ヴァンサン トリコ / ロゼ ガメイ 2018 (フランス/その他の地方)

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ヴァンサン トリコ / ロゼ ガメイ 2018(ロゼ)

(FRP0000618)

VT:2018

生産国:フランス

生産地:オーヴェルニュ

葡萄品種:ガメイ・ドーヴェルニュ100

発酵:60%は直接圧搾後36時間デブルバージュ、40%は7日間マセラシオンカルボニック

熟成:アッサンブラージュ後、ステンレスタンクで6 ヶ月熟成、無濾過・無清澄

瓶詰め:2019年3月13日

 

コメント【商品説明】:

※お一人様二本までとさせて頂きます。

毎年、リリース後すぐに市場から消えていくヴァンサン トリコ。ガメイのロゼが若干量入荷です。

 

以下、輸入元コメントです。

オーヴェルニュのダイナミックな地質から生まれる深さと複雑味

凝縮感溢れるエキス系旨味に思わず脱力

ぶれないテクスチャーと時間と共に変化する様々な表情

Domaine Peyra、Pierre Beauger氏らの出現によって見直されてきたAuvergne地方。

シラクの生まれ故郷、フランスの丁度真ん中に位置するクレモンフェラーの南に広がり、昔はブドウ畑が沢山広がっておりましたが、ワイン造りをやめる醸造家が多い地方なのでした。何故ならフランスではまだまだワインに対する考え方が保守的で、御存知この地のワインはどんなに頑張ってもINAOの法規上、VDQS以上にはなれませんでした。けれどもこの地の可能性を求めてやってきた、新しい造り主はそんなの関係ないさ!と言ってのけ、Table Wineに落としてまで、自分のワイン造りを始め、今密かなブームと注目を浴び始めております。

ヴァンサン・トリコは1972年生まれの若き醸造家。南仏でワインを11年造っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、しかし選んだ地は奥様の実家の近くオーヴェルニュ地方でした。何とまー奇特な方でしょう。しかしそれは彼にとってChance到来の選択です。この地で長い間(1971年~)無農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。彼の子供がワイン造りに興味はなく、残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。しかし最後に彼のワイン造りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲りました。2000 ~ 2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを造り始めました。

畑は全部で4.6ha、内訳は3.3haのGamay、0.7haのChardonnay、そして何と0.6haのPinot Noirなのであります。昔この地では沢山のPinot Noirが植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で泣く泣くブドウの木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られてきたPinot Noir。私だって喉から手が出るほど欲しい畑です。彼も同じ意見で、これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。

どうして大変なBIOを選んだのですか?との問いに自然が大好きだからと…。

皆BIOの実践者は同じような答えが返ってきます。意地悪な私は「女性は都会が好きだけど奥様の反対はなかったですか?」との問いに、彼女のお父様もボージョレでネゴシアンをしていたから、田舎暮しやワインへの理解は大丈夫です。と仲の良い御夫婦です。

 

ガメイの60%は直接圧搾し36時間デブルバージュ、40%は色と味わいを抽出するため7日間のマセラシオンカルボニック後、アッサンブラージュし、ステンレスタンクで6 ヶ月熟成しました。深めのピンクロゼの外観から、もぎたてイチゴの香り、スムースな口あたりの果実感と柔らかな甘味に続くバランスの良い苦みが交じり合い、穏やかな酸と食欲をそそる塩気がアフターまで続きます。

 

輸入元:ディオニー

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい