【限定品入荷情報】オーストリアのヨハネス ツィリンガーが到着!

昨年のデビュー以来、待ち焦がれたワインが到着。

ヨハネス ツィリンガーの最新ヴィンテージが本日リリースになりました!

昨年、まだ買えるだろうと発注せずにいたらまさかのリリース即完売。今年は前のめりな発注でなんとか数量を確保しました。輸入元のオルヴォーさんの在庫も、グリューナー以外のキュヴェは、一般のお披露目前にはほぼ既に完売というところでも、業界内での注目の高さが伺えます。

それもそのはず。飲んでみて、改めてこのワインの偉大さをまざまざと実感したのでした。ものすごく高級なワインではないんです。でも、造り手の並々ならぬこだわりはグラスの中からこれでもかって位に溢れてきます。スタンダード キュヴェのヴェリューに共通するのは、95%のステンレスタンクと、5%のアンフォラ(地中に埋める甕)の併用。上位キュベでは樽とアンフォラを併用したソレラ システムなども取り入れられています。独自の発想と哲学で生み出される、彼のワインはオーストリアの名立たる銘醸と肩を並べ、最高の評価を受けています。

ご案内できる数量に限りはございますがご容赦ください。無くなりましたらまた来年。

 

ヨハネス ツィリンガー各商品のご案内(詳細はリンク先で)

⇒「ヨハネス ツィリンガー / ヴェリュー グリューナー フェルトリーナー 2017

ステンレスタンク95、アンフォラ5の絶妙な配合で引き出されるグリューナーの新境地。

 

⇒「ヨハネス ツィリンガー / ヴェリュー リースリング 2017

ベーシカルな葡萄の質の良さを、独自のノウハウで最大限に引き出しています。リースリングは日本初上陸、既に輸入元完売の注目株。

 

⇒「ヨハネス ツィリンガー / レヴォリューション ホワイト ソレラ

広がりのある、柑橘多種のアロマ。樽とアンフォラ併用のソレラ システムを構築。

 

⇒「ヨハネス ツィリンガー / レヴォリューション ホワイト ソレラ

唯一となる赤ワインのご紹介。こちらもソレラ システムで造られます。

 

⇒「ヨハネス ツィリンガー / ニューメン フュメ ブラン 2016

醸し行程は有るものの、オレンジとはまた違った独特の仕上がり。

 

以上5アイテムをセレクトいたしました。品切れの際はご容赦ください。

 

以下、輸入元コメントです。

BIOWEINGUT JOHANNES ZILLINGER Velm-Gotzendorf,Weinviertel,Osterreich

オーガニック栽培された葡萄によるワインは、重要視され需要も高まってきています。ヨハネス・ツィリンガーは家族経営のビオヴァイングートで、フェルム=ゲッツェンドルフ最大の功労者です。ヨハネスの父ハンスは1980年代に既にオーガニック栽培に回帰しており、オーストリアにおけるナチュラルなワイン造りの先駆者のひとりです。畑と葡萄は30年以上、健全な状態で活力を与えられています。
2013年、ヨハネス・ツィリンガーはワインにより葡萄の生命力と香りの力を反映させるため、新たな畑を開墾しました。設備は一新され、ワインはこれまで以上に自由な熟成を経ることとなりました。ツィリンガーでは新旧合わせた手法を採用しています。彼のワインはすべてが特別な個性を持ち、魅惑的で飲みやすさを備えています。350年の歴史にまた新たな1ページが加わりました。

歴史
ヴァインフィアテル東部のこの地域は、イリュリア人とケルト人が葡萄を栽培してワインを造ったのが始まりとされています。フェルム=ゲッツェンドルフは、時のバイエルン州パッサウの修道院によって設立されました。
この地域で最も古い葡萄畑Steinthal(シュタインタール)は、1520年の文献でその名を見ることが出来ます。
現在、ツィリンガー家が管理しているKellerberg(ケラーベアグ)の地下ケラーは、戦時中には防空壕として使われていました。
1673年、ダヴィッド・ツィリンガーがヴァイングートを創始。1980年代までは多くの家族同様に葡萄栽培は副業であり、当時は養豚に力を入れていました。1984年にすべてを有機栽培へと転換し、1994年には純粋なワイナリーとなったのです。

