ヨハネス ツィリンガー / パルセレール ルージュ #1 2020 (オーストリア)

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ヨハネス ツィリンガー / パルセレール ルージュ #1 2020(赤)

(ORR0000520)

VT:2020

生産国:オーストリア

生産地:フェルム ゴッツェンドルフ

葡萄品種:カベルネ・フラン62%、シラー38% 樹齢:25年

畑・土壌:北東向き斜面、森林に近い丘陵上部。石灰質砂岩

醸造・熟成:全房のカベルネ・フランをアンフォラで発酵、圧搾後500リットルの木樽で熟成。シラーは短期間浸漬後圧搾、Numenの古樽で発酵、そのまま10か月熟成。瓶詰めの2か月前にブレンド。

コメント【商品説明】:

黄金比インスパイア系赤ワイン。

飲んだ時、思わず「旨い…」と声が出てしまいましたよね。それくらい旨かったです。

2020年のワインとは思えぬほどに柔らかく、カベルネ フランってやっぱり最高だなって。シラーはシラーで最良の抽出。この二つの品種のブレンドってそんなに見かけるものではありませんが、飲んでみると「なるほどそういや合わないわけないよな」って。

一番下にコピペした、オルヴォーの担当さんのコメントに全てが集約されていますので、僕が多くを語る必要ははもう無くなてしまうのですが、まあ何しろ美味しいので是非お手元に。

 

以下、輸入元コメントです。

BIOWEINGUT JOHANNES ZILLINGER Velm-Gotzendorf,Weinviertel,Osterreich

オーガニック栽培された葡萄によるワインは、重要視され需要も高まってきています。ヨハネス・ツィリンガーは家族経営のビオヴァイングートで、フェルム=ゲッツェンドルフ最大の功労者です。ヨハネスの父ハンスは1980年代に既にオーガニック栽培に回帰しており、オーストリアにおけるナチュラルなワイン造りの先駆者のひとりです。畑と葡萄は30年以上、健全な状態で活力を与えられています。

2013年、ヨハネス・ツィリンガーはワインにより葡萄の生命力と香りの力を反映させるため、新たな畑を開墾しました。設備は一新され、ワインはこれまで以上に自由な熟成を経ることとなりました。ツィリンガーでは新旧合わせた手法を採用しています。彼のワインはすべてが特別な個性を持ち、魅惑的で飲みやすさを備えています。350年の歴史にまた新たな1ページが加わりました。

歴史
ヴァインフィアテル東部のこの地域は、イリュリア人とケルト人が葡萄を栽培してワインを造ったのが始まりとされています。フェルム=ゲッツェンドルフは、時のバイエルン州パッサウの修道院によって設立されました。
この地域で最も古い葡萄畑Steinthal(シュタインタール)は、1520年の文献でその名を見ることが出来ます。
現在、ツィリンガー家が管理しているKellerberg(ケラーベアグ)の地下ケラーは、戦時中には防空壕として使われていました。
1673年、ダヴィッド・ツィリンガーがヴァイングートを創始。1980年代までは多くの家族同様に葡萄栽培は副業であり、当時は養豚に力を入れていました。1984年にすべてを有機栽培へと転換し、1994年には純粋なワイナリーとなったのです。

