フランツ ソーモン / ヴァン ド フランツ コロンバール 2022 (フランス/その他の地方)
フランツ ソーモン / ヴァン ド フランツ コロンバール 2022(白)
VT:2022
生産国:フランス
生産地:南西地方
葡萄品種:コロンバール100
コメント【商品説明】:
※SO2添加少量の為、3月から11月の間はチルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。
ディオニーさんの資料には載っていませんが、南仏で美味しいブドウを育てる人「セバスチャン フェザス」はフランツ ソーモンにブドウを供給してるって言っているので、まあそういう事なんでしょう。
「フランツ ソーモン、コロンバールの白ワイン造ったってよ」って聞くと、なんかまた面白い事やってんなって話になりますが、そのブドウがセバスチャン フェザスからってなれば話は別で、「なにちょっとそのコラボ、聞き捨てならないんですけど」ってなるんです。なんせ、セバスチャン フェザスのコロンバールは異次元の密度がありますから、これまもう期待しかないのです。
以下、輸入元コメントです。
Domaine Frantz Saumon
モンルイの兄貴分フランツ
白ブドウの可能性をストイックに追求
ロワール地方トゥールから東側にロワール河とシェール河の間に広がる‘モンルイ’というアぺラシオンは1938年に認定され、シュナンブランで辛口から甘口までの白ワインを生産しております。日本ではあまり見かけないAOCですが、M.Jacky BLOTの出現から始まり、今は亡きStephane Cossaisをはじめ色んな生産者がこのAOCの認知度を高めてきました。
そのモンルイの我々のセレクション‘フランツ・ソーモン’、2002年から始めた醸造家で、今ではDomaineだけの生産量では足りなく2009年からはネゴシアンの会社Un Saumon dans la Loire(アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール)を設立し、意欲的に活躍しております。無農薬の農法に興味が有り、やはりシュナンブランに挑戦したいと同じAOCを結果的に選びました。畑で無農薬の仕事はきりがありません。彼の畑は4haですが、オーナーが無農薬とは全く反対の農法を行っていたので、1年目は仕事がエンドレスな状態です。予算の関係もあり、最初から畑は購入できません。1haを購入し、残り3haは借りました。この3haも将来的に購入予定です。4haをたった1人で化学肥料から無農薬へ切り替える作業が大変なのがご想像頂けますでしょうか?本当に朝から晩まで畑とにらめっこです。このように沢山のエネルギーを頂いた畑から取れた葡萄は格別です。彼の畑は毎年毎年質の向上、間違い無しです。
久しぶりに彼のモンルイを飲んだら、2002年当時のワインより、グッとグッと洗礼された素晴らしいワインになっております。私の中ではいつまでも若きフランツが印象的ですが、今ではもう大御所の仲間入り、Gregory Leclear氏もフランツの所で見習いとして働いてたことがあり、そういう若手醸造家を育てどんどん指導する立場に回っているのです。丁度脂の乗っている充分な経験を積んだ中堅醸造家。やはりこういうワインは是非リストに載せて頂きたいラインです。
2019年の3月からフランツは、パートナーのマリー・チボーと醸造所、熟成場所をシェアしています。以前より使用しているモンルイ圏内の自宅兼醸造所から、高速道路を使っても車で1時間程かかるvalleresという村で、洞窟(とても広い)を醸造所と熟成場所にして、様々な種類のタンク、アンフォラ、樽を所有しています。洞窟のすぐ向かいには自宅があり、マリーと二人の娘さんと毎日なんだか楽しそうに暮らしております。
この新カーヴではネゴスものを醸造しており、タンクを置く広い場所があるからこそ為せる技ですが、それぞれのミレジムの特徴やブドウの特性に合わせタンクを使い分ける、かつ各キュヴェに熟成の時間もかけてあげることができる、とても良い環境で醸造を行っています。
モンルイにある旧カーヴでは自社ブドウを使ったドメーヌものを醸造しており、新カーヴ近くの新しい畑に植樹したコーとピノノワールで造るドメーヌものの赤ワインが数年後にはお披露目できそうです。
Vin De Frantz Colombard
粘土石灰土壌に植わるコロンバールをステンレスタンクなど複数容器で発酵・熟成しました。輝きのあるグリーンイエロー色、ライムや二十世紀梨、黄色リンゴのフレッシュな香りを感じます。ドライなアタックにスッキリとした口あたりで、のど越し良くミネラルと塩味が感じられる味わいで、グレープフルーツピールの苦みがアクセントとなっています。
99月収穫/空気圧式圧搾
ステンレスタンクなど複数容器で発酵・熟成
濾過あり・無清澄
SO2 収穫後:少量 トータル:36mg/L