに他の要素が加わる事で、新たな個性は生みますが、ソーヴィニヨン ブランの品種としての個性は内側に隠れていきます。

で、この複雑な要素に包まれたワインのソーヴィニヨン ブランはどうなのかというとですね、普段あまり個性を主張しないピノ ブランが、産膜酵母で限界まで個性を高められているのですが、それともう絶妙なバランスを保っているんですよね。

結果的に何が起こるかと言うと、これは他のワインにも言えるのですが、バランスが取れると言う事は、互いに打ち消しあって、すなわち相殺するってことでもあるので、表面上はその個々の特徴を感じにくくなってしまうんですよね。

ただ、決して消えてなくなったわけでは無く、ちゃんとそこに存在はしていて、それが隠し味と言うか、縁の下の力持ちと言うか、ワインのポテンシャルをえいやっと持ち上げる要素になります。

これは、通常のワインでは果実味と酸のバランスで見られる相殺なのですが、それを品種の個性でやってしまうヨハネスが、どんだけ天才なんだって事で度肝を抜かれてしまいまして。

でも、結果的にはそんな事を考えないでゴクっと飲めば、すごく普通の、すごく美味しいワインとして何事も無いかのように飲めてしまうんですね。むしろ、ワインを造る段階でそんな複雑な事やってたの?ってくらいに。それって、すごくないですか。圧倒的なデザインの核が絵画が、自然と風景に溶け込んでしまう様な、ワインの表現としてちょっと大げさな話になってきてしまうので、この編で終わりますが、何が言いたいかと言えば、つまりはこのワインがおすすめですよという事です。

 

以下、輸入元コメントです。

BIOWEINGUT JOHANNES ZILLINGER Velm-Gotzendorf,Weinviertel,Osterreich

オーガニック栽培された葡萄によるワインは、重要視され需要も高まってきています。ヨハネス・ツィリンガーは家族経営のビオヴァイングートで、フェルム=ゲッツェンドルフ最大の功労者です。ヨハネスの父ハンスは1980年代に既にオーガニック栽培に回帰しており、オーストリアにおけるナチュラルなワイン造りの先駆者のひとりです。畑と葡萄は30年以上、健全な状態で活力を与えられています。

2013年、ヨハネス・ツィリンガーはワインにより葡萄の生命力と香りの力を反映させるため、新たな畑を開墾しました。設備は一新され、ワインはこれまで以上に自由な熟成を経ることとなりました。ツィリンガーでは新旧合わせた手法を採用しています。彼のワインはすべてが特別な個性を持ち、魅惑的で飲みやすさを備えています。350年の歴史にまた新たな1ページが加わりました。

歴史
ヴァインフィアテル東部のこの地域は、イリュリア人とケルト人が葡萄を栽培してワインを造ったのが始まりとされています。フェルム=ゲッツェンドルフは、時のバイエルン州パッサウの修道院によって設立されました。
この地域で最も古い葡萄畑Steinthal(シュタインタール)は、1520年の文献でその名を見ることが出来ます。
現在、ツィリンガー家が管理しているKellerberg(ケラーベアグ)の地下ケラーは、戦時中には防空壕として使われていました。
1673年、ダヴィッド・ツィリンガーがヴァイングートを創始。1980年代までは多くの家族同様に葡萄栽培は副業であり、当時は養豚に力を入れていました。1984年にすべてを有機栽培へと転換し、1994年には純粋なワイナリーとなったのです。

哲学
ハンス・ツィリンガーは、オーストリアにおけるオーガニック栽培の先駆者の一人です。彼は当時すでに、古代の葡萄品種やクローンを探していました。
オーガニック栽培の手法は養豚経験の結果から生まれました。
ハンス 『私たちの豚は、非常に過保護に育てられていましたが、しばしば病気がちでした。抗生物質を用いた治療を試みたりしたのですが、治すことが出来ず、何度か豚達を屠殺せざるを得なくなりました。1980年代、子豚たちが瘢痕から来る病気に苦しんでいた時のこと、従来の治療法は効果がありませんでした。私の父は、その昔は酢を塗付して治療したことを私に教えてくれました。そして、解決したのです。これが私の転機となりました。私はドイツの有機栽培農園を訪れ、見聞を広めました。1984年に、有機農法に転換しました。養豚を含め、様々な農業のすべてに有機栽培を実行することは不可能だったので、事業は自然と絞り込まれ、1994年にはワイン醸造を開始しました』。
彼をワイン造りに導いた決定的事項はSteinthal(シュタインタール)に植わる樹齢100年のSt.Laurent(ザンクト・ラウレント)でした。
『年を問わず、この畑は常に健全で熟した葡萄を育んでくれます。この葡萄は房は少ないものの、とても上質な葡萄です。無農薬栽培に取り組んだ契機であり、知名度の低い品種であっても同様に手間をかけます。』
今日では、30年に渡って有機で栽培された畑はヨハネスに引き継がれています。生命力を引き出された葡萄は、ヨハネスの哲学、セラーでの最低限の干渉によって、長い生命力と多彩な魅力を持ったワインへと昇華します。2013年からは葡萄の購入を止め、すべて自社栽培の葡萄によるワインとなりました。
畑のコンポスト治療のために、畑には50種類ものハーブが植えられています。
『除草と殺虫の効果を持つタイムだけでなくペパーグラスやシトラス・タイムが必要です。畑の緑化だけでなく植物の保護にも繋がります。』

 

Parcellaire(生産者コメント)

私たちはこの涼しい地に根差し、温暖化による気候変動があっても冷涼なこの産地のワインを造り続けることが願いです。

このワインのコンセプトは、テロワール、土地の起源とは単一畑による表現に限定するのではなく、その畑を耕作し導く造り手のサインがそこに刻まれていなければな
りません。

このワインは私が造っていた単一畑ワインReflextionシリーズの更なる発展形です。

古い葡萄畑の中でも最も冷涼な区画からのセレクションです。森林に近く、北、北東向き。風通しの良い丘陵上部に位置しています。すべてが石化砂岩質土壌です。

ギリシア時代に発見された最も美しい調和の比率、黄金分割比(1:1.618..)に基づいてブレンドすることで土地の個性を反映させたシリーズです。

 

Parcellaire Blanc&Sauvignon

葡萄:ピノ・ブラン62%、ソーヴィニヨン・ブラン38% 樹齢:35年

畑・土壌:北東向き斜面、森林に近い丘陵上部。石灰質砂岩

醸造・熟成:全房のピノ・ブランをアンフォラで発酵、圧搾後500リットルの木樽で熟成。

ソーヴィニヨン・ブランは全房のままNumenの古樽で発酵、そのままフロール(産膜酵母)と共に8か月熟成。

瓶詰めの1か月前にブレンド。

ヨハネスより:黄色い果実、塩気、押し上げるような長い余韻。個性的!

#1と比べるとピノ系果実の太く広がる中間要素が前面に出ています。

香りの立ち上がり、果実の広がり、明らかにリズムがゆったり。

赤ワイン的な重心の低い立ち香ながらホイップクリームのようなエアリーな質感に驚かされる。

密度の高さに反する口解けの軽やかさ。

最も冷涼な区画、パルセレールらしいビビッドな酸味の支えがありながら球体感のある熟した柑橘塊。

酸と果実のコントラスト。ググっと果実が膨らんだ後に淡い香りが連続して重なり現れる。

黄金分割比ブレンドの凄みは個々の品種がまるで最初からそうであったかのように調和しており、

造り手の表現力の非凡さを感じさせてくれます。

 

輸入元:オルヴォー

詳しくはこちらから輸入元ホームページでご確認ください。

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