哲学
ハンス・ツィリンガーは、オーストリアにおけるオーガニック栽培の先駆者の一人です。彼は当時すでに、古代の葡萄品種やクローンを探していました。
オーガニック栽培の手法は養豚経験の結果から生まれました。
ハンス 『私たちの豚は、非常に過保護に育てられていましたが、しばしば病気がちでした。抗生物質を用いた治療を試みたりしたのですが、治すことが出来ず、何度か豚達を屠殺せざるを得なくなりました。1980年代、子豚たちが瘢痕から来る病気に苦しんでいた時のこと、従来の治療法は効果がありませんでした。私の父は、その昔は酢を塗付して治療したことを私に教えてくれました。そして、解決したのです。これが私の転機となりました。私はドイツの有機栽培農園を訪れ、見聞を広めました。1984年に、有機農法に転換しました。養豚を含め、様々な農業のすべてに有機栽培を実行することは不可能だったので、事業は自然と絞り込まれ、1994年にはワイン醸造を開始しました』。
彼をワイン造りに導いた決定的事項はSteinthal(シュタインタール)に植わる樹齢100年のSt.Laurent(ザンクト・ラウレント)でした。
『年を問わず、この畑は常に健全で熟した葡萄を育んでくれます。この葡萄は房は少ないものの、とても上質な葡萄です。無農薬栽培に取り組んだ契機であり、知名度の低い品種であっても同様に手間をかけます。』
今日では、30年に渡って有機で栽培された畑はヨハネスに引き継がれています。生命力を引き出された葡萄は、ヨハネスの哲学、セラーでの最低限の干渉によって、長い生命力と多彩な魅力を持ったワインへと昇華します。2013年からは葡萄の購入を止め、すべて自社栽培の葡萄によるワインとなりました。
畑のコンポスト治療のために、畑には50種類ものハーブが植えられています。
『除草と殺虫の効果を持つタイムだけでなくペパーグラスやシトラス・タイムが必要です。畑の緑化だけでなく植物の保護にも繋がります。』

輸入元:オルヴォー

 

 

 

【オセアニアとアメリカの秘蔵っ子達が到着】

 ワインが美味しい季節到来。

朝晩はだいぶ寒くなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。色々と新入荷のワインが有るのですが、まずは地域を限定してご紹介です。

吉澤ワイン商店のワインのほとんどはフランス産です。でも、僕個人としてはフランスワインにしか興味が無い訳でもなく、たまたま最後にのめり込んだのがフランスワインだったという事で、一番最初にソムリエという役職に就いたのはカリフォルニアワインのみを扱うレストランでした。1998年とかその位。ちょうどカリフォルニアワインがブームになっていた頃です。

今思えば、太陽をたっぷり浴びた、カリフォルニアワインの果実味の中に隠れた個性を必死に掴もうとしていた当時のテイスティングの連続は、僕の鼻にある種のスキルを与えてくれたのではないかと。

その後、イタリアやオセアニアのワインを専門に扱う店で務め、世界のワインを扱うワインバーで働いた時にフランスワインと出会って以降は、どっぷりとフランスそのものに没頭していきました。

僕などが個人で営む小さな酒屋が、各国の希少なワインも扱っていられるのは、当時駆け出しの僕にワインとは何ぞやと教えてくださった業界の先輩方や、共に切磋琢磨してきた仲間の協力があってこそ。日々、感謝しております。

今回も、希少なワイン達をこっそりと分けて頂けましたので、こちらでご紹介いたします。新しくうちのセラーの仲間になったワインと、少しばかりですが自前で寝かせたワインもいくつか。

以下、画像のクリックで各ワインのページに。

オーストラリア

エゴン ミュラーがオーストラリアで作るリースリング

お昼寝くらいの熟成感。麦わら香る辛口セミヨン。

ねっとりとして、香りを放つ白黒ワイン。シラーズ・ヴィオニエ。

カジュアルだけど、満足できちゃうシラーズ。

2006年のヤラのピノ ノワール。

ニュージーランド

ノイドルフは2005年が1本のみ入荷。

アメリカ

オレゴンのピノの最高峰。2010年。

ブルックスも2010年が入荷しました。

懐かしさが止まりません。オーパス・〇ンの隣です。

ひとまず以上です。

皆様のお気に入りのワインが見つかりますように。

吉澤ワイン商店

店主 吉澤和雄

【2012年のブルゴーニュワインが美味しい理由】

個人的には「今、手元に置きたいヴィンテージ」のナンバーワン

2012年のワインが美味しい理由についてつらつらと書いてみます。

ヨーロッパのワインが好きな方ですと、その年号まで気にする方も多いかと思います。最近ですと、2015年が今世紀最高のワインになるのではないかってくらい良い出来でした。まだ、今世紀始まったばかりですけど。

