【完売の為、新商品追加】
自然派自然派って言いますけど、出回ってる自然派ワインの多くは不自然なワインになっちゃってる事が多い昨今の日本の自然派ワイン市場。これならば自信をもっておすすめできるというオレンジワインにやっと出会えました。作り手の名前は「チョティアシュヴィリ」輸入してくれたのはディオニーさん。
今、何がワインのトレンドかって話になると外せないのがオレンジワイン。ここ数年で一気に選択肢も増えてきました。個人的にはオレンジワインよりもカベルネ フランとシュナン ブランの普及の方に興味がある僕ですが、それでもこれはご紹介せねばと思いまして。
オレンジワイン特有の醸し工程から来るタンニンと酸化のそれ。スキンコンタクトが長いってだけもオレンジにはなるわけですが、結局どこがスタンダードなのかわかりにくい。どこまでが物足りなくて、どこまでが過剰なのかすら誰もわかってないんじゃないでしょうか。
「奇抜な事をして注目を集める」そういったベクトルにない、ただ、真面目に作った結果がこうでしたってオレンジワインが、ワイン発祥の地「ジョージア」にありました。
どちらの品種もタイプは異なりますがオレンジワインの特徴である深みとタンニンを備えています。味わいとしてはとてもピュアで自然な仕上がり。クヴェヴリと呼ばれる壺で寝かせた本格的なオレンジワインがお楽しみ頂けます。しかしこれは、ある意味で普通のオレンジワインであるという事です。先日ご紹介したシードルもそうですが、普通であるって事はとても大切な事だと思います。普通=もの足りない、つまらないって方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は普通であったり、健全であったり、そういった要素が実は一番難しい表現なんじゃないかと思っていますし、評価されるべきだと信じています。そうではないワインが目立つジャンルだからこそ、〇〇らしいって言えるワインが僕は好きです。
オレンジワインの良い所は、複雑さ、食事との相性の良さ、抜栓後の保管の容易さにあると思います。白の代わりにごくごく飲むには向かないかもしれませんが、映画を見ながらとか、1日1杯ずつ飲んで変化を楽しんだりとかそんな楽しみ方もできるので、家のみワインにはうってつけのワインなのではないでしょうか。
聞いてはいたけど手が出なかった。そんな方にお勧めします。
【ジョージアのオレンジワイン】
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