ユッタ アンブロジッチ / ゲミシュター サッツ ラケート (オーストリア)
ユッタ アンブロジッチ / ゲミシュター サッツ ラケート 2019(赤)
VT:2019
生産国:オーストリア
生産地:カーレンベルガー
葡萄品種:ツヴァイゲルト60、ザンクト ラウレント15、メルロー15、ブラウブルガー10のゲミシュターサッツ(混植混醸)
コメント【商品説明】:
オーストリー、ドイツ、アルザスなどで伝わるゲミシュターサッツ。混植混醸。品種ごとに醸してブレンドするのではなく、同一の畑に多様な葡萄品種を植える事で自然のままの交配を繰り返し、いつしかそれぞれの個は失われ、その畑に植わる葡萄自体が個性となります。19世紀フィロキセラの影響で、植え替えが必須であったヨーロッパのワイン畑。冷涼な産地でそれまで多く見られたゲミシュターサッツは、植え替えのタイミングでの管理の合理化の波に飲まれ、その面積を縮小していきます。
そんな中で現れたのがユッタ アンブロジッチ。2004年に興したワイナリーの始まりはリースリングの醸造からでしたが、その後に手にした畑に植わるゲミシュターサッツの伝統的な葡萄畑を引き継ぎ、その道の希望の光となっています。
とても綺麗なウィーンの赤ワインです。もう、グラスに注ぐ前にボトルを眺めてるだけでも楽しめてしまうくらいの美しい色調。凛とした佇まい。それでいてストンと喉に落ちる素直さが魅力です。
※ギフトラッピング不可(瓶が長過ぎるんです…)
以下、輸入元コメントです。
Weinbau Jutta Ambrositsch
2004年、ユッタ・アンブロジッチは著名な広告代理店でのグラフィック・デザイナーの地位を放棄し、ブドウ畑にすべてを捧げる道を選びました。
Oberwart地区、Eisenbergにあるわずか127本の、オーストリアでは決してメジャーではないリースリング種。ここから彼女のワイン造りはスタートしたのです。
ユッタは故郷であるブルゲンランドのウヴェ・シーファーに導かれ、ハンス・ニットナウスの元で研鑽を積みました。
古い老舗の造り手が集まるウィーンの地で醸造所を持たない後発のユッタは、すべてのワインの根源であるブドウに愛情を注ぎます。夫であるマルコと共に、ひたむきに、従順に、誰の目にも明らかなほど懸命に働くことでウィーンの生産者達の信頼を掴みとっていきました。
今日では、彼女は夫と共に、Sievering、Grinzing、Nussberg、Stammersdorfのドナウ川沿いの町に3ヘクタールの畑を所有しています。
すべて有機栽培で畑の中で生まれたものを堆肥にする循環農法です。
当然ながら収穫はすべて手作業、発酵に培養酵母は一切使いません。
ワイン畑に加え、2008年からは400年前の建物で念願のブッシェンシャンク(併設型の居酒屋)も年に10~14度、週末に開いています。
Gemischter Satz Rakete
ブドウ品種:ツヴァイゲルト、ザンクト・ラウレント、メルロー、ブラウブルガー
樹齢:平均30年
畑:石灰質土壌 アルコール度数:11% 残糖:1.4g/L 酸度:7.2g/L
輸入元:オルヴォー
詳しくは輸入元HPをご覧ください。