地域ごとに、もっと言えば作り手ごとに「良い年」というのはまちまちで有るべきなのですが、ここではざっくり大枠で「ブルゴーニュ」の2012年のワインについてとしておきます。

まず、「良い年」の定義って何かって事ですが、これは「その年の気候が葡萄の生育にとってとても良い状態で、収穫された葡萄の実は糖と酸のレベルが高く、そのバランスがとても良く、収穫量も多く、長期の熟成に耐え、熟成すれば最高の変化をし、又、若いうちに飲んでもその楽しさがわかりやすいワイン」とします。2005年、2010年や2015年が雑誌などのヴィンテージチャートで軒並み最高の評価を受ける中、ワイン関係者に異例の高評価なのが2012年です。一般的な評価とギャップが生じるのは、2012年の葡萄の生育がイレギュラーだったからに他なりません。

2012年の6月、葡萄が開花の時期を迎える頃、フランスの天候は恵まれたものではありませんでした。寒く、雨が多く、人にとっても葡萄にとってもネガティヴでした。房にいくつも咲くはずの花の開花のタイミングにばらつきがあり、受粉が一斉には進みません。「花ぶるい」という現象です。早く受粉した実から大きくなり、後から受粉した実はスペースが無く小粒のまま熟します。この、結実不良という葡萄の房の果実の大きさがバラバラになるという、ある種の障害が2012年の全体的な収穫量の低下に繋がりました。しかし、小粒の実が混ざる事で味わいとしてはとてもポジティヴな結果になったのです。果実味も酸味も濃縮感が有り、液量に対する果皮の割合の増加でタンニンも豊富。前段の「良い年の条件」の「気候が良い」と「収穫量が多い」という部分にこそ該当しませんが、ワインの質としてはいわゆるビックヴィンテージに近いものとなります。

2012年、その後雹害などもあり、リリース時の評価はそこまで高くなく、そこまで高値を付けませんでした。花ぶるいのポジティヴな要素は、ワインになるまでわからないって事でしょうか。でもこれが、飲んでみるとどれも美味しいんです。噂で聞いていた花ぶるいの影響が、こんなにも好影響となるなんて。

以後、注目を続けてきた2012年のワインが、そこそこの熟成を経て柔らかく、香り高くなてきております。天候不良がもたらした、ある意味奇跡のヴィンテージ。だんだん市場から減って来ています。見つけましたら是非お手元に。

花ぶるいは一度なると数年継続する傾向にあり、実際2013年も花ぶるいだったのですが、濃縮感が無く綺麗な印象です。生育時の天候の問題だけでなく、2012年で減った収穫量(と売上)を補うためにあまり濃縮せずにワインに仕上げた作り手が多いように感じます。(そんな2013も好きです)

以下、このタイミングで2012年のワインを皆様にご紹介できる事が、カヴィストとしての僕の喜びです。本日入荷の新着ワインもございます。※ラベルの画像から各商品のページに移動できます。

※ちなみに、ボルドーも2012年は花ぶるいです。

【ゲミシュターサッツの未来を担う新星、ユッタ アンブロジッチが到着】

と、言えば大げさに聞こえますが、あながちそうでもありません。

オーストリアでゲミシュターサッツと呼ばれる手法で作る、ユッタ アンブロジッチのワインが到着。前回輸入時には、即輸入元完売したまぼろしみたいなワインです。ジャンルはイロイロと当てはまりそうなワインですが、芯が強かったり、淡く儚いワインだったり、様々な表情を見せてくれるオーストリーのワインの中で、彼女の造るワインの特徴は心に沁みこむ素直さ。飲むとほっこりします。

 

グリューナー主体の混植「サテリート」

ツヴァイゲツト主体の赤の混植「ラケート」

の、2種類をご紹介です。

彼女の作るリースリングも、衝撃的に美味しいんです。でも、少し我慢我慢…春の店舗出店まで在庫に気を付けないと、セラーがもうパンパンなのです。お店が出来た時の自分へのご褒美は、彼女のリースリングを買うことに決めました。

 

追記。先日、店舗の照明をお願いしようと思い、ダメもとで問い合わせたオカベマキコさんからメールが来ました。春がオープンなら間に合うかもとの事。大好きな作家さんなのでとても楽しみにしています。まだ、確定ではないので落ち着いて落ち着いて。

