セリーヌ エ ローラン トリポス / フルール アリゴテ 2020 (フランス/ブルゴーニュ)
セリーヌ エ ローラン トリポス / フルール アリゴテ 2020(白泡)
VT:2020
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:アリゴテ100
コメント【商品説明】:
限定品のため、お一人様一本までとさせていただきます。
3月~11月まではチルド便のご利用が必須です。ご購入時にカート画面にてご指定下さい。
※ご指定頂けない場合はこちらで付加させて頂くか、キャンセル扱いとさせて頂きます。ご了承ください。
数年前に、ここのクレマンを教えてくれたビストロのソムリエさんがいたんです。
「すごい美味しいクレマン見つけたんで教えますけど、お店でグラスで使ってるんであんまり話題になると困るのでほどほどにして下さいね」って言われたんですよね。なんでそんな事をECショップの僕に言うのかなって不思議にはなりましたが、まあ、そんな僕らがどうこうするでもなく、ずば抜けて美味しいワインが話題になるのに時間はそんなにかかりませんでした。
こちらの造り手の通常の「ナチュール」と呼ばれるクレマンが件の話題のワインなのですが、輸入元のディオニーさんでも数量確保が難しくなってきているそうで、新たなキュヴェが追加されたのですが、これがまさかのアリゴテの泡。もう少し数があれば自分でも飲んだのですが、数が少なすぎるので今年は僕は我慢の年となりそうです。
以下、輸入元コメントです。
Céline et Laurent Tripoz
ACプィイ・フュイッセに隣接するロシェ村で元家具職人がヴィニュロンへ
目立たない地域だからこそ人一倍畑仕事に注力、ビオディナミを実践
ノンドザージュ・SO2無添加のナチュラルなクレマンドブルゴーニュ
TGVのMacon Loche駅から西に1kmほどのMacon地方にあるLocheに本拠を置くドメーヌです。現在11haを耕作しており、年間6万本前後をリリースしています。
家具職人であったLaurentが始めたドメーヌで、Laurent自身が植樹を行った3年後にあたる1990年にスタートしました。同じ村の他の生産者の多くが栽培したブドウを協同組合などに売却する中、Laurent自身はほとんどワイン醸造の経験がなかったものの将来を見据え経験を積むという選択をし、栽培だけでなく醸造も行うこととしたのです。
その中で、リリースするワインをLocheから産する2つのアペラシオン、Macon LocheとPouilly Locheに注力することにしました。現在耕作中の11haは計15 ヶ所の区画に分かれており、そのそれぞれが持つ個性と多様性を活かすため、それぞれに適したブドウ品種を栽培。11haのうち、70%には粘土質石灰土壌に適したシャルドネを、15%には2000年~ 2001年に植樹したピノノワールを、12%にはアリゴテを、そして残りの
3%にはガメイをという構成比率で、ここから計12キュヴェを醸造しています。
Cremant de Bourgogneは、当初ドメーヌ内で醸造・熟成を行っていなかったのですが、その独自の個性から人気が高まり、醸造経験を重ねることで得られた知見をもとに1999年からドメーヌで醸造・熟成を行っています。
2001年からドメーヌではビオディナミを採用していますが、これはブドウ栽培に携わるなかでぶどうの樹やその土壌といった要素ではなく、畑や区画といった枠における生物相がもつ必然性とバランスに対して自然と関心を持ったことによるものです。そこに何かしらの干渉を行うのではなく、永続する自然の摂理として調和し共存することが適切であると考えています。
また醸造に関しても同様で、ぶどうを手で収穫することで果実の状態を常に把握し、発酵・熟成段階においても常にその状態を把握することで干渉を最小限に抑えたシンプルで自然な醸造を行っています。
2006年に、エコセール並びにデメテールの認証を取得しています。
Fleur d’Aligote
8月末に収穫したアリゴテをプレスしステンレスタンクで9 ヶ月発酵し21年6月にティラージュ、22年4月にデゴルジュマンしました。細かく持続性のあるカプチーノ状の泡立ち、黄色がかったグリーンイエロー、カリンやすりおろしリンゴ、若い桃、バタートーストの香り、バランスよく綺麗な味わいでリンゴのように酸味や甘味にほろ苦さも溶け込み、心地よく上品な長めのアフターが印象的です。
8月下旬収穫/空気圧式圧搾
ステンレスタンクで9 ヶ月間発酵
ビオのきび糖と酵母を添加し2021年6月1日ティラージュ
10 ヶ月間瓶内二次発酵・熟成/ノンドザージュ
デゴルジュマン:2022年4月4日/無濾過・無清澄
SO2 無添加 トータル:14mg/L未満