【ゲミシュターサッツの未来を担う新星、ユッタ アンブロジッチが到着】

と、言えば大げさに聞こえますが、あながちそうでもありません。

オーストリアでゲミシュターサッツと呼ばれる手法で作る、ユッタ アンブロジッチのワインが到着。前回輸入時には、即輸入元完売したまぼろしみたいなワインです。ジャンルはイロイロと当てはまりそうなワインですが、芯が強かったり、淡く儚いワインだったり、様々な表情を見せてくれるオーストリーのワインの中で、彼女の造るワインの特徴は心に沁みこむ素直さ。飲むとほっこりします。

 

グリューナー主体の混植「サテリート」

ツヴァイゲツト主体の赤の混植「ラケート」

の、2種類をご紹介です。

彼女の作るリースリングも、衝撃的に美味しいんです。でも、少し我慢我慢…春の店舗出店まで在庫に気を付けないと、セラーがもうパンパンなのです。お店が出来た時の自分へのご褒美は、彼女のリースリングを買うことに決めました。

 

追記。先日、店舗の照明をお願いしようと思い、ダメもとで問い合わせたオカベマキコさんからメールが来ました。春がオープンなら間に合うかもとの事。大好きな作家さんなのでとても楽しみにしています。まだ、確定ではないので落ち着いて落ち着いて。

少しずつ、そちらのお話も進んでおります。今後ともよろしくお願いいたします。

オカベマキコさんのHPはこちらから。

【FICさんからセラファンが色々入荷】

こんにちは。

先日、富士インダストリーズさんからセラファンのご案内が来ました。あれ?っと思って聞いてみると、ネゴシアン経由ではなく、セラファンからの直接オファーとの事。蔵出しのセラファンが買えるチャンス。しかも試飲会でバックヴィンテージが出るんだそうで。

試飲させて頂く前に、買うワインは決めて既にオーダーしていたのですが、飲んでみて各キュヴェ、各ヴィンテージの状態がセオリー通りというか、イメージ通りだったのでひと安心です。販売数量が割り当てになるかもとの事でしたが、そちらも無事に。日頃より皆様にご利用いただいているお陰様です。ありがとうございます。

以下、今回ご用意したワインです。

※各画像のクリックで詳細が表示されます。

セラファン ACブルゴーニュ 2011

セラファン ACブルゴーニュ 2014

セラファン ジュヴレイ シャンベルタン 2012

セラファン ジュヴレイ シャンベルタンVV 2007

 

すぐに全部は売れないと思います。よろしくお願いいたします。

※シャルム シャンベルタンは完売いたしました。

【ジョルジュ ルーミエのクロ ド ラ ビュシェール祭り開催】

インデント入荷でジョルジュ ルーミエがどっさりとやってきました。

評判の良いクルティエのワインを、評判の良い輸入元にお願いして船に乗せて頂きました。

↑クリックで商品ページへ。2012と2013がございます。少しフランスで休んでから日本に来ていますので、若干割高です。

でも、良い状態のジョルジュ ルーミエのワインがこのお値段で買えるのは珍しいことなのではないかと。

【ナポレオンの功罪】

とっても硬派なジュヴレイ シャンベルタンが入荷してます。凝縮された果実味、村の肝の上質なタンニン、めくるめく広がる「らしい」アロマ。


駆け出しの頃、この村のワインの罠に引っかかるソムリエさんも多いはず。「ジュヴレイ シャンベルタンなのにこんなに安い!」とか、「このジュヴレイ シャンベルタン高いから美味しいはず!」とか。でもそれは、現代のソムリエにかけられたナポレオンの呪い。

ナポレオン ボナパルトが愛したワイン、ジュヴレイ シャンベルタン村の「特級シャルベルタン」時の英雄の影響でシャンベルタンだけでなく、村で一般的な「村名ジュヴレイ シャルベルタン」にも人気が集中。生産が強化されました。

ブルゴーニュの地図を見ると、他の村との差は歴然。不自然に「ジュヴレイ シャンベルタン」の区画が広く、格下となる「AOCブルゴーニュ」の区画が狭くなっています。これは、ボルドーやボジョレー ヌーボーなどにも見られる「◯◯◯って名前付けときゃそこそこの仕上がりでも売れちゃうだろ」作戦の結果。

なので情報が手元になければ、本当に美味しいジュヴレイ シャンベルタンに出会う前に、そうでないものに出くわす確率は高くなります。価格の高い安いが品質に直結する事が多いフランスワインにとって、ある意味イレギュラーな生産地がジュヴレイ シャンベルタンなのです。

「これ、美味しいですよ」って言葉は「仕入れたけど売れないから買って…」の裏返しの可能性がゼロでは無いのが悲しい所。では、何を基準に選べば本当に美味しいジュヴレイ シャンベルタンに辿り着くのか。

絶対正義は優秀な生産者のワインを選ぶ事。もしくは、失敗を恐れずひたすら飲む事。前者も後者もそこそこお金がかかります。コストをかけずに見つける近道は、信頼出来る紹介者のみ。