少しずつ、そちらのお話も進んでおります。今後ともよろしくお願いいたします。

オカベマキコさんのHPはこちらから。

【FICさんからセラファンが色々入荷】

こんにちは。

先日、富士インダストリーズさんからセラファンのご案内が来ました。あれ?っと思って聞いてみると、ネゴシアン経由ではなく、セラファンからの直接オファーとの事。蔵出しのセラファンが買えるチャンス。しかも試飲会でバックヴィンテージが出るんだそうで。

試飲させて頂く前に、買うワインは決めて既にオーダーしていたのですが、飲んでみて各キュヴェ、各ヴィンテージの状態がセオリー通りというか、イメージ通りだったのでひと安心です。販売数量が割り当てになるかもとの事でしたが、そちらも無事に。日頃より皆様にご利用いただいているお陰様です。ありがとうございます。

以下、今回ご用意したワインです。

※各画像のクリックで詳細が表示されます。

セラファン ACブルゴーニュ 2011

セラファン ACブルゴーニュ 2014

セラファン ジュヴレイ シャンベルタン 2012

セラファン ジュヴレイ シャンベルタンVV 2007

 

すぐに全部は売れないと思います。よろしくお願いいたします。

※シャルム シャンベルタンは完売いたしました。

【ジョルジュ ルーミエのクロ ド ラ ビュシェール祭り開催】

インデント入荷でジョルジュ ルーミエがどっさりとやってきました。

評判の良いクルティエのワインを、評判の良い輸入元にお願いして船に乗せて頂きました。

↑クリックで商品ページへ。2012と2013がございます。少しフランスで休んでから日本に来ていますので、若干割高です。

でも、良い状態のジョルジュ ルーミエのワインがこのお値段で買えるのは珍しいことなのではないかと。

【ナポレオンの功罪】

とっても硬派なジュヴレイ シャンベルタンが入荷してます。凝縮された果実味、村の肝の上質なタンニン、めくるめく広がる「らしい」アロマ。


駆け出しの頃、この村のワインの罠に引っかかるソムリエさんも多いはず。「ジュヴレイ シャンベルタンなのにこんなに安い!」とか、「このジュヴレイ シャンベルタン高いから美味しいはず!」とか。でもそれは、現代のソムリエにかけられたナポレオンの呪い。

ナポレオン ボナパルトが愛したワイン、ジュヴレイ シャンベルタン村の「特級シャルベルタン」時の英雄の影響でシャンベルタンだけでなく、村で一般的な「村名ジュヴレイ シャルベルタン」にも人気が集中。生産が強化されました。

ブルゴーニュの地図を見ると、他の村との差は歴然。不自然に「ジュヴレイ シャンベルタン」の区画が広く、格下となる「AOCブルゴーニュ」の区画が狭くなっています。これは、ボルドーやボジョレー ヌーボーなどにも見られる「◯◯◯って名前付けときゃそこそこの仕上がりでも売れちゃうだろ」作戦の結果。

なので情報が手元になければ、本当に美味しいジュヴレイ シャンベルタンに出会う前に、そうでないものに出くわす確率は高くなります。価格の高い安いが品質に直結する事が多いフランスワインにとって、ある意味イレギュラーな生産地がジュヴレイ シャンベルタンなのです。

「これ、美味しいですよ」って言葉は「仕入れたけど売れないから買って…」の裏返しの可能性がゼロでは無いのが悲しい所。では、何を基準に選べば本当に美味しいジュヴレイ シャンベルタンに辿り着くのか。

絶対正義は優秀な生産者のワインを選ぶ事。もしくは、失敗を恐れずひたすら飲む事。前者も後者もそこそこお金がかかります。コストをかけずに見つける近道は、信頼出来る紹介者のみ。

たくさんたくさん騙されて、後悔しても諦めないで、やっと見つけた大好きな生産者。フィリップ ロシニョールのご紹介です。

フィリップ ロシニョール / ジュヴレイ シャンベルタンVV 2011

自然な【ジョージアのオレンジワイン】入荷しました。

【完売の為、新商品追加】

自然派自然派って言いますけど、出回ってるワインの多くは不自然なワインになっちゃってる事が多い昨今の日本の自然派ワイン市場。これならば自信をもっておすすめできるというオレンジワインにやっと出会えました。作り手の名前は「チョティアシュヴィリ」輸入してくれたのはディオニーさん。

今、何がワインのトレンドかって話になると外せないのがオレンジワイン。ここ数年で一気に選択肢も増えてきました。個人的にはオレンジワインよりもカベルネ フランとシュナン ブランの普及の方に興味がある僕ですが、それでもこれはご紹介せねばと思いまして。