哲学
ハンス・ツィリンガーは、オーストリアにおけるオーガニック栽培の先駆者の一人です。彼は当時すでに、古代の葡萄品種やクローンを探していました。
オーガニック栽培の手法は養豚経験の結果から生まれました。
ハンス 『私たちの豚は、非常に過保護に育てられていましたが、しばしば病気がちでした。抗生物質を用いた治療を試みたりしたのですが、治すことが出来ず、何度か豚達を屠殺せざるを得なくなりました。1980年代、子豚たちが瘢痕から来る病気に苦しんでいた時のこと、従来の治療法は効果がありませんでした。私の父は、その昔は酢を塗付して治療したことを私に教えてくれました。そして、解決したのです。これが私の転機となりました。私はドイツの有機栽培農園を訪れ、見聞を広めました。1984年に、有機農法に転換しました。養豚を含め、様々な農業のすべてに有機栽培を実行することは不可能だったので、事業は自然と絞り込まれ、1994年にはワイン醸造を開始しました』。
彼をワイン造りに導いた決定的事項はSteinthal(シュタインタール)に植わる樹齢100年のSt.Laurent(ザンクト・ラウレント)でした。
『年を問わず、この畑は常に健全で熟した葡萄を育んでくれます。この葡萄は房は少ないものの、とても上質な葡萄です。無農薬栽培に取り組んだ契機であり、知名度の低い品種であっても同様に手間をかけます。』
今日では、30年に渡って有機で栽培された畑はヨハネスに引き継がれています。生命力を引き出された葡萄は、ヨハネスの哲学、セラーでの最低限の干渉によって、長い生命力と多彩な魅力を持ったワインへと昇華します。2013年からは葡萄の購入を止め、すべて自社栽培の葡萄によるワインとなりました。
畑のコンポスト治療のために、畑には50種類ものハーブが植えられています。
『除草と殺虫の効果を持つタイムだけでなくペパーグラスやシトラス・タイムが必要です。畑の緑化だけでなく植物の保護にも繋がります。』

 

Parcellaire(生産者コメント)

私たちはこの涼しい地に根差し、温暖化による気候変動があっても冷涼なこの産地のワインを造り続けることが願いです。

このワインのコンセプトは、テロワール、土地の起源とは単一畑による表現に限定するのではなく、その畑を耕作し導く造り手のサインがそこに刻まれていなければな
りません。

このワインは私が造っていた単一畑ワインReflextionシリーズの更なる発展形です。

古い葡萄畑の中でも最も冷涼な区画からのセレクションです。森林に近く、北、北東向き。風通しの良い丘陵上部に位置しています。すべてが石化砂岩質土壌です。

ギリシア時代に発見された最も美しい調和の比率、黄金分割比(1:1.618..)に基づいてブレンドすることで土地の個性を反映させたシリーズです。

 

Parcellaire Rouge #1

葡萄:カベルネ・フラン62%、シラー38% 樹齢:25年

畑・土壌:北東向き斜面、森林に近い丘陵上部。石灰質砂岩

醸造・熟成:全房のカベルネ・フランをアンフォラで発酵、圧搾後500リットルの木樽で熟成。

シラーは短期間浸漬後圧搾、Numenの古樽で発酵、そのまま10か月熟成。瓶詰めの2か月前にブレンド。

ヨハネスより:赤果実、クリスプ、押し上げる長い余韻。個性的!

抜栓直後、ごくごくわずかに還元的ながら10分程度で消えます。

上向きに突き抜けるような赤果実、熟したタンニンはインクではなく甘さでもない

熟した葡萄を頬張ったような果実の果皮のイメージ。

そこにカベルネ・フランを思わせる冷涼でカシスの芽、いや、名残のフキノトウの香りがアクセント。

とは言え、ブルゴーニュにも似た明るいルビー色の色調からは品種を当てることは困難。

口の中での果実のハーモニー。エキスの上澄みだけが優しく広がる

カベルネ・フランという品種、しかも冷涼なオーストリアでこんな表現があったのかと驚愕。

口の中でするすると流れほぐれ、少しツルリと滑るような錯覚。

口溶けの美しさ。細いのに味わいは広がり、淡いのに連続するような錯覚。

カベルネ・フラン&シラーという組み合わせも含めてだが、フランという品種を用いて描く

他にない個性ながらもあるべき姿としか思えない完成度。

ヨハネスの赤ワインに共通する、冷涼産地ならではのハンギングタイムの長い酸の調和した果実。

そしてともするとエグミとなってしまうタンニンをおそろしく軽量に繊細に引き出していく扱いの上手さ。

自分がまだまだ未熟者だと思い知らされた。

 

輸入元:オルヴォー

詳しくはこちらから輸入元ホームページでご確認ください。

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