たくさんたくさん騙されて、後悔しても諦めないで、やっと見つけた大好きな生産者。フィリップ ロシニョールのご紹介です。

フィリップ ロシニョール / ジュヴレイ シャンベルタンVV 2011

自然な【ジョージアのオレンジワイン】入荷しました。

自然派自然派って言いますけど、出回ってるワインの多くは不自然なワインになっちゃってる事が多い昨今の日本の自然派ワイン市場。これならば自信をもっておすすめできるというオレンジワインにやっと出会えました。作り手の名前は「チョティアシュヴィリ」輸入してくれたのはディオニーさん。

今、何がワインのトレンドかって話になると外せないのがオレンジワイン。ここ数年で一気に選択肢も増えてきました。個人的にはオレンジワインよりもカベルネ フランとシュナン ブランの普及の方に興味がある僕ですが、それでもこれはご紹介せねばと思いまして。

オレンジワイン特有の醸し工程から来るタンニンと酸化のそれ。スキンコンタクトが長いってだけもオレンジにはなるわけですが、結局どこがスタンダードなのかわかりにくい。どこまでが物足りなくて、どこまでが過剰なのかすら誰もわかってないんじゃないでしょうか。

「奇抜な事をして注目を集める」そういったベクトルにない、ただ、真面目に作った結果がこうでしたってオレンジワインが、ワイン発祥の地「ジョージア」にありました。

オレンジワイン入門にもってこい【まろやかなルカツィテリ種】

飲みごたえ抜群【タンニン豊富なキシ種】

どちらの品種もタイプは異なりますがオレンジワインの特徴である深みとタンニンを備えています。味わいとしてはとてもピュアで自然な仕上がり。クヴェヴリと呼ばれる壺で寝かせた本格的なオレンジワインがお楽しみ頂けます。しかしこれは、ある意味で普通のオレンジワインであるという事です。先日ご紹介したシードルもそうですが、普通であるって事はとても大切な事だと思います。普通=もの足りない、つまらないって方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は普通であったり、健全であったり、そういった要素が実は一番難しい表現なんじゃないかと思っていますし、評価されるべきだと信じています。そうではないワインが目立つジャンルだからこそ、〇〇らしいって言えるワインが僕は好きです。

オレンジワインの良い所は、複雑さ、食事との相性の良さ、抜栓後の保管の容易さにあると思います。白の代わりにごくごく飲むには向かないかもしれませんが、映画を見ながらとか、1日1杯ずつ飲んで変化を楽しんだりとかそんな楽しみ方もできるので、家のみワインにはうってつけのワインなのではないでしょうか。

聞いてはいたけど手が出なかった。そんなあなたにお勧めします。

【値下げ速報】ローヌの愛すべき親子のヴィオニエ。

先日、アラン パレのヴィオニエを注文したところ、ヴィンテージ変更でこんなワインが届きました。

アントニー パレのヴィオニエです。

こちらが去年まで。似ているようで、ちょこっと違う。さて、どこでしょう。

 

先代のアラン パレが亡くなってから、だいぶ月日が経ちました。亡くなった当時、日本ではまだ伝えられていなくて、海外のニュースでアランが亡くなったと知った時は本当に悲しくて、涙が止まりませんでした。

ローヌで美しいシラーと、華やかなヴィオニエを作っていた奇才、アラン パレ。

今、吉澤ワイン商店でご案内しているのは主にヴィオニエのパストロウ。先代アランは、自身の持つローヌの至宝コンドリューの畑のヴィオニエを、南ローヌに枝分けして増やしていました。これがローヌのヴァルヴィニエール。これも、南ローヌとは思えぬ秀逸なヴィオニエなのですが、更にそのヴァルヴィニエールのヴィオニエをラングドックにまで枝分けしたのがパストロウです。アロマ系のヴィオニエを温暖なラングドックで育てると、香水の様にアロマがきつくなってしまう場合がありますが、パストロウはとてもエレガントで優しく香るくらいに留めてます。少しでも口に含めますと、その素晴らしさがわかってもらえるはずです。

葡萄と寄り添うプロフェッショナルは、畑を区画で分割するのではなく「この区画のこの辺の葡萄が特にいいな」とか「あの植木の周りの葡萄が良いワインになりそうだな」とか、そんな基準で自分の畑の葡萄を分別する変わり者。彼だからこそ、できた難易度の高い移植です。他では味わうことが出来ない、職人技。その全てを受け継いだアントニーに吉澤ワイン商店は今後も注目していきます。

(2009年、先代アラン パレと)

(2016年、現当主アントニーと同じポーズで)

アランが独創的なセンスで切り開いた【メゾン アラン パレ】は、彼の死後【ドメーヌ パレ】になりました。そして今年到着した2016年のものから【アントニー パレ】と名称が更に変更に。

引き続き、ラベルの端に小さく「アントニー&アラン パレ」とは書いてあるものの、いよいよ待ちに待ったアントニーの冠を被ったワインが流通します。しかも為替の影響か、2015年と2016年を比べてみると、かなりお値引になりました。この機会、是非ともお見逃しなく。

新しい挑戦に積極的な新しい当主の細かい情報は三幸蓮見商店さんのホームページからご覧ください。アランも面白かったけど、アントニーもなかなかの変わり者のようですが。

それでわ。