ル プレ ヴェ-ル / ピシャラット ルージュ 2022 (フランス/南西地方)

FRR0059822
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¥3,600(税別)

(税込¥3,960)

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ル プレ ヴェ-ル / ピシャラット ルージュ 2022(赤)

(FRR0059822)

ヴィンテージ:2022

生産国:フランス

生産地:南西地方

葡萄品種:メルロー80、セミヨン20

コメント【商品説明】:

※数量限定の為、お一人様1本までとさせて頂きます。

黒ブドウと白ブドウのブレンド。

薄い赤。食事がヘルシー&ライトになっているという事で、赤ワインが全体的に軽めになっています。日本は今でも「重い赤」にも一定以上の需要がありますが、以前よりはリクエストを頂く頻度が少なくなって来ているような気もします。

日本で軽めの赤ワインというとブルゴーニュのピノが人気ですが、最近ではガメイが好きな人をガメラーなんて呼ぶようにもなったらしく、これも時代の流れのひとつなのでしょう。ただ、世界的な軽めの赤ワインについては、既に品種選びでどうこうする所よりも一歩前に進んでいて、薄い赤なのか濃い目のロゼなのか、どっちともつかないワインを多く見かける様になりました。

こちらのワインは、赤ワイン用のメルローと、白ワイン用のセミヨンをブレンドしているのですが、これをロゼワインとして考えると、別々に醸造してブレンドするブレンド法よりも、ブドウの状態で混ぜてまとめて醸造する混醸法で造られる場合の方が、どちらかと言えばポピュラーになる様ですが、そういったお土地柄等に由来した理由があって選択しているというよりは、現代的な味わいを表現するために、手段は問わずに自由な発想でワインを造っているような印象です。

赤ワインとして、メルローとしてのボリューム感はほどほどに抑えられてはいるものの果実感は十分で、それを下から支えるようなセミヨン感。セミヨンって、ソーヴィニヨン ブランとブレンドすると良く分かるのですが、飲み込んだ後に鼻から抜けていく香りが心地よくて、行きも帰りも香りを楽しめる素晴らしいブドウなんですよね。それを、赤と合わせるのかって。その発想が、もう素晴らしいなって。

 

以下、輸入元コメントです。

Le Pre Vert

Le Pré Vert ル・プレ・ヴェ-ルは、Guillaume Jacquemin ギョーム・ジャックマンが妻の Yasuko ヤスコと共に 2017 年に南西地方に創設したドメーヌです。ボルドーの様々なシャトーでワインを造り、オーストラリアやアメリカでの醸造経験もあるギヨームは、自身でワイン造りをしたいという想いにかられ、妻のヤスコとともに、丘の上で、家とセラーとブドウ畑が森に囲まれていると言う条件を満たす場所を探していました。2017 年、二人はベ ル ジ ュ ラ ッ ク の Razac de Saussignac ラーザック・ド・ソシニャックのコミューンに、その理想に叶う素晴らしい場所を見つけて移住。ワイン造りを始めたのです。自然とワインを愛する二人は、すぐに畑をビオとビオディナミ農法に転換。無耕起、無肥料で栽培を行っています。ビオディナミの調剤の他に、空豆やクローバー、セレアルなどを緑肥として畑に撒いています。また、畑と周辺の生物と植物の調和、そして気候変動に対応するため、畑の周辺に生け垣を作り、果樹を植えています。

ブドウ畑の周りには池や林があり、魚が泳ぎ、蛙、イモリ、オケラ、アメンボなどが生息しています。鴨などの野鳥も飛来します。また野生のプルーンやサクランボ、栗など様々な木々の茂る林には猪や鹿、キツネやウサギがいて、時々畑にも現れます。Le Pré Vert ル・プレ・ヴェ-ルとはフランス語で緑の草原と言う意味です。二人は、緑が溢れる生き生きとしたこの地で、その年のブドウの出来に合わせたワインを造りたいとの想いから、ドメーヌ名をル・プレ・ヴェ-ルとしたとのことです。

栽培面積は 6 ヘクタールで、ブドウ畑はドルドーニュ河を見下ろす丘陵の斜面に位置しています。土壌は、石灰岩の母岩で、表土はシレックスと泥灰土。栽培品種はメルロー、カベルネ・フラン、マルベック、セミヨン、ソーヴィニョン・ブラン、マンサン・ノワール、マルセラン、フェル・ザルバドゥ、ユニ・ブラン、コロンバール、シュナン・ブランなど 11 品種を栽培しています。

温暖化対策と病害対策のため、特に病害に弱いメルローを、糖度が上がりにくい古代来種のブドウに、少しずつ植え替えをしています。秋には羊を放牧して雑草の駆除を行います。

羊の糞はそのまま畑の肥料になります。

手摘みしたブドウは野生酵母のみで自発的に発酵され、醸造添加物は一切加えずに醸造されます。発酵はステンレスタンクもしくはファイバータンクで行われ、熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰めされます。亜硫酸は無添加、もしくは必要な場合に限り、瓶詰め時に最小限添加するのみです。ドメーヌでは、辛口の白ワインから軽い赤、ロゼ、しっかりとした赤、マセラシオンの白、甘口ワインまで、バラエティーに富んだキュヴェを手掛けています。ル・プレ・ヴェ-ルのワインは、どれもみずみずしくフレッシュで、美しくしなやか味わいが特徴です。

 

Picharate Rouge

メルローにセミヨンをブレンドした薄い赤

Vin de France ヴァン・ド・フランス

品種:メルロー80% セミヨン 20%

ヴィンテージ:2022 年

醸造:手摘みで収穫したブドウを品種毎別々に醸造する。メルローは完全に除梗してファイバータンクで野生酵母のみでアルコール発酵。マセラシオンはアンフュージョンで約 3 週間。

セミヨンはダイレクトプレスして、野生酵母のみでステンレスタンクでアルコール発酵。自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、2 品種をブレンドして、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。

2022 ヴィンテ-ジの収穫日は、セミヨンが 9/6、メルローが 9/12。総生産量 8,000 本。アルコール度数 12.5 度。2024 年 8 月時点の SO2 トータルは 35 mg/l。

「Picharate ピシャラット」とは、フランスの南西地方の方言で『コウモリ』のことです。プレ・ヴェールの畑の周りにはコウモリが住み着いて、夏の日が沈む頃によく見かけられるそうです。

夜行性のコウモリは、蚊などの飛んでいる虫を一晩に 3000 匹も食べるそうです。コウモリがブドウを食べる虫も食べてくれるため、虫を退治する手間暇や、ブドウが虫に食べられることも少なくなり、非常に好都合であるそうです。プレ・ヴェールとは異なり、周りに建物や森がないブドウ畑では、小さな巣箱を設置して、コウモリに住み着いてもらおうとする試みをするドメーヌもあるそうです。このようにコウモリが健全なブドウ栽培に一役買ってくれているので、コウモリをエチケットにしたそうです。

 

輸入元:VIVIT

詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。

http://www.vivit2012.co.jp/cn7/leprevert.html

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい