カシーナ グラモレーレ / バローロ (イタリア)
カシーナ グラモレーレ / バローロ 2015 (赤)
VT:2015
生産国:イタリア
生産地:ピエモンテ
葡萄品種:ネッビオーロ100
コメント【商品説明】:
手造り感がたまりません。
バローロの素晴らしさって、ひとことだと表現できないものですよね。
色合いは淡いのに重たくて、薔薇や赤い果実、皮革とかの複雑な香りを取りまとめるタンニンはしっかりと強いのに、舌を刺激するでもなく口の中全体にさわさわと広がって、どこまで熟成するのかな?ってくらい長持ちで、かといってゆっくりと楽しむならば何十年も熟成させなくても楽しめるものも多いです。これってある意味、ワインの選択肢といしては究極のひとつだなと思うんですが、気を付けなければならない事があるとすれば、造り手による差が大きく、知らない造り手には手が出しにくい事くらいでしょうか。お値段もしますし、清水の舞台っていうのは高いものです。
さてこちらのバローロ、お値段を見て頂けたらお分かり頂けます様に、レストランで数万円する様な一級品とは別物です。
近年のバローロは、ブルゴーニュ様式とでも言いましょうか「クリュ」と呼ばれる細分化が進んでおります。「バローロ 〇〇」と細分化する事で、その土地の個性を表現する事で、その価値(と、そのお値段)を更に高めています。こちらのバローロも「バローロ グラモレーレ」を名乗る事を許された畑の物ですが、生産者はそれを表記せず、小樽でより密度のある(高級な)バローロが出回っているのを横目に見ながら、土地に伝わる3000リットルの大きな樽で古典的なバローロを家族経営で造り続けています。
安いバローロには手を出すなとはよく言いますが、「これで、このお値段だったらありだよね」と言っていただけたらと思いながら登録しております。どんなお食事ともガップリヨツで組み合うマリアージュ的な機能性はまごうことなきバローロです。からすみや青魚など、赤ワインでどうよって組み合わせも軽くこなしてくれるのは嬉しい限り。色々と同時に食卓に上がる日本の食事に合わせるワインとして、最高に贅沢な選択肢バローロ。お手元に置いておいて間違いのない1本です。
以下、輸入元コメントです。
Cascina Gramolere
バローロを生み出す11の村の一つ、モンフォルテ ダルバの生産者。1966年に父が創業し、1994年に引き継いだ2代目のクローディオ氏が家業を引き継ぎました。その妻のカーラ氏と二人三脚でワイン造りを行っています。所有する畑は平均標高450mにある急斜面の4.5haで、栽培する全ての品種がグラン・クリュのグラモレーレに広がります。
栽培品種は、上段からバルベーラ、ネッビオーロ、ドルチェット。畑の地質は、粘土石灰です。伝統的な醸造方法の実践に注力しており、大樽を使用する長期熟成を行います。長期熟成により、フローラルの豊かなアロマを放つチェリーやバラ、ベリーの香り漂う優雅さ溢れるワインに仕上がります。ワインにクリュ・グラモレーレの記載をしない理由は、「自分たちの畑はすべてクリュだから」とのこと。高級ワインを感じさせる言葉に、プライドと信念をうかがう事が出来ます
Barolo DOCG
モンフォルテ・ダルバの特級区画のネッビオーロを大樽で熟成
年間生産量12,000本。自宅の裏手に広がるグランクリュ グラモレーレ畑の最上段より収穫。1964年と1971年に植えた2.5haのネッビオーロが主体。収穫後、破砕、除梗して10~15日間 30℃で醸し&アルコール発酵。プレス後2~6カ月間セメントタンクでマロラクティック発酵。その後ボッテと呼ばれる3000Lの大樽にて18か月前後熟成、その後セメントタンクで18か月熟成、ノンフィルターでビン詰め。
輸入元:アズマコーポレーション
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