【スペインから新着の白】フリサッチのガルナッチャ ブランカ到着!

ディオニーさん経由で日本初上陸となった「フリサッチ」。

色々とご紹介頂いたのですが、その中でも特に気になった2アイテムをオンリストします。

 

最近、日本のワイン市場では目立ったトレンドに出会う事が減ってきました。どこかの誰かが「トレンドにしたかったけど、なかなかそこまで昇華できていない」ものが多く、そこかしこに散らばっている様にも見受けます。

そんな中で、数年前から需要が一気に高まり今でもその余韻が残るトレンドのひとつがオレンジワイン。近年その需要の高まりを受けてか、はたまた生産者が新しい技術とひらめきを手にして創作意欲にかられたか、その亜種的なワインが市場に増えてきています。

 

ルーツのジョージアで造られている、赤ワインの様にタンニンがはっきりとしたオレンジワインではなくて、オレンジワインの製造上の工程である【醸し】と呼ばれる果皮と一緒に醸す工程を応用した、色調だったりタンニンだったりがオレンジを名乗る程までには主張しない塩梅に仕上げた、ミネラル感に富んだワインです。特に、白ワインでその面白さが顕著に見られます。昨年末にご紹介して大変好評をいただきましたオーストリアのヨハネス ツィリンガーもその類です。(現在、グリューナー醸しのソーヴィニヨン以外は完売しております)

今回ご紹介する「フリサッチ」は、スペインのカタルーニャ地方から。この手のワインはそういった広域的な扱いだったエリアから瞬く間にスターダムを駆け上がります。日本に来るまでに少し時間がかかっていた様ですが、世界の市場で評価が高いことは飲めばご納得頂けるのではないかと思います。

個人的にはガルナッチャ(グルナッシュ)という葡萄が大好きな一人です。ただ、そこまで作り込まれる事無くワインになる事が多い品種だとも思ってます。今回のフリサッチが手をかけ愛情をたっぷりそそいだガルナッチャは、大好物の「あるようでない」が詰まったワインです。

ガルナッチャ特有の淡い苦みから来る機能性とでも言いますか、ワインを口にする度に食事中の口内リフレッシュをしてくれるというメリットは、レストランならばコース料理を食べる時よりは盛り合わせの前菜かタパスの様な小皿が複数並ぶタイミングで本領を発揮するものでありますし、結果論ですがご家庭で飲む食卓のワインとしても適任です。

「美味しい白が飲みたいな」って時に是非是非。

 

フリサッチ / ラ フォラダダ 2016(2490円)

※画像クリックで商品詳細ページへ。

 

フリサッチ / ヴェルナッチャ ブランカ 2016(2850円)

※画像クリックで商品詳細ページへ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)