オレンジワイン特有の醸し工程から来るタンニンと酸化のそれ。スキンコンタクトが長いってだけもオレンジにはなるわけですが、結局どこがスタンダードなのかわかりにくい。どこまでが物足りなくて、どこまでが過剰なのかすら誰もわかってないんじゃないでしょうか。

「奇抜な事をして注目を集める」そういったベクトルにない、ただ、真面目に作った結果がこうでしたってオレンジワインが、ワイン発祥の地「ジョージア」にありました。

どちらの品種もタイプは異なりますがオレンジワインの特徴である深みとタンニンを備えています。味わいとしてはとてもピュアで自然な仕上がり。クヴェヴリと呼ばれる壺で寝かせた本格的なオレンジワインがお楽しみ頂けます。しかしこれは、ある意味で普通のオレンジワインであるという事です。先日ご紹介したシードルもそうですが、普通であるって事はとても大切な事だと思います。普通=もの足りない、つまらないって方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は普通であったり、健全であったり、そういった要素が実は一番難しい表現なんじゃないかと思っていますし、評価されるべきだと信じています。そうではないワインが目立つジャンルだからこそ、〇〇らしいって言えるワインが僕は好きです。

オレンジワインの良い所は、複雑さ、食事との相性の良さ、抜栓後の保管の容易さにあると思います。白の代わりにごくごく飲むには向かないかもしれませんが、映画を見ながらとか、1日1杯ずつ飲んで変化を楽しんだりとかそんな楽しみ方もできるので、家のみワインにはうってつけのワインなのではないでしょうか。

聞いてはいたけど手が出なかった。そんな方にお勧めします。

 

【ジョージアのオレンジワイン】

 

【ジョージア以外のオレンジ】

【値下げ速報】ローヌの愛すべき親子のヴィオニエ。

先日、アラン パレのヴィオニエを注文したところ、ヴィンテージ変更でこんなワインが届きました。

アントニー パレのヴィオニエです。

こちらが去年まで。似ているようで、ちょこっと違う。さて、どこでしょう。

 

先代のアラン パレが亡くなってから、だいぶ月日が経ちました。亡くなった当時、日本ではまだ伝えられていなくて、海外のニュースでアランが亡くなったと知った時は本当に悲しくて、涙が止まりませんでした。

ローヌで美しいシラーと、華やかなヴィオニエを作っていた奇才、アラン パレ。

今、吉澤ワイン商店でご案内しているのは主にヴィオニエのパストロウ。先代アランは、自身の持つローヌの至宝コンドリューの畑のヴィオニエを、南ローヌに枝分けして増やしていました。これがローヌのヴァルヴィニエール。これも、南ローヌとは思えぬ秀逸なヴィオニエなのですが、更にそのヴァルヴィニエールのヴィオニエをラングドックにまで枝分けしたのがパストロウです。アロマ系のヴィオニエを温暖なラングドックで育てると、香水の様にアロマがきつくなってしまう場合がありますが、パストロウはとてもエレガントで優しく香るくらいに留めてます。少しでも口に含めますと、その素晴らしさがわかってもらえるはずです。

葡萄と寄り添うプロフェッショナルは、畑を区画で分割するのではなく「この区画のこの辺の葡萄が特にいいな」とか「あの植木の周りの葡萄が良いワインになりそうだな」とか、そんな基準で自分の畑の葡萄を分別する変わり者。彼だからこそ、できた難易度の高い移植です。他では味わうことが出来ない、職人技。その全てを受け継いだアントニーに吉澤ワイン商店は今後も注目していきます。

(2009年、先代アラン パレと)

(2016年、現当主アントニーと同じポーズで)

アランが独創的なセンスで切り開いた【メゾン アラン パレ】は、彼の死後【ドメーヌ パレ】になりました。そして今年到着した2016年のものから【アントニー パレ】と名称が更に変更に。

引き続き、ラベルの端に小さく「アントニー&アラン パレ」とは書いてあるものの、いよいよ待ちに待ったアントニーの冠を被ったワインが流通します。しかも為替の影響か、2015年と2016年を比べてみると、かなりお値引になりました。この機会、是非ともお見逃しなく。

新しい挑戦に積極的な新しい当主の細かい情報は三幸蓮見商店さんのホームページからご覧ください。アランも面白かったけど、アントニーもなかなかの変わり者のようですが。

それでわ。