ジュリー デュフール / シャンパーニュ クレオビュリンヌ (/シャンパーニュ)
ジュリー デュフール / シャンパーニュ クレオビュリンヌ 2016(泡)
ヴィンテージ:2016(表記無し)
生産国:フランス
生産地:シャンパーニュ
葡萄品種:ピノ ノワール70、シャルドネ30
コメント【商品説明】:
デュフール家の正当な後継者のひとり。
ビオディナミのシャンパーニュとしての評価と人気を集めるシャルル デュフール。2010年、彼が父のロベール デュフールから畑を引き継いだところからそのストーリーは動き出したのですが、その一方でもう1人畑を相続していたのが彼の姉、ジュリー デュフールその人でした。
相続後しばらくは全てのブドウを売却していましたが、2016年収穫のブドウから一定量をシャルル デュフールと同じ醸造所で醸しています。今回入荷のロットはヴィンテージ表記ありませんが、2018年12月12日でごルジュマン表記のファースト リリースの2016年のブドウのみを使用したロットです。
瓶詰め後の、ゆっくりとした時間の経過により味わいはとてももったりとしていて、脈々と紡がれる質の高いブドウ畑の恵みが楽しめるシャンパーニュとなっております。
そもそも造っている量がそんなに多くはありませんので、既に欲しい数は仕入れる事が出来ない人気の生産者となってはおりますが、数年先にはもっと話題になっていたりもするのでしょうし、ここいらで一つ栓を抜いておくのも宜しいのではないかと。
以下、輸入元コメントです。
JULIE DUFOUR
ドメーヌについて
ジュリー・デュフールはシャルル・デュフールの実の姉です。お互いにそれぞれドメーヌを所有し、ブドウ畑は隣接しています。そもそも、ジュリーとシャルルの父のドメーヌ、ロベール・デュフール・エ・フィスは 15 ヘクタールの畑をビオで栽培していましたが、2010 年に 3 つのドメーヌに分割されました。ジュリー・デュフールとシャルル・デュフール、そしてジュリーとシャルルの母であるフランソワーズ・マルティノのドメーヌです。このうち、フランソワーズ・マルティノのドメーヌは母の名義ですが、実際はビストロタージュのキュヴェ名でシャルルが栽培と醸造を行っています。
ジュリーのドメーヌは設立された 2010 年 1 月 1 日からエコサートによってビオの認証を受けています。ジュリーは 2012 年にランドルヴィルに戻ってきました。それ以前はパリの情報システムのセキュリティ会社で仕事をしていました。ジュリーは他のドメーヌでの仕事の経験はありませんが、子供の頃からバカンスや収穫の時期に実家のドメーヌで栽培や醸造の手伝いをしていました。また、ランドルヴィルに戻ってから、ドメーヌの仕事と並行して、BPREA(栽培と醸造の学校)に通ってワイン造りを習得しました。
これまで栽培ブドウの全てを売却していましたが、2016 年の収穫から元詰めを始めて、2019 年に初めてのキュヴェがリリースされました。
畑と栽培について
ドメーヌの栽培面積は 4.25 ヘクタールで、ピノ・ノワール(1.8981 ヘクタール)とシャルドネ
(2.3518 ヘクタール)を栽培しています。全ての畑がランドルヴィルにあり、3 つのリュー・ディ
に分かれています。
Les Ormes レ・ゾルム
Derrières le Val Châtain リエール・ル・ヴァル・シャタン
La Chachigne ラ・シャチニュ
地質は粘土石灰質で、ブドウ木の平均樹齢は 28 年。植樹比率は 8000 本。畑は耕耘し、下草を自然に生やしています。不要な雑草は耕耘の時に取り除いています。摘芯は 1~2 回のみで過度には行いません。ビオロジックの畑はもともと樹勢が強くないため、過度に人間が介入しなくても収量が自然に低くなるためです。このため、除葉やグリーン・ハーヴェストも行いません。
現在のところ収穫ブドウの 3/4 は他の造り手に売却しています。1/4 のブドウのみで自身のシャンパーニュを詰めています。これまでは他のドメーヌの醸造所を間借りして醸造していましたが、2019 年の収穫からは弟のシャルルと同じ醸造所での醸造を始め、弟と二人で切磋琢磨しています。今後が益々期待されるグローワーです。
Cléobuline
ブレンド比率:ピノ・ノワール 70 % 、シャルドネ 30 %
収穫年:2016 年 100%
2016 年 9 月 28 日に手摘みで収穫したブドウを圧搾後、ステンレスタンクで発酵。マロ発酵は自然に実施させ、2017 年の春にティラージュ。デゴルジュマンは 2018 年 12 月 12 日。
マチュラション・シュール・リーの期間は 20ヶ月。ドザージュは3グラム(エクストラ・ブリュット)。
総生産量 5 千本。
味わいのコメント:金色/青みがかった黄色の色合いと輝くようなローブ。ベルガモットやマルメロ、アーモンド、レモン、バーベナ、ルバーブなどを思わせる香り。空気に触れると、菩提樹やチェリー、生姜、カシス、ビスケットやトースト、プラム、グレーフフルーツなどのノートが開く。アタックはフレッシュで、クリーミでしっかりと溶け込んだ泡立ちがある。果肉のある果物のようなマティエールはレモンのような酸によって引き立てられている。口中にはミネラルと果実のボリューム、そして塩気が感じられ、⾧いフィニッシュへと至る。
マリアージュ:グリーンアスパラガスのコンフィを添えたクリーム・リゾット、アーモンドとじゃがいものヴルテを添えた鱒料理、春野菜のフリカッセ、カリフラワーの蒸し煮を添えた半熟卵などの料理と良く合うでしょう。10~12 度くらいでサービスしてください。
*クレオビュリヌとは、古代に遡る古い名前で、ギリシャの女流詩人の名前です。15 年前に偶然にこの名前を知ったジュリーは、非常に心を打たれ、いつか自分でシャンパーニュを造って販売する時には、この名前を付けようと心に決めていたそうです。ジュリーにとって、この名前は、女性らしさや喜び、花、自然、ダイナミズム、若さの躍動などを象徴しているとのことです
輸入元:VIVIT
詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。
http://www.vivit2012.co.jp/cn7/juliedufour.html